桃鉄強くなりたい
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目的地まであと20マスになったら「充電カード」物件は農林系が強いからなるべく確保
九州あたりにいるときに目的地が東北や北海道あたりなら、迷わずぶっとびカード使え
ブロックカードは絶対持っておき、妨害系カードは積極的に使え 充電カードは沖縄到着専用だよ
普通の目的地に使うのは勿体無い 確かに四人でやってて一人だけ異常に強い奴がいるとつまんないんよね 281:ぼうず◆LNPKG0ZdHw 02/25(土) 13:47 CIIJTqeUO [sage]
日本国内、私が仕事休みの日であれば出張致します。
もしこちらに来て下さるならば、仕事日でも時間が合えば指導させて頂きます。
saak475yuu@yahoo.co.jp
これって釣りだよな? 兄弟や友達とやると高確率で喧嘩になるゲームだから
ソロプレイ推奨
桃鉄でケンカになった事とか一度もないんだけど、俺が普通じゃないのかな? とにかく回りに強い人がいるかどうかだよね
漏れは消防のころから姉貴や兄貴に鍛えられまくった 桃鉄は絶えず状況が変わっていく、指導者が介入できるのは限られており
プレイヤー自体が賢くなければならないし、自分がどこにいて
味方や敵がどこにいるかを俯瞰か、またそれに類する観点から把握できる
空間認識能力が必要になる、こればかりは場数を踏みに踏んで身体化させるか
意識的に脳を使って訓練してこれを体得しなければならない
教える教えないで言えば教えられることなど殆ど無いのかもしれない
場数を踏む機会に恵まれたものか、意識的に頭を使った者だけが生き残る
それを怠った者は上にあがれない、才能がなかったわけではない、活かせなかっただけだ
指導者もデキの悪いプレイヤーも桃鉄がどういうゲームかを知らず、桃鉄は運ゲーか何かと勘違いしている
伸ばすところを伸ばさずにいたずらに後でどうにでもなるようなところを中心に伸ばそうとする 強くなれない人の五つ法則
・目的地猛進
・貧乏神恐怖症
・赤マス回避
・ぶっとび大好き
・妨害優先
駐車しようとして友人はねる 男子大生逮捕
10日夕方、横浜市のマンションの敷地内で、大学生の男が車を止めようとして友人の女性をはねる事故があり、女性はまもなく死亡した。
事故があったのは、横浜市金沢区のマンションの敷地内。警察によると、10日午後6時過ぎ、男が知人のマンションで駐車しようとした際、
車の前にいた20歳くらいの友人の女性をはねた。女性は病院に搬送されたが、まもなく死亡が確認された。警察は、自動車運転過失致死で男を現行犯逮捕した。
逮捕されたのは筑駒出身・横浜市立大学医学部・角田翔太郎容疑者(21)で、警察は、角田容疑者がアクセルとブレーキを踏み間違えた可能性があるとみて調べている。
大学3年の時に車で女友達を轢殺
角田 翔太郎 ?@tsunoshou3611
@Billie_oni_yan パパにマセラティーはダメだと言われた。
仕方ないのでベンツCLSを買ってもらったよ。
↑
人間は平等ではない!
頼む スレを建ててくれ
スレッド名は 横浜市立大学医学部 角田翔太郎が女友達を轢殺 ベンツCLS で頼む >>31
勝つにはキング変身前までにいかに貧乏神を背負い続けて攻めの桃鉄。これに尽きるな。
序盤で独走出来たら、今度はひたすら守りの桃鉄。独走出来るって事は力量に差があるんだから、逆転される事はない。
2位〜4位の奴に適度に餌与えてモチベーションを維持させたら、最後まで遊んでくれる率も高まる。 マッピング
↓
物件表の作成
↓
イベント関連の調査 ググってみたら初級者が中級者になるための攻略法はいろいろ出てくる。
でも中級者が上級者になるための攻略法はいくら調べても出てこないね。 どれくらいをもって、上級者って言うのか定義が難しいからな。
個人的には、さくま三人フルボッコ楽勝で、中級者だと思う。
俺もその類。
上級者は、何て言うか、変態的に強い人って印象。
俺の周りにはいなかったから、フルボッコにされたことはねーけどさw 初心者と初級者
中級者と上級者
この2つの違いは分かりやすいが、
初級者と中級者の違いは定義しにくい。 オンラインで色んな奴見てきたが桃鉄っつうのは強くなれるゲームじゃないように思う。
ある程度慣れて初心者の域を脱した時点で、弱い奴が強くなる事は100%ありえない。
何年経っても同じ。 強くなるにはごまかしが効かない短期で腕を磨いたほうがいい。
長期で特にコンピュータ相手だと、自分の弱点に気づかないまま時が過ぎるって事になりがち。 最初はルールすら知らなくても、99年やればそのうち慣れてきて、さくま×3にも勝てるように設定されてるゲーム。 >>42
中級ってのは存在しない。
強いか弱いか、慣れてないか。 それはねえよ。渡辺レベルが上級、勝間レベルが中級。
通算200年以内が初心者で、200年以上が初級者。
こんな感じだよ。 対人戦で運がいまいちで目的地に入れないことが多いんだけど
ゴール資金に頼らずに勝てるコツはありますか? 一流から超一流になるには進行形を縛ってみるのが近道 Wifi対戦ができるっていまさら知ったんですが今でも2010は野良検索でも他人とあたりますでしょうか?
それともスレで同士を募集して対戦する形が主流なのでしょうか?
PCエンジンでプレイしていた頃が懐かしい 私は、まずしょっぱなから千葉のあたりのカード駅でボンビラス行くか貧乏神に場所を
移動させられるか以外はずっとその場所維持して
まずは、借金大国を築きます。
もちろん年数マックスでスタートします。
他のプレーヤーが1位になるためにゴールを目指して走っていても
気にせずひたすら千葉をクルクルしてます。
最低限欲しいカードはたいらのまさカード。
というか、1000兆円以上の借金を作り残り年数1桁になった時点で
キングボンビーを他人に押しつけ、目的地に黄金を
置き、キングボンビーの餌食にさせて
借金プレイヤーを1人増やす。
その間、私はとにかくマイナス駅にとまりまくる
頃合を見てたいらのまさカードを使用して
皆の頑張った時間を無駄にします。
頃合じたいギリギリな年数なんで
数年が勝負ですが。
友達などとやると気分を悪くしたり
口を聞いてもらえなくなったり
しましたが、勝負なんですから
勝たなくてはいけません。
どんな方法を使っても。
あとは、コンピュータ相手ならマックス年数設定で人間2人スタート。
最後の1年の1ヶ月残した状態で
コンピュータ設定に変更。
一番勝てる方法です。 目的地に一番近いやつと 一番遠いやつの中間をウロウロしてればいい JR北海道 ローカル線普通列車、11区間で79本削減
JR北海道は27日、来年3月のダイヤ改正に合わせて削減を検討しているローカル線の普通列車について、具体的な対象路線名と列車を発表した。
削減率が最も高いのは21本中8本を削減する根室線・釧路-根室間の38%。
現在は1日3往復ある札沼線・浦臼-新十津川間は同1往復になる。
対象となるのは他に函館線や室蘭線などで、計8路線11区間。
一部区間で運転を取りやめる列車も含め、全体の約15%にあたる79本を削減する。
部分運休中の日高線や、2016年度中の部分廃止を検討している留萌線は対象外。
富良野線も利用客が多いため除外した。
削減は140両ある主力のディーゼル車「キハ40形」のうち、老朽化が著しい10両の使用を、来年3月のダイヤ改正に合わせて取りやめるために行う。
http://mainichi.jp/select/news/20151128k0000e020242000c.html JR北海道 キーは在来線利用促進 新幹線、当初は赤字
「新幹線の収入確保はもちろん、在来線も含めた需要喚起が必要だ」。
11月26日、国土交通相の諮問機関、運輸審議会が函館市で開いた新幹線特急料金の公聴会。
JR北海道の島田修社長は、委員に収支状況を問われ、険しい顔で答えた。
発言の背景には、新幹線単体で開業から3年間、年平均約50億円の赤字予想となる苦しい経営事情がある。
新幹線を建設した鉄道・運輸機構に開業から30年間、需要予測に基づいた利用料を払うほか、青函トンネルの老朽化対策や寒冷地対策が重くのしかかる。
ただ、島田社長が「予想を上回って人の動きが道内に広がれば、当社の収支改善につながる」と語ったように、JR北の努力で増えた収入はそのまま取り分となる。
鍵を握るのは、新函館北斗と道内各地を結ぶ約2500キロの在来線だ。
ただ道南のJR在来線でIC機能対応の動きはなく、このままではアクセス列車区間で「切符不要」の利便性が途切れてしまう。
函館商工会議所の新幹線函館対策室の永沢大樹室長は「アクセス列車でIC機能が使えないのは問題だ。切れ目のない利便性のためにも、IC機能を導入すべきだ」と訴える。
利用客は観光客だけではない。
七飯町は11月、アクセス列車が走り、周辺人口約2万5000人の七飯駅、大中山駅の停車本数を増やすようJR北に要望した。
また開業後に江差線の五稜郭-木古内間は経営分離され運賃も値上げされる。
七飯町政策推進課は「新幹線ができてもこれまでより不便になるのは困る」と話す。
http://mainichi.jp/articles/20151207/k00/00e/040/108000c JR北海道 進むローカル線整理 発言権増す「東」派遣組
2013年9月に函館線大沼駅で発生した貨物列車脱線事故後、JR北では運行トラブルや不祥事が続いている。
この結果、社内ではJR東派遣組の発言権が強まっている。
JR北社員は「JR東の使命は東北新幹線と直通する北海道新幹線をきっちりと開業させることだ。道内ローカル線の運行には関心がない」と指摘。
この1年間で、JR北は在来線の整理を急速に進めており、留萌線(留萌-増毛間)については16年度までの廃止を地元自治体に提案した。
また、JR北は11月、100円の営業収益を上げるための費用を示す「営業係数」を1987年のJR発足以来初めて公表し、
道内ローカル線が不採算路線であることを強調した。
1月に高波で盛り土が流失し、鵡川(むかわ町)- 様似(様似町)間が運休している日高線を巡っては、復旧費用の約30億円を「負担できない」として、
