>>906
フォアってイースタンとセミウェスタンの間に一つ壁があって、というのも前腕の回外回内を使うときにラケット面と前腕が垂直だとボールに対してスピンを掛ける動きになる。

が、これが少しイースタン寄りになると回内回外の動きで面が微妙に向きが変わるのでインパクトのポイントで方向が変わる。

逆にウェスタンの前後と面が垂直よりも更に厚くなっても回内回外で面の方向が変わる。
完全なイースタングリップならもう回内回外を積極的に使うと、ラケット面が右左極端に向いちゃうので腕全体でスピンを掛ける形になる。

これがザックリとしたイメージだけど、もしかしたら>>906は同じセミウェスタンと思っていても、前腕とフェイスが垂直より少し面が被るインパクトになってて
それが少し自分でイースタン気味に、ってやったらインパクト面がボールに垂直に当たるようになって、威力もスピンも掛けやすくなったのかも。

その代わり、ほんの少し打点は後ろ気味になるんで「どこまで呼び込めばいいのかわからず、振り遅れることも」という感じになったとか。

フェデなんかはセミウェスタンまでいかないけど厚目のイースタンで握ってて、手首を背屈させてインパクト面では前腕とラケット面が垂直で当たってる。
なので、イースタン気味だけど、前腕の回内でスピンを掛ける打ち方でも打ててる。

あと、元々厚いグリップで高い打点で打ててた感覚が残ってて少しイースタン寄りに握ってボールとラケット面が垂直に当たって高い打点でも打ちやすくなったとか。

ガス欠と同じで、自分はイースタンで握ってるのに、と思っても実際のインパクトでどういう当たり方してるかは分かんないから、そういう仮説は成り立つ。