http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1210/11/news104.html

 「iPhoneを金輪際、扱わないというわけではない」――NTTドコモの加藤薫社長は10月11日に開いた冬モデルの発表会で、iPhone 5
発売の可能性について問われ、これまでと同様の説明を繰り返した。

 「iPhone 5は魅力的な端末だが、サービスとネットワーク、端末を一体で提供したいわたしどもと、Appleのやり方は少し違う。共存共
栄でき、(Appleに)ご納得いただける方法を模索している」という。

 iPhone 5が発売された9月の番号ポータビリティ(MNP)の利用実績は、KDDI、ソフトバンクモバイルが転入超過だった一方、ドコモは
9万5200の転出超過となった。加藤社長は「iPhone 5の発売で一定の影響を受けたが、総販売数や新規販売、量販店シェアはそれほど
影響を受けていない」と話し、MNPでの流出は想定内ととらえているという。