◆自動車株が軟調=円高などを受けて売り先行
 トヨタ<7203>が前日比38円安の6887円と続落しているほか、日産自<7201>、ホンダ<7267>、
マツダ<7261>、SUBARU<7270>など自動車株が値を消している。為替がやや円高に振れているほか、
米国株が下落したため、「ひとまず売りが先行している」(国内証券)と指摘する。
個別でも、「トヨタは名古屋国税局の税務調査を受け、海外企業などに支払った計約26億円について
所得税の源泉徴収漏れを指摘されていたことがわかった」ときょうの朝日新聞で報じられた。
「日産自や神戸鋼<5406>など企業の不祥事が相次いでいるだけに、買い見送り要因につながった」(同)と説明する