費用負担のあり方を国や道と協議。
また、来年3月のダイヤ改正では、札幌圏を除くローカル線列車の15%に当たる79本を減便する。
JR北社員は「プロパー社員が会社の将来像を描くべきだが、その能力のある人材がJR北にはいない」と嘆く。
http://mainichi.jp/articles/20151223/k00/00e/040/175000c 【映画】『桃太郎電鉄』ハリウッドで実写化決定! 監督・脚本はファミリー映画の巨匠クリス・コロンバス [無断転載禁止]2ch.net
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/%68%6F%74%65%6C/1427977761/ JR東、山手線・京浜東北線「品川新駅」概要を公表 20年春に暫定開業へ
JR東日本は9月6日、田町駅と品川駅の間に新設する「品川新駅」(仮称)の概要を公表した。
山手線と京浜東北線の駅として、2020年春の暫定開業、24年の本開業を目指す。
田町駅から約1.3キロ、品川駅から約0.9キロ付近の品川車両基地跡地内に新設する。
ホーム形態は、山手線と京浜東北線の線路別島式2面4線。
駅は地上3階(高さ約30メートル)・地下1階、総床面積は約7600平方メートル。
デザインは建築家の隈研吾氏が手がけ、2014年から作業に着手。
日本の折り紙をモチーフとした大屋根に、障子をイメージした膜や木などの素材を活用、日本の「和」を感じさせる駅にするという。
駅の東西には大きなガラス面を、またコンコース会には約1000平方メートルの大きな吹き抜けを設け、街との一体的な空間を創出。
改札内には約300平方メートルのスペースを設け、さまざまなイベントを行う。
「グローバルゲートウェイ品川」を目指す品川開発プロジェクトの一環。
「世界中から先進的な企業と人材が集い、多様な交流から新たなビジネス・文化が生まれるまちづくり」を目指し、国際交流拠点となる新しい街の中核施設として新駅を位置付ける。
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1609/06/news102.html JR北海道、経営危機的状況突入…「維持困難路線」発表へ、修復費用捻出できず運休続出
この30年間で最大ともいうべき危機が迫っている。
JRの鉄道路線の存亡問題である。
事の発端は、7月下旬に北海道旅客鉄道(JR北海道)が発表した「持続可能な交通体系のあり方について」という文書だ。
発表文の冒頭で、沿線地域の自治体に対して、こう通告した。
「当社の経営状況は極めて厳しく、また当社が経営基盤を置く北海道は、全国を上回るスピードで人口の減少が進んでいることから、
それぞれの地域特性に応じた持続可能な交通体系のあり方について、地域の皆様に早急にご相談を開始させていただきたいと考えております」
(中略)
赤字ローカル線を切り捨てるだけでは、問題の解決にはつながらない。
問われているのは、北海道そのものの活性化なのである。
http://biz-journal.jp/2016/09/post_16749.html JR北海道、赤字3線区廃止へ…バス転換念頭に
赤字路線の見直しを検討しているJR北海道が、輸送密度(1日1キロ・メートルあたりの輸送人数)200人未満の3線区を廃止し、バスへ転換することを念頭に沿線自治体と協議する方針を固めたことが24日、わかった。
JR北は年内にも方針を公表し、経営再建を急ぐ見通しだ。
JR北などによると、3線区は、札沼線の北海道医療大学―新十津川間(14年度の輸送密度81人)、根室線の富良野―新得間(同155人)、留萌線の深川―留萌間(同177人)。
また、輸送密度200人以上2000人未満の線区についても沿線自治体と維持の可否や手法を協議する考えだ。
JR北は7月、赤字路線の再編計画「単独で維持が困難な線区」を秋口にも公表する方針を表明していたが、8月中旬以降に相次いだ台風被害への対応で公表が遅れている。
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20161025-OYT1T50018.html JR九州の「初値3100円」は、高いのか安いのか
10月25日、九州旅客鉄道株式会社(JR九州)が悲願の上場を実現した。
東証1部でついた初値は3100円と、公募価格の2600円を19.2%上回った。
順調なスタートといえる。
先に上場したJR3社(東日本・東海・西日本)は、新幹線が成長事業となって最高益を更新し、株価も長期的に上昇していった。
JR九州は、当初、新幹線を保有していなかったため、成長の元がなかったが、2011年に九州新幹線が全線開通してからは、新幹線に新たな業績拡大の期待がかかっている。
加えて、2013年に運行開始したクルーズトレイン「ななつ星」や、さまざまな趣向をこらしたD&S(デザイン&ストーリー)列車が国内外の観光客に人気を博している。
ところが、JR九州は、分割民営化によって発足した1987年以来、鉄道事業が黒字になったことが一度もない。
東京・大阪・名古屋の3大都市を地盤に持つJR3社とは、収益地盤がまったく異なる。
JR「3島会社」と言われるJR九州・四国・北海道には、人口減少地域で赤字ローカル線を抱える不安がつきまとう。
沿線人口の減少で、経営はこれからますます厳しくなる可能性もある。
http://toyokeizai.net/articles/-/141942 JR九州が株式上場まで赤字路線を維持した理由
10月25日、JR九州は東証1部上場を果たした。
同日前後、報道各社がJR北海道の路線廃止検討を報じている。
JR九州は、マンションを主とした不動産業、コンビニやドラッグストアに着目した小売業、東京をステップとして上海へ進出を果たした飲食業があり、それぞれ成功した。
その一方で鉄道事業はかすんでしまいそうだ。
しかし、JR九州がここまで成長できた理由は、そんな鉄道事業をないがしろにしなかったからだ。
上場以前のJR九州にとって、鉄道事業こそが信用の源泉だった。
このような考え方は、株式上場によって変化するかもしれない。
株式を上場すると、企業の理念より株主の利益追求を重視する意思も現れる。
株主にとって赤字事業の廃止は当然である。
会社の資産を担保に市場から資金を調達できるようになれば、鉄道の運行による信用は考慮しなくて良いと言える。
ローカル線を維持する必要性は減衰する。
では、JR北海道が取るべき道は何か。
鉄道ファンとしては書きたくないけれど、運行を維持できない路線はバッサリと切り捨てるべきだ。
運行できないための損失は、経費負担の赤字だけではないからだ。
「運行の継続」に鉄道会社の価値と信用が生まれる。
運行を継続できない鉄道会社は、不動産も流通も飲食も、何をやっても信頼されない。
信用されない企業は緩やかに死ぬ。
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1610/28/news035.html 映画「君の名は。」にJR東日本が惚れた理由
新海監督は東洋経済オンライン8月26日付記事(「君の名は。」が1分たりとも退屈させない秘密)で自身と鉄道の関係について語っている。
「実は(鉄道は)あまり詳しくない。撮り鉄でも乗り鉄でもない」と言いつつも、「電車が走っている風景は好きです。もっと言えば、電車のある風景にキャラクターを立たせるのが好きなんです」と明かす。
感動的な結末の余韻にひたりながら映画のエンドロールを見ていると、「ジェイアール東日本企画」の名前がそこにあった。
東宝、KADOKAWA、アミューズ、ローソンHMVエンタテイメントなどとともにこの映画の製作委員会に名を連ねている。
ジェイアール東日本企画は、JR東日本のグループの広告代理店。
2015年度の売上高は1090億円で、国内では電通、博報堂DYホールディングス、アサツー・ディ・ケイに続く第4位の座を占める。
親会社のJR東日本とは、同社が展開する、東京の街を楽しむ「FUN!TOKYO!」キャンペーンとタイアップして、映画の劇中シーンに「FUN!TOKYO!」のポスターを登場させたほか、映画の舞台となった新宿、代々木など6駅をめぐるモバイルスタンプラリーを実施した。
さらに、新型山手線車両「E235系」をジャックし、「君の名は。」の広告とタイアップ企業の広告で電車を埋め尽くす展開を行なった。
「ファン垂涎の企画として、SNSでも話題になりました」。
当初は、鉄道のシーンが多いからジェイアール東日本企画が出資したのかと思われたが、練り込んだタイアップ展開が行なわれたようだ。
成功すればタイアップによる利益のほか、映画の知名度向上にもつながる。
広告代理店ならではの相乗効果の高いビジネスといえる。
http://toyokeizai.net/articles/-/136068 JR旅客6社の経営状況…東日本・東海・西日本の当期利益は過去最高
東京商工リサーチは、JR九州が上場したことからJR旅客6社の経営状況を検証した。
6社の単体業績をみると、JR東日本とJR東海は、そろって2016年3月期に国鉄民営化後で過去最高の売上高と当期純利益を計上、JR西日本も過去最高の当期純利益を計上した。
JR九州の2016年3月期の決算は、上場に向けた固定資産の減損処理などで大幅赤字を計上したものの、売上高は過去最高だった。
6社の本業である鉄道事業の営業利益は上場3社が黒字だったのに対して、3島会社はそろって赤字だった。
JR九州は赤字幅が年々縮小しているものの、2016年3月期で115億円の大幅赤字を計上した。
3島会社では赤字幅が年々拡大しているJR北海道に次いで赤字額が大きかった。
単体の売上高に占める関連事業(非鉄道事業)の比率は、3島会社が上場3社より高くなっている。
特に、JR九州は年々上昇し2016年3月期の構成比19.8%と飛び抜けて高く、同事業の売上高はJR東海、JR西日本を上回っている。
グループ連結ではさらに上昇し、関連事業の売上比率は約6割に達している。
