http://www.gizmodo.jp/2012/11/windows_8_15.html

ロンドンの街灯をiPadからコントロール可能にする計画が始まりました。これは街灯をモニタリングし、エンジニアたちがiPadによって
街灯を操作できるようにするもので、ロンドンの中央部を横切る形で行われる計画。ウェストミンスター市議会での決定に伴い、4年
かけて街のライト1万4000個がすべてiPadで操作可能になる予定です。

初期投資額は、325万ポンド(約4億1700万円)にのぼるそうですが、メンテナンス費用の削減と節電効果によって7年で回収可能と
考えられています。2015〜16年からエネルギー費用を年間42万ポンド(約5400万円)削減できるだけでなく、24時間街を照らすこと
が可能になり、安全面からの役割も果たすとのこと。

イギリスで街灯を電子的に管理するのはこれが初めてのことです。もしライトの交換が必要になったり電線が壊れたりしたら、シス
テムがそれを発見し、エンジニアがすぐさま派遣されます。システムはあらかじめライトの交換を予測することも可能。また、これに
よってエンジニアたちは街灯の下からでもiPadのアプリを使って明るさを調整することができるようになります。