長期金利、上昇幅を拡大 一時0.010% 先物安が波及
2020/01/14 13:48 日経速報ニュース
 14日午後の国内債券市場で長期金利が上昇幅を広げている。指標となる新発10年物国債の利回りは
前週末比0.015%高い(価格は安い)0.010%を付けた。約3週間ぶりの高水準となる。米中関係の改善
を見込んだ債券売りが先物で進み、現物債に波及した。市場からは「日本時間14日の時間外取引で米
長期金利が上昇しているのも、国内債相場を押し下げている」(国内証券の金利ストラテジスト)との声も
出ている。