これはJR九州がJR旅客6社の中で、いち早く脱「鉄道事業」に乗り出し、本業の赤字をカバーしているためだ。
全国の主要鉄道会社22社をみると、2015年度業績ではJR東日本が売上高トップで、JR3社がトップ3を独占している。
JR九州は売上高で6位。
前年との比較が可能な21社では増収率が7.1%のJR西日本、阪急電鉄に次いで3位になっている。
自己資本比率はJR北海道の68.7%、JR四国の57.3%に次いで高い。
http://response.jp/article/2016/10/28/284383.html 九州新幹線、新大牟田駅などホーム無人化へ 合理化一環
JR九州が来春から、九州新幹線の筑後船小屋駅(福岡県筑後市)と新大牟田駅(同県大牟田市)のホームに駅員を置かない方針を固めたことが29日、明らかになった。
今年4月に全国で初めて新幹線のホームを無人化した新玉名駅(熊本県玉名市)に次ぐ措置で、鉄道事業の収支改善のための合理化の一環だ。
関係者によると、すでに地元自治体などへの説明を終えた。
新玉名駅では、駅員が担っていた乗客の乗降時の安全確認やホームドアの開閉は車掌が行っている。
目立ったトラブルがないことから、対象の駅を広げられると判断した。
今後、車掌がホームの安全を確認するカメラの設置、ホームドアが開いている時は列車が走れないようにするシステムの改修、車掌と駅員との通話装置の設置などの安全対策を講じる。
在来線でも駅の無人化を進めており、昨年3月に32駅、今年3月に9駅を無人化した。
現在、全567駅のうち289駅が無人駅となっている。
来年3月にも北九州市の若松駅など7駅を無人化する方針。
JR九州は今月、株式を東京と福岡の証券取引所に上場。
鉄道事業の収支改善が経営課題となっている。
http://www.asahi.com/articles/ASJBY3620JBYTIPE006.html 「余部を走る瑞風は美しい」来春デビューのトワイライトエクスプレス瑞風が試運転
来春デビューする豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞(みず)風(かぜ)」の試運転が29日、JR山陰線であり、カメラを手にした大勢の鉄道ファンらが兵庫県但馬地域の主要駅周辺を訪れた。
瑞風は10両編成で運行。
先頭車両は展望デッキの上に運転室があり、流線形が大きな特長になっている。
JR西日本が山陰、山陽コースで走らせる。
この日は先頭車両など4両編成で、京都方面から鳥取・米子まで試運転した。
但馬エリアの和田山駅や城崎温泉駅などでは、運行ダイヤの調整のためホームで36〜42分間停車。
JRは試運転を告知していなかったが、事前に情報を知った鉄道ファンらが駅や周辺の撮影スポットに陣取り、一足早く車両を撮影した。
香美町香住区の餘部駅では昼前に瑞風がコンクリート橋梁(きょうりょう)を通過。
この日は曇り空で、風が冷たく海も荒れ模様だったが、鉄道ファンらは日本海をバックに瑞風が走る様子をカメラに収めていた。
滋賀県大津市から車で訪れた福光康祐さん(74)は「余部を走る瑞風は美しい」と盛んにシャッターを押していた。
http://www.sankei.com/west/news/161030/wst1610300029-n1.html 廃線対象拡大も JR北が線区別収支、3線区以外でも赤字増 (1/2)
北海道旅客鉄道(JR北海道)は4日、2015年度(16年3月期)の線区別収支状況を公表した。
札沼線の北海道医療大学―新十津川間(47.6キロメートル)など廃止方針を固めた3線区はすべて営業赤字が拡大。
利用が比較的多い線区でも赤字額が増えるなど、全線区の赤字は14年度比3%増の413億円となった。
同社がバス転換など廃線を視野に入れる線区はさらに広がる可能性がある。
札沼線のほかにJR北海道が廃止を検討しているのは根室線の富良野―新得間(81.7キロメートル)と留萌線の深川―留萌間(50.1キロメートル)。
いずれも輸送密度(1キロメートルあたりの1日の平均輸送人員)が200人に満たず、3線区の営業赤字の合計は20億円と14年度に比べ8%増加した。
100円を稼ぐためにかかる費用(営業係数)は3線区では札沼線が最も大きく、2213円(前の期は2162円)に広がった。
15年1月の高波被害以降、鵡川―様似間で運休が続く日高線(苫小牧―様似、146.5キロメートル)の営業赤字は16億円と1億円強悪化した。
代行バスの運行費用が膨らんでいるためだ。
12月で廃止となる留萌線の留萌―増毛間(16.7キロメートル)は15年度中に廃止に向けた協議が進んだことから鉄道ファンの利用が伸び、営業赤字は1億円と22%縮小した。
それでも営業係数は2538円と全線区で最大だった。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB04HD0_U6A101C1L41000/ 廃線対象拡大も JR北が線区別収支、3線区以外でも赤字増 (2/2)
15年度は輸送密度が500人以上でも営業赤字が拡大した線区が目立った。
宗谷線の旭川―名寄間(76.2キロメートル、輸送密度は1571人)は修繕費増大によるものとはいえ、赤字は21億円と10%増加。
函館線の長万部―小樽間(140.2キロメートル、同690人)も5%増えて21億円となった。
JR北海道は輸送密度が2000人未満の線区では車両の修繕費の一部しかまかなえないとしている。
2000人未満の大半の線区で赤字額が増えたことは、同社の今後の判断に影響を与えそうだ。
合わせて発表した16年4〜9月期の連結売上高は前年同期比1%増の857億円だった。
北海道新幹線は36億円の増収要因となる一方、8月の台風被害による列車運休が13億円の減収につながった。
今年度は外国債券を売却しなかったこともあり、営業外収益が大幅に縮小。
経常利益は20億円と86%減少した。
単体の経常損益は10億円の赤字で、4〜9月期としては1998年以降、18年ぶりの赤字となった。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB04HD0_U6A101C1L41000/ JR北海道、路線の半分「維持困難」 13区間千キロ超
JR北海道は18日、全路線の営業距離の約半分にあたる10路線13区間(1237・2キロ)について、もはや自社単独では維持できないと正式発表した。
人口減少や自動車利用への転換で、利用客が減っているためだ。
同社に限らず、全国の地方路線も苦境にあえぐ。
「将来にわたり路線維持することは困難だ。民間企業の事業として担えるレベルを超えている」。
JR北の島田修社長は18日の会見でこう述べ、発足から30年目に、同社として最大規模の路線縮小に踏み込むことに理解を求めた。
見直し対象の13区間は昨年度の1日1キロあたりの平均乗客が2千人未満。
200人未満の3区間は1列車の平均乗客が10人と特に少なく、バスへの転換を協議する。
残る10区間も駅の廃止や運賃値上げ、自治体に線路維持を任せ、JRは運行に専念する「上下分離方式」などを協議する。
いずれも2020年春までに合意を目指す考えだ。
沿線人口の減少で乗客も減った一方、高速道路は30年で6・5倍に延びた。
赤字の穴埋めとなる「経営安定基金」の運用益はピーク時より半減。
投資が不十分で特急の脱線炎上事故などトラブルも相次いだ。
昨年度は全14路線が赤字、今年度の営業赤字は過去最大の440億円と予想する。
安全投資などで国から1800億円の支援を受けるが、「バケツに穴の開いた状態」(島田社長)だ。
返済にも事欠く可能性が迫り、赤字路線の大幅な削減を迫られた。
http://www.asahi.com/articles/ASJCL5VPZJCLUTIL05X.html JR赤字路線 地方交通の将来像考えよ (1/2)
経営不振のJR北海道が「自力では維持できない」として10路線13区間の運営見直しを表明した。
利用客が極端に少ない札沼線などの3区間は廃止するという。
沿線人口の減少が止まらず、道内路線の収支はほぼ赤字に陥っている。
台風などで被災した線路の復旧負担も重い。
厳しい経営環境を考えれば、廃線もやむを得ない選択肢といえよう。
一方で公共交通機関の役割も忘れてはならない。
路線を廃止する場合でも地元と協力し、バスなどで地域住民の移動手段の確保に努めるのは当然の責務である。
少子高齢化に伴い、地方鉄道網の維持は全国的に難しくなっている。
政府は鉄道会社や地元に委ねることなく、地方交通の将来像を示してもらいたい。
昭和62年の国鉄の分割民営化では、1日1キロ当たりの輸送人員が4千人未満の路線は原則廃止とした。
今回の運営見直しは、同社路線の約半分にあたる1200キロ強に及ぶ。
廃線を提案した3区間の輸送人員は、いずれも200人を下回るという。
他の見直し対象でも自社での維持は困難として、地元が線路や施設を買い取る「上下分離方式」での運営などを自治体に提案する。
運賃値上げや利用客が少ない駅の廃止も検討するという。
こうした見直しにあたっては、地元との丁寧な話し合いが欠かせない。
広島と島根を結ぶ三江線の廃止を決めたJR西日本は、地元協議に5年をかけた。
地域住民の理解を得るには、経営のさらなる合理化も求められよう。
http://www.sankei.com/column/news/161120/clm1611200002-n1.html JR赤字路線 地方交通の将来像考えよ (2/2)
鉄道事業者の基本は安全運行だが、JR北海道は必要な安全投資費用も公的な支援に頼らざるを得ない状態にある。
レールの検査データ改竄などの不祥事も続いた。
安全確保を徹底する意識改革も改めて進めねばならない。
JR発足時に赤字が見込まれた北海道と四国、九州の3社は、国が設けた基金から支援を受けてきた。
最近はマイナス金利の影響で基金収益も減少している。
それでも先月上場したJR九州は、観光地を巡る豪華寝台列車「ななつ星」で高い人気を得た。
JR北海道も観光客誘致などで道庁と協力体制を築いてほしい。
