http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPTYE8AC01N20121113

 米マイクロソフトは、「ウィンドウズ」部門トップのスティーブン・シノフスキー氏が即日付で退職する、と明らかにした。同社は先月、
「ウィンドウズ8」を発売したばかり。

シノフスキー氏退職後は、ジュリー・ラーソン・グリーン氏が「ウィンドウズ」のハードウエア・ソフトウエアを率いる。また、タミ・レラー氏
は同部門の最高財務責任者(CFO)および最高販促責任者(CMO)として留任、「ウィンドウズ」ビジネスに責任を持つ、という。

2人は、バルマー最高経営責任者(CEO)に直接リポートする。

マイクロソフトはシノフスキー氏の退職理由は明らかにしていない。

ガートナーのアナリスト、カロライナ・ミラネシ氏は、退職は急な話で、引き継ぎ期間がないのもおかしいと首をかしげる。「(タブレット端
末の)サーフェス販売があまり盛り上がらないことが理由なのかもしれないが、それがトップ退職につながったとは考えにくい」と述べた。

ただ、サーフェスはマイクロソフトのビジネスモデルがハードに傾いたことの表れであり、今回の人事もその一環かもしれないと指摘した。