鳩山演説
2009年10月27日 (火)

昨日、やっと開催された国会での所信表明演説は賛否あるものの、私はあれでよいと思った。
これまでのものとはやっぱり違う。
日ごろ私が言ってきたようなことを言ってくれたので、民主党は私のブログでも
読んでいてくれているのだろうか。そんなことはないと思うが、内容はよかった。
ただし、本当にそのまま進めてくれればの話だが、
鳩山氏の顔には本気度が見えたので、記念すべきスタートと言ってもいいかも。
みずがめ座時代の幕開けが日本から始まった印象すらもった。
鳩山が述べた理想を、現実味がないとか、よくわからない、、
という反応をした議員が多いようだが、これからは算術では動かない。
本物の理想でしか動かないことを彼らはまだ理解していない。
やあ、本当に人類はよくここまで来たと思う。
改めて、富岡の製紙工場でなくなって行った幾多の女性たちへ、
無慈悲な上司の意地のために無益な戦闘によってなくなって行った多くの英霊たちへ、
金にしばられこき使われ、人情の一遍も与えられることなく死んでいった
多くの庶民へ、やさしく語りかけられる時が来たのだと思う。
一面では国家や政治の無常は最大に達するだろうが、もう先は見えている。
たとえ負けてもこれから死ぬ者はもう孤独ではないだろう。
何が間違っているかをもう多くの人が気付き出している。
昨日の所信表明でその姿勢が語られたのだから、政治にあまり期待しない私でも、
感慨深いものがあった。
もちろんこれからを見ていかなければわからないが、変化は起きたということである。
その日にノリピー裁判を合わせたのが誰だかはしらないが、姑息な手はこれからも使われるだろう。
しかしそういう勢力はすでに負けていることに気付いていない。