鉄道の維持が困難な地方に対しては、地元振興と組み合わせたバスへの転換を促すなど、国も積極的な支援を講じる必要がある。
http://www.sankei.com/column/news/161120/clm1611200002-n1.html 観光ブームの北陸と人口減少の他地区、明暗分かれる並行在来線 (1/3)
新幹線の開業とともに、第三セクターに移管された並行在来線の経営が明暗を分けている。
北陸新幹線金沢延伸による観光ブームにわいた石川県のIRいしかわ鉄道や富山県のあいの風とやま鉄道は、予想を上回る利用客もあり、2015年度決算の経常損益で黒字を達成した。
これに対し、他地域の三セク鉄道は経営が厳しい。
並行在来線は地域住民にとって欠かせない生活の足だが、沿線人口は急激な減少に陥っている。
沿線自治体の担当者は引き続き経営支援を続けるとしながらも、頭の痛い口ぶりだ。
民間信用調査機関・東京商工リサーチが、東北、九州、北陸、北海道新幹線の開業で各県の三セク鉄道となったIRいしかわ鉄道など8社の2015年度決算を調べたところ、経常損益で北陸新幹線関連を中心に5社が黒字、3社が赤字に陥っていた。
黒字となったのは、IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道のほか、長野県のしなの鉄道、青森県の青い森鉄道、岩手県のIGRいわて銀河鉄道。
これに対し、北海道の道南いさりび鉄道、新潟県のえちごトキめき鉄道、熊本、鹿児島両県の肥薩おれんじ鉄道は赤字決算となった。
黒字が最大だったのはIRいしかわ鉄道で、7億4000万円の経常利益を上げた。
当初1日当たりの平均利用客を2万1000人と見込んでいたが、1.2倍の2万6000人で推移した。
このうち、8000人余りが通勤通学定期を利用しておらず、北陸観光ブームの影響で予想以上の観光利用があったことをうかがわせる。
年間の利用客総数は948万人。
その結果、石川県に3億4000万円を寄付したが、それでも法人税などを差し引いた当期純利益2億5700万円を計上した。
県は2016年度、運行支援金として1億5000万円を支出する計画だったが、急きょ取り止めている。
石川県交通政策課は「予想以上の利用が続き、経営に好影響をもたらした。人口減少で将来を楽観することはできないが、2016年度の上半期も好調が継続しており、北陸ブームを1日でも長く続けられるように努めたい」と笑顔を見せた。
https://zuuonline.com/archives/130456 観光ブームの北陸と人口減少の他地区、明暗分かれる並行在来線 (2/3)
同じ北陸新幹線関連のあいの風とやま鉄道は1億2100万円、しなの鉄道は3億3300万円の黒字。
あいの風とやま鉄道は北陸ブーム、しなの鉄道は善光寺御開帳による観光客増が影響した。
あいの風とやま鉄道は年間に1480万人が利用し、開業前の予測を7.2%上回った。
富山県総合交通政策室は「当初、3億円程度の赤字を予測していたが、観光利用の伸びが予想を上回った」と分析する。
しかし、えちごトキめき鉄道は北陸ブームの恩恵が少なく、車庫など開業に伴う減価償却費を計上したため、18億9300万円の経常損失を出した。
新潟県交通政策課は「減価償却を除けば順調。40年で負債解消を目指していく方向で事業を進めていく」としている。
北陸新幹線関連以外の三セク鉄道は総じて苦戦している。
九州新幹線関連の肥薩おれんじ鉄道は6億1200万円の経常赤字。
前年度に5億4000万円の赤字を出し、過去最悪となっていたが、それを更新する形になっている。
熊本、鹿児島両県など沿線自治体から8億3500万円の補助金収入があったため、当期純利益は4000万円余りの黒字で、4期連続の最終赤字を免れたが、沿線人口が急激に減少しているだけに、先行きに不安が残る。
鹿児島県交通政策課は「観光列車の導入で県外や国外から観光客を集めるとともに、地元のマイレール意識を高め、利用促進を図っているが、このまま人口減少が続けばますます経営が厳しさを増しかねない」と頭を痛めている。
https://zuuonline.com/archives/130456 観光ブームの北陸と人口減少の他地区、明暗分かれる並行在来線 (3/3)
東北新幹線関連の青い森鉄道は3400万円、IGRいわて銀河鉄道は9900万円の経常黒字を残した。
このうち、青い森鉄道は線路など施設を青森県が所有し、鉄道会社は運行に専念する上下分離方式を採用している。
帳簿上は毎年、利益を出しているが、これにはからくりがある。
本来なら県へ支払わないといけない線路使用料5億4700万円のうち、4億3000万円を減免されている。
事実上の赤字を県の支援で解消しているわけだ。
青森県青い森鉄道対策室は「沿線は人口減少が激しく、減免措置はやむを得ない。
今後も経費削減を進める一方、産直列車の運行などにも力を入れ、利用促進を図りたい」と苦しい胸の内を打ち明けた。
IGRいわて銀河鉄道は徹底した経費削減と通学定期の売り込みなどで黒字を確保したが、経常利益は前年度の5分の1に下がった。
岩手県地域振興室は「引き続き最大限の努力をして公共の足を守りたい」と語った。
ただ、このまま地方の人口減少が続けば、鉄道会社の努力や自治体の支援だけで地方の鉄道を維持するのに限界が来そうだ。
同じ公共の足でありながら、バス会社は道路整備に予算を取られることなく、運行に専念している。
鉄道会社だけが施設の維持と運行の両方を受け持ち、黒字経営を求められるのは酷な感じもする。
国の予算で鉄道支援と道路維持に使う額はけた違いに道路が多い。
上下分離方式を採用し、自治体が施設管理を受け持つ一方、鉄道の維持に道路予算を投入できるようにするのも鉄道を残すための方策となるだろう。
高齢化社会の進行で公共の足を必要とする人は増えている。
国は自治体や鉄道会社に健全経営を求めるだけでなく、時代の変化に対応した公共の足確保の方法を考える時期に来ているのかもしれない。
https://zuuonline.com/archives/130456 さらば増毛駅、町民とファンお別れ 最終列車シカと衝突
北海道北西部の日本海沿いを走るJR留萌(るもい)線の留萌―増毛(ましけ)間(16・7キロ)が4日、最終運行を終え、95年の歴史に幕を下ろした。
故高倉健さんの映画「駅 STATION」(1981年)の舞台で知られる終点増毛駅(増毛町)ではお別れの催しが開かれた。
午後8時すぎ、町民や鉄道ファンら約300人が「蛍の光」の演奏に合わせ、ペンライトを振りながら最終列車を見送った。
増毛町は戦後までニシン漁で栄えたが、過疎化などで乗客はこの40年で約20分の1に激減し、同区間の廃線が決まった。
町は駅舎を保存し観光に生かす方針。
地元の酒蔵「国稀(くにまれ)酒造」創業家4代目の本間櫻さん(56)は「増毛の歴史を支えた鉄道を失って寂しい」と話した。
JR北海道は全路線の半分にあたる13区間を「自社だけでは維持できない」と公表している。
留萌線の残り区間の深川―留萌間(50・1キロ)など3区間も廃止を検討している。
増毛発の最終列車(2両編成)は午後9時10分ごろ、廃止区間より先の幌糠(ほろぬか)―峠下(とうげした)間(留萌市)でシカと衝突。
JR北によると、乗客にけがはなく約8分後に運転を再開した。
当初の遅れも合わせて約40分遅れの午後9時50分ごろ、終点の深川駅に到着した。
http://www.asahi.com/articles/ASJD44KFLJD4IIPE009.html 小浜京都ルート正式決定 与党PT「早期開通へ財源確保」
北陸新幹線で未着工となっている福井県・敦賀−新大阪の延伸ルート3案について、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)は20日、福井県・小浜から南下して京都を経由する「小浜京都ルート」の採用を正式決定した。
PT座長の茂木敏充・自民党政調会長は「整備効果を十分に発揮させるためには、早期の全線開通が必要」と述べ、与党で財源確保を検討する考えを示した。
ルートの決定理由について、茂木氏は「北陸と関西の移動の速達性、利用者の利便性を総合的に勘案した」と述べた。
ただ京都−新大阪間については、大阪府北部を通る北側ルートと、京都府南部を通る南側ルートの2案を検討中で、この日は判断を先送りした。
年度内の決定を目指すとしている。
http://www.sankei.com/west/news/161220/wst1612200088-n1.html JR九州社長、長崎新幹線「フル規格」要請を示唆…軌道可変タイプは「お受けできない」
JR九州の青柳俊彦社長は記者会見で、九州新幹線長崎ルート(博多−長崎)で導入予定のフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)の開発遅れについて、「安全性など運行事業者としてお受けできる状況ではない」と述べた。
めどが立たなければ、FGT導入を見送り、鹿児島ルートと同じ全線フル規格化を求める姿勢を示した。
長崎ルートには、レール幅が異なる在来線と新幹線の区間があり、FGTで走る計画になっていた。
ところがFGTの開発が遅れた。
国土交通省など6者は今年3月、在来線と新幹線を対面ホームで乗り継ぐリレー方式で平成34(2022)年度に暫定開業することで合意した。
国交省は37年度にFGTによる全面開業を目指す。
だが、開発はさらに難航した。
国交省は11月、FGTの耐久走行試験の再開をさらに延期すると決めた。
現段階で、FGT開発のめどは立っていない。
青柳氏は記者会見で「これまで(耐久性などの向上に)かけてきた対策が不十分なら、FGTの開発はかなり先に延びる。
それは適切ではない。
安全性についても十分確認できるレベルではない」と懸念を示した。
http://www.sankei.com/west/news/161221/wst1612210036-n1.html 大阪環状線「45年ぶり」の新造車・323系デビュー!「改造プロジェクト」で西の大動脈はどう変わる?
