http://www.computerworld.jp/topics/576/205189

 ある開発者が、GoogleのiOS 6対応「Maps」だと主張するプログラムの画面ショットを公表した。同プログラムは現在アルファ版だという。

 米国ForbesのWebサイトは、これらの画像が正規のものである証拠はないが、「同開発者が新アプリに関して示した事柄には説得力が
ある」と述べている。

 同開発者があげたMapsの特徴は、「ベクター・ベースである」「2本指で回転可能」「非常に速い」「『iPhone』の4インチ画面をサポートして
いる」などだ。

 Appleが先日リリースしたiOS 6アップデートは、ユーザーにはあまり受けがよくない。無情にもGoogle MapsがバグだらけのApple製地図
アプリに差し替えられてしまい、今も多くのiOSユーザーがGoogleの地図をもう一度と切望している。

 Forbesの記事は、新アプリには「Google Earth」も統合されることを報じている。
 一連のリーク画像を掲載し、自身のアプリの宣伝に利用しているのはベン・ギルド(Ben Guild)氏という名の開発者だ。同氏は自分のアプ
リを「手軽に使えるApps認証済み地図」と説明している。

 現状とは裏腹に、当のGoogleは地図アプリの更新を急いでいないようである。エリック・シュミット(Eric Schmidt)氏はAppleの最初の動き
を待つようすで、iPhoneにGoogle Mapsを“復帰”させることに関しては「まだ何もしていない」と語った。

 しかし、New York Timesによると、同社はiOS向けGoogle Mapsの開発を目指しているという。