0995名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 618e-OAlk)
2024/05/12(日) 07:08:52.25ID:EtWrQuNJ0現在放送中のアニメ「終末トレインどこへいく」では
物理法則が乱れた世界で西武池袋線で池袋を目指す女の子たちという
銀河鉄道の夜や999、そしてピンドラを彷彿とさせるような話をしているが
このアニメもおそらくアニメ業界の話を入れてくるのは1話や監督の時点で間違いないだろう。
「ピンドラはアニメ業界を描いた作品でもある」
と大体私が気づいた後にそのアニメが放送が始まったのは最早「運命」を感じてしまう。
終末トレインの水島監督によると西武池袋線も新宿線も中央線沿線もアニメ業界人の利用が多いという。
そして水島監督は'17年にアニメ業界の話を描いた「SHIROBAKO」を作ってるし
今作でも1話から劇中アニメ「練馬の国のアリス」なんてものを入れてくるし
今度の14日、監督が担当した8話の先行上映会もやるそうだし
その時に劇中アニメの方を用いたグッズをプレゼントするなんて
明らかに「SHIROBAKO的な話をやるだろう」という予感しかしない。
ピンドラへのある種の挑戦状だとしか思えないし
私はユリ熊嵐は大スキだがピンドラの方は思い入れはあるが左程では無いし気分は複雑だ。
だからアニメ業界の話も描いているピンドラの話を私の分かる範囲内で今の内に書かなければ!と
ある種の使命感に駆られてしまったのだろう。
例えば、一年ほど前の「水星の魔女」はガンダムブランドだが話の方はそこまで好きになれるものでは無かった。
ネットでは「ウテナのパロディだ」と揶揄され続けていたが
褐色のヒロインを巡って決闘するウテナもイメージ的には
イクニさんの好きな1stガンダム最終話のララァの愛を巡って決闘していたアムロとシャアの構図そのものだろう。
水星の魔女は22話の生身のフェンシングによる決闘でその事を視聴者に伝えている気が私にはした、ラストシューティング風な決め手にしてまで。
つまりウテナも1stガンダムが無ければあの様な出来にはなっていない、ピンドラにおける「画面越しの知恵の実の受け渡し」と一緒だ。
それは逆の向きもあってセーラームーンが無ければ'94年のガンダム作品「機動武闘伝Gガンダム」のノーベルガンダムのデザインもああはならなかっただろう。
アニメ業界では商売敵のクリエイターはお互いに影響を与える場合も受ける場合もあってアニメを創っている。
水星の魔女は百合的に私にはイマイチだった、決闘と婚約者という設定を見せてるだけに感じた。
百合よりも能登さん演じるプロスペラとの母娘の物語、それぞれの親子の物語としては良いものになっていたと私は感じている。
長々となったが
今度の終末トレインは水星の魔女みたいな見た目に分かり易いイクニ作品のパロディとは違った底知れぬプレッシャーを現時点で私は感じているのだ
人気が出るかどうかの方は神のみぞ知る、だが。