大阪の大動脈・JR大阪環状線が大きく生まれ変わりつつある。
JR大阪環状線は、大阪駅を起終点に大阪市の中心部をぐるっと一周する21.7kmの環状鉄道で、沿線には大阪城に近い大阪城公園駅・森ノ宮駅、多くの焼肉店が軒を連ねる鶴橋駅、日本一の超高層ビル「近鉄あべのハルカス」がそびえる天王寺駅、
通天閣や新世界の玄関口である新今宮駅、そして支線としてUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)のアクセス路線でもある桜島線(ゆめ咲線)などがあり、まさに「大阪の顔」と言うべき路線だ。
大阪環状線はその性格上、東京のJR山手線と比較されることも多いが、JR東日本が運行する山手線では、JR化後に「コスト半分、寿命半分」というコンセプトのもと時代にあった車両の投入・更新を行い、
103系(1988年引退)、205系(2005年引退)、E231系500番台、そして最新型のE235系と車両の世代交代を重ねたほか、駅構内のリニューアル、特にバリアフリー化と駅ナカ整備に力を入れた改良を急速に推し進めた。
それに対し、JR西日本が運行する大阪環状線では、他線乗り入れ車両を除くと一貫して国鉄時代に製造された堅牢な造りの車両(103系、201系)を改装したうえで使い続けるという手法を採ってきたほか、
数年前までは国鉄時代の面影が強い内装のままの駅が多く、とくにバリアフリー対応やトイレに関しては利用客から苦情が出ることも多かったという。
しかし、近年はそういった「旧態依然たる路線」という大阪環状線のイメージは大きく変わりつつある。
その象徴となる存在が、12月24日にデビューした新型車両「323系」だ。
323系電車は大阪環状線と支線の桜島線(ゆめ咲線)専用の新型車両。JR西日本によると、大阪環状線では1971年の103系増備車以来新造車両が投入されておらず(他線乗り入れ車両や中古車両の投入などはあるものの)、
323系は実に45年ぶりの「環状線生え抜きの新造車両」となる。
https://hbol.jp/123071 北海道のJR全線、3年後には運行不可能 「JR北海道試算」報道の衝撃 (1/2)
厳しい経営状況に陥っている北海道旅客鉄道(JR北海道)が、2020年度までに資金不足に陥り、道内で列車の運行ができなくなると試算しているとの報道に、地元に衝撃が走っている。
北海道交通企画課は2017年1月25日、J‐CASTニュースの取材に、「JR北海道が資金繰りに苦しんでいることは共通の認識です。ただ、鉄路の維持をやめるわけではないことも聞いています」と話している。
JR北海道が行ったとされる試算は、2017年1月24日に開かれた北海道議会の交通体系に関する特別委員会とJR北海道との意見交換で明らかにされたという。
1月24日19時の北海道放送・HBCニュースは、「JR北海道『全道で運行不可能』と試算」と伝えた。
25日付の北海道新聞も「JR北海道、20年度に資金不足 16年度から5年間試算」と報じている。
それによると、JR北海道は5年間の資金見通しとして、「2016年度からおよそ180億円の経常損失のほか設備投資や借入金の返済のため、毎年300億円規模の資金が不足する」とし、資金が不足すれば、
「安全のために必要な修繕などができなくなり全道で列車の運行ができなくなる」と説明したという。
この試算について、JR北海道はJ-CASTニュースの取材に「意見交換会は非公開で行われたものですし、当社から発表したものではありません」と話している。
一方、北海道交通企画課は「JR北海道がいろいろと試算していることは承知していますが、鉄道ネットワークワーキングチームの会合などで明らかにされたことはありません」と話す。
ただ、JRの島田修社長が2016年11月の記者会見で「何もしなければ19年度末くらいで必要な(老朽化した車両の更新などに充てる)安全資金が確保できなくなる」と話していたこともあり、
このため、道交通企画課は2020年度までに資金不足に陥る可能性について、「たしかにそのくらいかな、とは思います」と話している。
http://www.j-cast.com/2017/01/25288971.html?p=all 北海道のJR全線、3年後には運行不可能 「JR北海道試算」報道の衝撃 (2/2)
JR北海道は現在、独立行政法人の鉄道建設・運輸施設整備支援機構を通じて、2016〜18年度の3年間で総額1200億円(助成金を含む)の安全対策資金を借り入れている。
交通企画課の担当者も「当面は国からの支援で賄えますが、借入れですから、返済がはじまり、支援が終われば、資金不足に陥ることは明らかです」と認めている。
JR北海道が3年後にも資金不足に陥るとのニュースに、インターネットの掲示板などには、
「そもそも甘いんだよ。税金でなんとかしてくれるって思ってるもんな」
「JR九州は頑張ってるのに・・・ どうしてこうなったんだろ」
「経費を削減したうえで、廃止か値上げかを住民に問え!」
「すし詰め満員電車のJR東日本と合併すればOK」
「むしろ一度潰して出直したほうがよい」
「分割民営化のときから北海道が不利なことはあきらかだった。政策ミスのツケが回ってきただけ」
などと、JR北海道の責任の指摘や、「バスへの転換、やむなし」の声が少なくない。
http://www.j-cast.com/2017/01/25288971.html?p=all 伊達参院議長 「我田引鉄」異例の不規則発言
伊達忠一参院議長が15日の本会議で、新幹線網の拡充を求めた自民党議員の質問の直後に、背後の議長席から「北海道新幹線が入ってない」と注文を付ける一幕があった。
議長の「不規則発言」は極めて異例だ。
西田昌司氏(京都選挙区)が内需拡大の必要性を主張し、「山陰や四国など全国津々浦々まで新幹線ネットワークを広げるべきだ」と政府の見解をただした。
伊達氏の地元は北海道。
問題の発言は、西田氏が西日本のみに言及したことへの皮肉とみられる。
議長は党派や地域に偏らない公平な議事運営を求められる。
地元優先と受け取られかねない発言に、国会関係者は「我田引水ならぬ『我田引鉄』だ」と懸念。
自民幹部も「失言を心配していたが、なんで議長席で言うのか」とこぼした。
http://mainichi.jp/articles/20170216/k00/00m/010/017000c JR可部線・可部-あき亀山間、廃線から復活 3月4日から
JR可部線の可部―あき亀山駅間(1.6キロメートル)が3月4日、営業運転を再開する。
同区間は利用者減などで、2003年にいったん廃止された。
廃線となったJR路線が復活するのは全国でも初めてとなるという。
運行する西日本旅客鉄道(JR西日本)広島支社は23日、延伸区間の試運転の様子を報道陣に公開した。
試運転は昨年12月から開始し、1日22往復のペースで実施している。
信号機の場所や電車の停車位置の確認、時間通りの運行に向けた運転速度の調整などに重点的に取り組んでいる。
広島支社の山根幸二運用車両課課長代理は「運転開始後は通勤・通学など多くの人の利用を見込んでいる。安全を最優先に、安心・快適に利用していただけるよう準備していく」と話した。
JR可部線は利用者減などから03年に可部-三段峡間(46.2キロメートル)が廃止された。
ただ、近年は沿線地域の人口増などから、13年に広島市とJR西が電化延伸で合意した。
22年にはあき亀山駅近くに安佐市民病院が移転開業する予定で、今後も乗客増が見込まれている。
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO13288630T20C17A2LC0000/ 「なにわ筋線」に阪急乗り入れへ 事業計画案、大阪府、JR西など5者が協議
新大阪から関西国際空港までをつなぐことを目指す鉄道新線「なにわ筋線」の事業計画案に、阪急電車の乗り入れが盛り込まれていることが16日、分かった。
各社の乗り入れで、それぞれの沿線住民の利便性を高める狙い。
平成42年頃の開業を目指し、大阪府と大阪市、JR西日本、南海電鉄の4者と阪急電鉄が28年度内に結論をまとめる方向で検討を進める。
なにわ筋線はJR大阪駅北側の再開発地区「うめきた」にJR西が地下に建設中の東海道線支線の新駅から、JR西、南海のそれぞれの難波駅などとつなぎ、関空と結ぶルートを想定。
完成すれば大阪市中心部と関空が現状の1時間前後から30分台に短縮される。
検討案では阪急が新駅と十三駅をつなぐ新線を建設し、なにわ筋線に乗り入れる。
新駅で乗り換える案もある。
阪急は十三−新大阪の鉄道免許を取得しており、将来的には新大阪に新駅を作る構想もある。
阪急電車となにわ筋線の連絡が実現すれば、神戸・京都方面に延びる阪急沿線と、和歌山方面に延びる南海沿線が1本につながる、関西の新たな南北軸が誕生する。
なにわ筋線は16年の近畿地方交通審議会答申で「中長期的に望まれる新路線」と位置づけられ、国は概算建設費を約1800億〜約3200億円と試算。
巨額の費用が原因で議論は停滞していたが、近年は外国人観光客の大幅な増加を受けて、4者で本格的な協議が行われてきた。
http://www.sankei.com/west/news/170316/wst1703160074-n1.html JR四国4月1日で発足30年 鉄道事業 赤字続き
国鉄の分割民営化に伴い、JR四国が1987年に発足してから4月1日で30年を迎える。
徳島県民の基幹的な公共交通機関として役割を果たす一方、高速道路の延伸に合わせて乗客が減少。
鉄道事業で黒字になったことは一度もなく、国の支援に頼る状況が続いている。
今後も人口減少で経営環境は厳しいとみられ、収入基盤の強化が課題となっている。
金利の低下も打撃を与えた。
経営安定基金2082億円の運用益が想定を下回り、鉄道建設・運輸施設整備支援機構への高利貸し付けなど国の支援で収支を合わせてきた。
ただ、国の支援は時限的な措置で、支援なしで自立できる体制の構築が課題となっている。
沿線の人口減も著しい。
四国の人口は1990年国勢調査の420万人が2015年には385万人に落ち込んだ。
40年には300万人を割り込むと推計されている。
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2017/03/2017_14902463515715.html 民営化30年の明暗、JR北海道とJR四国の苦境
