http://jp.techcrunch.com/archives/20121006foxconn-denies-strike-at-iphone-5-plant-but-says-apple-did-ask-it-to-improve-quality-control/

電子機器製造の巨人Foxconnは、Appleの最新iPhoneを組み立てている工場で、10月5日金曜日に数千人規模のストライキがあったという
以前の報道を否定した。ストライキのために同デバイスの生産が「麻痺した」と伝えられていた。今日(米国時間10/6)Foxconnは、そのよう
なストライキが起きていないと言い、iPhone 5の製造は予定通りであると主張した。 Reutersによる。

以前の報道では、3000から4000人の労働者がFoxconnの河南省鄭州工場で金曜日の午後にストライキを始めたとされていた。iPhone 5の
「厳格すぎる品質管理」とその新たな高基準を満たすための労働者訓練の不足があいまって、騒動のきっかけになったと言われていた。労
働者が一週間にわたる国民の祝日期間に働くことを要求されたことも緊張に輪をかけたと記事は伝えている。

しかしFoxconn Technology Groupは今日Reutersに声明を送り、ストライキがあったことを否定した。声明によると、問題の工場では数日前
に小規模な騒動が2件あったが、「直ちに対応」し、「従業員ストライキ」には発展しなかったと主張している。「該当する生産ライン」には追加
要員を割り当てたことも付記している。

「従業員ストライキがあったとする報道はいずれも不正確である」と、ReutersがFoxconnの言葉を引用している。Foxconnはさらに、「作業の
停止はなく、他のFoxconn施設も計画どおり進んでいる」と語った。国民の祝日に働いた従業員は自発的にそうした、とも付け加えた。

Foxconnはさらに、AppleからiPhone 5の「品質検査を強化する」ための指示を受けていたことも明かした。これは「同機の美的欠陥に関する
複数の顧客からの苦情を受けた」ものだ。

本誌はAppleにこの主張を確認しているので、情報が入り次第続報する。