JR北海道とJR四国は苦境に陥り、明暗がハッキリ分かれています。
JR北海道に関しては、2011年5月の石勝線ディーゼル特急脱線炎上事故を契機に多くの不祥事が明らかとなり、社長経験者2人が自殺するという異常な事態になっています。
さらに2016年には観測史上初という台風被害によって、全道の設備がダメージを受けました。
JR北海道は昨年11月に「維持困難路線」を公表するなど、自主再建は不可能という宣言をするに至っています。
一方のJR四国は、経営上の不祥事などが報じられているわけではないですし、また台風等の自然災害のダメージを受けたわけでもありません。
ですが、経営の厳しさという点では、北海道と同様の状況にあります。
一部の報道によればJR四国もこの4月以降に有識者懇談会を立ち上げて、「鉄道ネットワークを維持する方策」の検討が始まると伝えられています。
北海道と四国の鉄道の衰退は、「過疎高齢化のせい」だとか「デフレ経済など日本経済の低迷のため」という解説があります。
確かに厳然たる事実で否定のしようはないですが、それだけではありません。
これに加えて、人為的な問題、つまり「国土計画の失敗」とでも言うべき問題があるように思います。
まず北海道には、札幌一極集中という問題があります。
何が起きているかというと、まず若者が進学や雇用の関係で全道から札幌に集まってきています。
これに加えて、引退した高齢者が医療体制の完備された札幌圏に集まってくる現象も顕著です。
結果として、全道540万人の人口のうち、64%が札幌市に集中するという極端な偏りが生まれ、人の流れも札幌圏で完結してしまっています。
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2017/03/30-1.php 国鉄民営化から30年、経営とインフラ維持の両立はもう限界だ
1987年の旧国鉄分割民営化でJR7社が発足して30年。
民営化前は採算度外視の新線建設と過大な人件費で年間2兆円近い赤字を垂れ流していたが、利益追求の民間会社に生まれ変わって4社が株式を上場した。
その一方で、JR北海道が経営危機から大規模な路線見直しを打ち出すなど、地方切り捨ての足音も聞こえている。
「地方の輸送サービスが縮小されることは分割民営化の段階で想定されていた」と北海道教育大札幌校の武田泉准教授(地域交通政策論)は指摘する。
人口減少が進む中、民間企業としての経営とインフラを担う使命の両立が難しくなってきた。
JR北海道は旅客の減少から経営危機に直面している。
2015年度は運行する14路線すべてが赤字に転落した。
2016年度の営業赤字は過去最高の440億円と予想されている。
借入金の残高も2019年度で1,500億円に膨れ上がる見通しだ。
このままだと2020年度に資金不足に陥り、全道で列車運行が不可能になるとする試算が北海道議会に示されている。
http://www.sbbit.jp/article/cont1/33473 「国鉄民営化30年 地域の足をどう守るのか」(時論公論)
国鉄の分割民営化から今月で30年になりました。
巨額の赤字を抱え破たん状態だった国鉄は民営化によってめざましい復活を遂げ、本州のJRは高い収益をあげる企業に生まれ変わりました。
一方で、多くの赤字路線を抱えるJR北海道と四国、それに民営化で切り離された地域鉄道は厳しい経営を強いられていて、明と暗がはっきりと分かれた形です。
国鉄改革を振り返ったうえで、その影の側面と言える疲弊する地域の足をどう守るのかを考えます。
本州のJR3社と北海道などとの大きな格差は、結果論ですが民営化のときの枠組みに問題があったと言わざるをえません。
麻生財務大臣は2月、国会答弁で「JR東日本と北海道を合併するとかいろんなアイデアが出る」と発言し、波紋が広がりました。
これに対してJR東日本の冨田社長は「民営化というのはJR同士の相互依存を断ち切って自主自立の経営を行うことが原点で、財政面の支援は困難だ」と反論しています。
完全民営化したJRには株主がいてスキームを巻き戻すことはできませんが、こうした議論は今後もくすぶり続けそうです。
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/267286.html JR各社 きょうで発足30年(2017/04/01)
https://www.youtube.com/watch?v=-W4vrfsYK8I
「黒字は最初から不可能」 国鉄分割30年 JR北海道 民営化改革 社長 採点は「30点」 (17/04/03 19:01)
https://www.youtube.com/watch?v=YOOmoXsvSSM 遠くまで買った方が安い?…あいの風とやま鉄道が運賃「逆転現象」を解消
富山県の第三セクター・あいの風とやま鉄道は4月15日、あいの風とやま鉄道線の一部の区間で運賃を値下げした。
本来の乗車区間より先まで切符を買った方が安くなるという「逆転現象」を解消した。
発表によると、高岡〜越中大門間は普通運賃が大人210円・子供110円だったところ、4月15日から大人200円・子供100円に。
いずれも10円値下げされた。
定期券も通勤定期のみ値下げされている。
西高岡〜高岡間は子供の普通運賃のみ10円値下げの100円に改定された。
高岡駅ではJR西日本の城端線と氷見線が接続しており、あいの風とやま鉄道線とJR線をまたいで利用できる連絡切符も発売されている。
一部の区間では乗継割引も設定されており、たとえば越中大門(あいの風)〜新高岡(JR)間の連絡乗車券は各社の運賃合算で350円になるところ、乗継割引の適用で200円になる。
このため、越中大門駅から高岡駅に向かう場合、高岡駅までの乗車券(4月14日まで210円)を購入するより、一つ先の新高岡駅までの連絡乗車券(200円)を購入した方が安いという「逆転現象」が生じていた。
あいの風とやま鉄道は「逆転現象」を解消するため、ICカードの利用範囲拡大にあわせて運賃を改定したとしている。
https://response.jp/article/2017/04/19/293731.html JR北海道の前期、初の経常赤字 基金依存の経営に限界
JR北海道が9日発表した2017年3月期の連結決算は、安全関連投資が過去最大に膨らむなかで一段と財務状況が悪化した。
経常損益は103億円の赤字(前の期は54億円の黒字)と初めて赤字に転落。
鉄道事業で生じる多額の赤字を経営安定基金の運用益で補う構造が限界を迎えつつある。
同社が打ち出した不採算路線見直しの行方も不透明で、経営の厳しさが増している。
9日、札幌市の本社で記者会見した小山俊幸常務は「グループの力を結集しても赤字を解消できない。非常に重く受け止めている」と険しい表情を見せた。
17年3月期の連結営業損益は398億円の赤字(前の期は352億円の赤字)と過去最大に膨らんだ。
中核の鉄道運輸収入は北海道新幹線の開業効果が通年で寄与し、昨夏の台風被害による一部運休の影響を補って727億円と6%の増収となった。
一方、安全投資では修繕費が337億円、車両更新などの減価償却費が247億円とそれぞれ過去最高額を計上し、収益を圧迫した。
追い打ちをかけたのが、低金利などによる基金運用益の減少だ。
国鉄分割民営化時に国が想定した収益水準の半分に満たない236億円まで目減りし、営業赤字を穴埋めしきれなくなった。
前の期は含み益のある株式や債券を売却してしのいだが、再び同様の手段を取ると将来の運用益減少を招くことから見送った。
子会社による不動産賃貸やホテル事業の利益は増えたものの、石勝線の新夕張―夕張間の廃線を見据えた評価額見直しによる特別損失などで、最終損益も148億円の赤字(前の期は84億円の黒字)と5期ぶりの赤字に転落した。
手元資金は借入金で17%増の184億円に上積みしたが、低水準が続く。
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO16143040Z00C17A5L41000/ JR九州社長、ローカル線「郷愁で残すのか」
JR九州の青柳俊彦社長は8日、東京都内の日本記者クラブで記者会見し、採算の厳しいローカル線について、「JRが全て面倒をみるということでは済まない。住民とよく議論したい」と述べ、鉄道の維持に向けた負担のあり方を巡る議論の活発化に期待を示した。
青柳社長は路線の維持に努めていることを説明した上で、「社会資本としての交通をどう残していくか。人口減の中、維持のためにどうするのがいいか。住民のみなさんと話していかねばならない」と強調。
さらに、自動車が中心の時代を迎えているとして、「郷愁ばかりで鉄道を残すのは、社会にとって本当にプラスなのか」とも述べた。
JR九州は7月末、鉄道の「輸送密度」(1キロ・メートルあたりの1日平均利用者数)を詳細な区間別に初めて公表し、ローカル線の厳しい実態が明らかになった。
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170809-OYT1T50031.html 大阪延伸「30年度までに」 北陸新幹線 北経連、3知事と一致
北陸経済連合会は18日、福井市で北陸3県の知事との懇談会を開き、北陸新幹線の整備促進を中心に意見交換した。
今年3月にルートが決まった敦賀―新大阪間について、北海道新幹線の札幌開業の2030年度ごろまでの整備を国などに求めていくことで一致した。
北経連の久和進会長は22年度末に予定されている敦賀までの開業について「3県が1時間で結ばれるようになる」と経済効果を強調。
敦賀―新大阪間は関西経済連合会などと連携し、取り組む姿勢を強調した。
富山県の石井隆一知事は「札幌開業ごろまでには、新幹線をぜひ大阪までつなぎたい」と話した。
福井県の西川一誠知事は「敦賀開業時には工事に着手するぐらいでないと」と述べ、早期に建設財源の見通しをつける必要性を強調した。
石川県の谷本正憲知事は「金沢開業の効果は想定をはるかに超えている」と指摘。
新幹線を経由して金沢港のクルーズ船を利用する観光客が増えていることに触れ、3県の広域観光が重要となる考えを示した。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASJB18H4A_Y7A810C1LB0000/ 1987年の発足以来、赤字のJR四国「鉄道網維持」はできるのか?
JR四国は1987年の発足から鉄道事業の赤字が続いているが、四国の人口減少が深刻で、今後も利用客が大幅に減ると予想されている。
ただちに路線廃止せざるを得ない状況ではないようだが、自助努力だけだと近い将来、路線の維持が困難になるとみられる。
JR四国はダイヤ改正などによる利便性の向上だけでなく、自治体が線路や駅など施設を保有し、鉄道会社が運行に専念する上下分離方式の導入も視野に入れているもようだ。
同様の路線網見直しはJR北海道も沿線自治体との協議に入っている。
全営業路線のほぼ半分を廃止も含めて見直す方向で、単独では維持できない経営状況に陥っている。
JR四国は全営業距離が855キロで、JR他社に比べてひと回りもふた回りも規模が小さい。
政令指定都市がなく、沿線人口も少ないため、発足から鉄道事業が黒字になったことが1度もない。
区間別輸送密度が最も低かったのは、徳島県南部を通る牟岐線の牟岐駅〜海部駅で248人。
これではまるで空気を運んでいる状態だ。
この区間にある徳島県海陽町の鯖瀬駅は1日平均乗降客数がわずか2人しかいなかった。
https://zuuonline.com/archives/169572 JR九州 日田彦山線「自前復旧困難」地元と代案協議へ
JR九州の青柳俊彦社長は4日、毎日新聞のインタビューに応じ、7月の九州北部豪雨で被災し一部区間が不通の日田彦山線について、同社単独の費用負担による復旧は困難との認識を明らかにした。
今後、沿線自治体が一定の費用を負担したうえでの鉄道復旧や、バス、タクシーなど鉄道以外の輸送手段による切り替えを選択肢として地元関係者と協議する意向だ。
日田彦山線は橋りょうの損傷や駅、トンネルへの土砂流入など63カ所で被災し、添田(福岡県添田町)- 夜明(大分県日田市)間が不通になっている。
JR九州は復旧工法を検討中だが、被災規模や範囲が大きく、復旧費や復旧時期は見通せていない。
青柳社長は「復旧費は巨額になり、JR九州だけで負担するのはかなり厳しい。
国の補助や地元の負担で復旧するのか、バスなどの輸送手段にするかを選択肢として協議し、一番ふさわしい結論を導きたい」と語った。
不通区間を含む日田彦山線田川後藤寺(福岡県田川市)−夜明間の2016年度輸送密度(1キロ当たりの1日平均利用人数)は299人で、JR九州の在来線59区間のうち5番目に少ない。
JR九州は16年10月に上場し、実質赤字の鉄道事業の見直しを求める株主の声もある。
https://mainichi.jp/articles/20171005/k00/00m/020/149000c 鉄道ひとり旅のお時間です
今日はカッペ駅に来ております
これから土田舎鉄道土田舎線に乗ってまいりたいと思います 四国新幹線「単線で早期着工を」 輸出の新モデルに提言
四国の中長期的な活性化策を提言・紹介するシンポジウム「四国の未来を拓(ひら)くリーディング・プロジェクト」が1日、高松市内で開かれ、関西圏を含め経済効果が大きい重点項目に四国新幹線を挙げた。
単線方式で事業費を約1兆円に抑え5年後にも着手する構想。
インフラ輸出をにらみ既存新幹線と異なる低廉・短期の試験線として整備すべきだとした。
シンポジウムは企業、業界団体、大学などで構成する一般社団法人、日本プロジェクト産業協議会(JAPIC、会長・宗岡正二新日鉄住金会長)と、四国経済連合会の共催。
提言では4県県庁所在地を全国初の単線で結ぶ。
概算事業費は複線の1.57兆円から1兆円に減る。
四国には単線技術の蓄積があるうえ、日本の経済界にはインフラ輸出の競争力が高まる期待がある。
本州側の山陽新幹線・岡山までは複線仕様の瀬戸大橋があり、有効活用する。新大阪と2時間圏内になる。
国内新幹線は北海道から九州まで開通し、都道府県の6、7割に行き渡る基礎インフラ。
四経連の千葉昭会長は「四国だけ具体的計画がなく、発展の妨げになる。北陸、北海道(新幹線)と比べても効果は遜色ない」とあいさつ。
民間の資金・知恵を活用し早期実現する方策などを意見交換した。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23008260R01C17A1LA0000/ 並行在来線の財政支援を要請
新幹線の開業に伴いJRから経営分離された並行在来線がある北海道など12の道と県で作る協議会は9日、政府・与党に対し、第3セクターなどが代わって運営している在来線を維持するための財政支援を要請しました。
開業した新幹線と並行して走っている在来線は、経営がJRから分離され、自治体が出資する第3セクターなどが運営していますが、自治体の財政状況が厳しさを増す中で、存続を危ぶむ声が上がっています。
こうした中、並行在来線がある北海道や岩手県、石川県など12の道と県で作る協議会は9日、政府・与党に対し、在来線の運営を維持するための財政支援を要請しました。
このうち総務省では、協議会の幹事を務める岩手県の千葉副知事が黒田自治財政局長に対し、JRから譲渡された鉄道資産に対する税制特例の延長のほか、赤字の補てんや運営経費への支援制度の拡充などを求める文書を手渡しました。
一行はこのあと、国土交通省や自民・公明両党にも同様の要請を行いました。
要請のあと、岩手県の千葉副知事は記者団に対し、「並行在来線は、施設の老朽化に伴う経費がかかるなど厳しい状況にある。絶えず、国などと議論して、持続可能な経営につなげたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20171109/5511382.html 路線と思惑の交錯 阪急神戸本線と神戸市営地下鉄の直通計画
三宮駅を終点とし、神戸高速鉄道に直通する阪急神戸本線と、三宮駅を経由し西陣ニュータウンと新神戸駅を結ぶ神戸市営地下鉄西神・山手線の直通計画が再浮上した。
2004年に阪急が持ちかけ、神戸市が渋った構想だ。
しかし今回は神戸市長が阪急に秋波を送る。
阪急HD社長も前向きで、実現の可能性が高まった。
実現すれば、神戸市営地下鉄から大阪・梅田方面に乗り換えなしで行ける。
地下鉄と地下鉄沿線にとっては価値向上につながる。
阪急電鉄にとっては、三宮で地下鉄からJR神戸本線(東海道本線)に乗り換えていた乗客をごっそりいただける。
双方にとって良い話だ。
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1711/24/news040.html 吉都線の本数削減へ JR九州、来春改正で検討
JR九州が来春のダイヤ改正で、吉都線を1日11往復から3往復減らす方向で検討している。
鹿児島県を走る観光列車「はやとの風」についても、毎日の運行を取りやめ、利用の多い週末などの運行へ切り替える調整をしているとみられる。
JR九州は実質赤字の鉄道事業で収支改善策を進めている。
関係者への取材でわかった。
JR九州の鉄道事業は2017年3月期で実質87億円の赤字で、収支改善は重要な経営課題。
沿線自治体からは路線や運行本数の維持を求める要望が出そうだ。
吉都線は吉松(鹿児島県湧水町)ー 都城(宮崎県都城市)を結ぶ路線で、JR九州によると16年度の1日・1キロメートルあたりの乗車人員(輸送密度)は466人。
22路線のうち2番目に少なかった。
はやとの風は肥薩線や日豊線などを走り、吉松―鹿児島中央(鹿児島市)を現在1日2往復している。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24172070R01C17A2LX0000/ JR九州、来春に過去最大の117本削減
JR九州は2018年3月17日のダイヤ改正で1日当たりの運転本数を3011本と、17年度当初から117本減らすと発表した。
削減本数は発足以来最大。
対象は九州全域で各地のローカル線だけでなく九州新幹線にも及ぶ。
コスト削減効果は示していないが、本業の収支改善が課題となっている中、一段の合理化を進める。
同社は不動産事業などが好調で16年10月に上場したが、鉄道事業は17年3月期で87億円の実質赤字となっている
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24701850V11C17A2TJ2000/ 近江鉄道が「自社単独で維持困難」自治体に協議求める
滋賀県の近江鉄道が、鉄道事業存続へ向けて、沿線自治体などに協議を求めています。
単独で鉄道を維持するのが将来的に困難になるとの見通しを伝え、上下分離などの提案していくようです。
近江鉄道は、米原〜貴生川間の本線、近江八幡〜八日市間の八日市線、高宮〜多賀大社前の多賀線の3路線59.5kmを営業する地方私鉄です。
もともと西武系の会社で、2016年に西武鉄道の完全子会社になりました。
ただ、近江鉄道の鉄道事業に関しては、1994年度に赤字に転落して以来不振が続いています。
2016年度には営業費用約15億円に対し、約3億円の赤字を計上。
赤字はバス事業などの利益で穴埋めしています。
大手私鉄・西武鉄道の100%子会社とはいえ、20年以上続く赤字事業のために、多額の設備投資ができないのは仕方ないところ。
年間約470万人もの利用者がある以上、全線廃止になる可能性は低いと思いますが、部分的な廃止論が出てくる可能性はありそうです。
http://tabiris.com/archives/ohmitetsudo/ 「奥羽新幹線」実現目指す新組織、山形市など
フル規格の「奥羽新幹線」(福島-秋田)の実現を目指す「山形圏域奥羽新幹線整備実現同盟会」が5日設立された。
山形市や隣接する3市2町の自治体や地元経済界などが一体となって、同新幹線の早期実現に向けて国やJR東日本に要望活動や、県内での機運醸成を進める。
会長には佐藤孝弘・山形市長が就任した。
2016年5月には県全体の組織「山形県奥羽・羽越新幹線整備実現同盟」が設立、17年8月には沿線6県によるプロジェクトチームも立ち上がっているが、県内各地で機運を醸成するための地域組織が米沢、新庄など県内3地域で発足済み。
山形圏域も加わることで県内全域に地域組織が出そろうことになる。
山形県には現在、ミニ新幹線の山形新幹線があるが、東京まで最短約2時間30分かかるうえ、大雪や豪雨による運休・遅延が多発している。
防災対策を検討していたJR東日本は昨年11月、福島―米沢の県境トンネル(約23キロメートル)は工期15年、事業費1500億円を要し、フル規格新幹線仕様にするには120億円増加するとの試算結果を県に伝えている。
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I5GF2 JR信越線15時間立ち往生 乗客集中で運転強行か 新潟県は自衛隊要請検討もせず
立ち客210人を含む約430人の客を乗せた普通電車は駅を発車してわずか2分後、約300メートル進んでストップした。
JR信越線が立ち往生したトラブルは、乗客が約15時間半も車内に閉じ込められる異例の事態に。
JR東日本や行政は一体何をしていたのか。
JR東日本新潟支社によると、管内には積雪の運行停止基準やマニュアルはなかった。
問題の電車は11日午後7時前、無人駅の東光寺駅(新潟県三条市)を出発。
降雪でダイヤが乱れ運休が続出したため乗客が集中し、“運転強行”に判断が傾いた可能性がある。
現場付近では日中の除雪は実施されておらず、1本前の電車は約2時間前に通過。
電車は雪をかき分け進んだが、2分ほどで運転席の窓近くまで雪がたまり停車した。
同支社は人海戦術での除雪を決め、近隣にいた社員らを現地に派遣したが、除雪は難航。
最終的に除雪車で線路を開通させることにした。
http://www.sankei.com/affairs/news/180112/afr1801120066-n1.html 札沼線見直し、JR北がバス転換促す 検討会議が初会合
JR札沼線の北海道医療大学―新十津川間の沿線4町長が16日に立ち上げた交通体系のあり方などを話し合う「札沼線沿線まちづくり検討会議」で、JR北海道の西野史尚副社長は「バスであれば今より本数や停留所を増やしてより便利にすることができる」と、
沿線自治体にバスに転換した場合の対応を説明した。
西野副社長は同社の経営状況から路線存続は厳しいとの考えを改めて示した上で、「通学や日ごろの地域の足としてもそうだが、観光振興もバスだともっと機動的にできる。夕張などでバスで周遊するプランを作っており、札沼線などにも広げたい」と語った。
一方で検討会の議長に就いた上坂隆一・月形町長は「札沼線の維持存続に変わりはない」との構えを崩さず、同路線のバス転換を目指すJR北との溝は依然として深い。
検討会で4町長は、鉄道運営や利用促進などの参考にするため、第三セクターのいすみ鉄道(千葉県大多喜町)を25日に視察することで合意した。
また2月上旬にも2回目の会議を開催することでも一致した。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25759950W8A110C1L41000/ 札幌駅の新幹線ホーム、位置決まらず迷走 地下案は巨額
2030年度に開業予定の北海道新幹線札幌駅のホーム位置が決まらず、迷走している。
在来線のホームを活用する2案で調整がつかず、昨年10月から、地下にホームを造る「地下案」の検討を始めたところ、建設費が2案の倍以上になることが分かった。
国は「年度内」の結論を促すが、混迷は深まるばかりだ。
JR北海道の島田修社長は17日の定例会見で、北海道新幹線札幌駅のホーム位置の問題に触れ、「3案の中から、年度内に成案を得たい」と初めて期限に言及した。
新幹線ホームについては建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構とJR北、北海道、札幌市の4者が一昨年10月、在来線の1、2番線を活用する「現駅案」と、1番線と新設する0番線ホームをあてる「東側案」に絞り込んだ。
ところが、現駅案では在来線の必要な運行本数を確保できず、東側案では0番線ホームをつくる際、ホームの一部がJRタワーに食い込むため、タワーの耐震工事に300億円ほどがかかる。
新幹線建設の費用は国と自治体がほとんどを支払うが、JR北は東側案を、機構は現駅案を主張し、平行線をたどっていた。
このため、JRと機構は昨年10月、過去に一時期検討された、「地下案」を再浮上させた。
駅南側の「北5条通」の地下に造る構想だったが、実際に建設費をはじいてみたところ、現駅案の2倍に当たる1千億円を大きく超えることが判明。
有効な削減策が見つからなければ、実現は難しい情勢だ。
https://www.asahi.com/articles/ASL1K366PL1KIIPE003.html 大分−松山、海底トンネル新幹線「黒字も可能」
大分、愛媛の両県を結ぶ「豊予海峡ルート構想」の実現を目指す大分市は、新幹線用の海底トンネルを整備した場合の調査結果をまとめた。
JR大分(大分市)―松山駅(松山市)間で1日往復32本の運行が可能で、最速約36分で結ぶことができるとし、1日当たり約6800人が利用すれば採算性が確保できると結論づけている。
大分市は2016年度、トンネルと橋、鉄道と道路を組み合わせた計11パターンの概算事業費を試算し、新幹線(単線)を海底トンネルで通す場合が最も安い6800億円になると導き出した。
この海底トンネル案が最も実現可能性が高いとして、今年度は専門業者に委託してルートやダイヤ、営業損益などを調査した。
調査結果によると、単線のため、すれ違いや追い抜きに必要な中間駅を大分市佐賀関、愛媛県伊方町、同県大洲市付近に設けた場合、松山駅から大分駅に直行する下り列車の所要時間は約36分、
上り列車は約43分となり、各駅停車は下りが約59分、上りが約53分と見積もった。
この結果、1日往復32本の運行ができるとした。
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20180129-OYT1T50016.html 知事「在来線お荷物」発言、「多選の弊害」批判
2022年度末の北陸新幹線敦賀(福井県)開業に伴って経営分離される並行在来線を巡る石川県の谷本知事の過去の発言について、共産党の佐藤正幸県議は、23日の県議会地方創生・新幹線対策特別委員会で、「多選の弊害だ」と指摘した。
問題視したのは、昨年12月19日、南加賀広域圏事務組合の役員らが県庁を訪れた際の谷本氏の発言。
JR西日本からIRいしかわ鉄道に引き継がれる金沢以西の並行在来線について、谷本氏は「正直言って、お荷物」と述べたという。
佐藤県議はこの日、「軽口といった類いではなく、知事の政治姿勢に関わる大問題だ」と批判。
「知事がそういう発言をした時、部長も含めて批判的な意見をきちんと述べたかも問われている」と県執行部を当てこすり、「多選の弊害の一つの表れだ」と断じた。
県によると、金沢から福井県境までの並行在来線は約50キロで、平均乗車人数は、北陸新幹線金沢開業でIRいしかわ鉄道に経営が引き継がれている金沢以東の7割にとどまると推計されている。
谷本氏は以前から「経営環境は大変厳しい」との見方を示している。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180126-OYT1T50094.html 熊本駅、3月17日に在来線全ホームの高架化が完成 2面6線の構造に
JR九州は、2018年2月15日(木)、2001年度から熊本県と進めてきた鹿児島本線・豊肥本線の連続立体交差事業が完成し、3月17日(土)に熊本駅の全ホームが高架化開業すると発表しました。
今回、高架線に移るホームは、在来線の1番のりばから3番のりばで、2015年3月の先行開業時に高架ホームになっていた在来線の4番のりばから6番のりばと合わせ、全ホームが高架線に移ります。
完成する在来線ホームの構造は2面6線で、2つのホームはともに、八代、水前寺寄りに切り欠き部があります。
各ホームにはバリアフリー設備として、エレベーターとエスカレーターが設置されます。
なお、今回の切り替えに伴い、0番Aのりばと0番Bのりばは廃止となります。
3月17日(土)の開業当日には、熊本県、熊本市と共催で、開業式典の開催が予定されています。
https://raillab.jp/news/article/3716 JR九州「全路線で減便」の衝撃 深刻な赤字の鉄道事業、対応迫られる沿線自治体
JR九州が2017年12月に発表した「大規模減便」の方針は、沿線自治体に大きな衝撃をもたらした。
「どうせ減便されるのは閑散線区だろう」と思う読者もいるであろうが、決してそうではない。
減便される路線はJR九州の全路線に当たる22路線、1日当たり117本(2月15日現在)にも上る予定で、九州の大動脈である九州新幹線や、多くの客で混み合う福岡都市圏まで対象とされたのだから、その深刻さは明らかだ。
JR北海道、四国、九州3社は「三島会社」と呼ばれ、民営化直後から経営基盤が脆弱だと指摘されていたが、そうしたなか、JR各社のなかで初の新型特急電車を導入したのはJR九州であった。
その後は工業デザイナーである水戸岡鋭治氏との連携により観光列車を続々と投入するなど積極投資を続け、九州全体のイメージアップにも貢献。
2016年には悲願の株式上場を果たした。
しかし、現在のJR九州の売上高のうち鉄道事業は約4割程度。
その屋台骨は、鉄道事業ではなく駅ビルやドラッグストアなどの運営、マンション分譲などの流通事業や不動産事業だ。
とはいえ、JR九州にとって開業以来赤字が続いている鉄道事業の立て直しは喫緊の課題だ。
https://hbol.jp/160606 新幹線「札幌駅」 利用者無視のJR北海道案 「大東案」は現在の駅から離れすぎだ
「JR北海道が認可案にこれだけ抵抗する真意がわからない」
北海道新幹線の札幌駅プラットホーム問題に関する、鉄道建設業界OBの言葉だ。
JR北海道は2月4日、都内で開催された北海道新幹線の札幌駅に関する協議の場で「大東(おおひがし)案」を正式に再提案した。
この問題については、そもそも認可案が現駅在来線プラットホームであって、本来は覆すべきことではない。
鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)はずっとこの案を支持している。
しかしJR北海道側が「在来線の運行に支障がある」として了承せず、西側案、東側案を提案。
いったんは現駅案、東側案で検討する形となった。
在来線に支障があるというJR北海道の言い分に対して、鉄道・運輸機構は「1日26本増発しても、そのほかの在来線列車への影響は最低限に抑えられることが判明した」としている。
札幌駅の運行本数よりもっと多い列車数を、名古屋鉄道は名鉄名古屋駅の3面2線で賄っている。
京急電鉄の品川駅も2面3線でこなしている。
なぜJR北海道はそれができないのか。
http://toyokeizai.net/articles/-/209050 吉備線LRT化「合意近い」 岡山・総社両市長、JR西社長と会談
岡山駅と総社駅(岡山県総社市)を結ぶJR吉備線(20.4キロ)の次世代型路面電車(LRT)化を巡り、岡山市の大森雅夫市長と総社市の片岡聡一市長は23日、大阪市でJR西日本の来島達夫社長と会談した。
終了後、大森市長は役割分担や全体の事業費、負担割合について「おおむね合意に近づいているとの感触を得た」と話した。
大森市長は「3月末に来島社長に岡山で最終的な中身について話してもらう」と述べた。
3者で合意できればスケジュールや基本計画策定で相談を進める方針を示した。
片岡市長は「不透明な話が多く20年間進まなかったが、明確に将来像について大筋合意できたので大きな意味を持つ会談になった」と強調した。
来島社長には駅の数や運賃、所要時間の調整について市民の意見を聞くよう要請したという。
岡山市と総社市、JR西は3月末までに役割分担や費用負担の方向性について「一定のめどを立てる」と一致していた。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27336320T20C18A2LC0000/ 小田急線ダイヤ改正 「準急停車」の狛江駅で喜びの声
小田急電鉄は3月17日にダイヤを改正し、19日は初めての平日を迎えました。
今回の改正で準急が止まるようになった東京・狛江市にある狛江駅周辺では、喜びの声が聞かれました。
小田急線の狛江駅はこれまで各駅停車しか止まりませんでしたが、17日のダイヤ改正で準急も止まるようになりました。
準急を利用した人は「優越感はすごい。各駅停車でなくても狛江に来られる」「登戸に快速急行が止まって、そこから準急で狛江に着くことができた。10分ぐらい短縮された」「準急が来て、よく見たら狛江に止まるというのですごくうれしい。便利」などと話していました。
今回のダイヤ改正は、東京都渋谷区の代々木上原駅から神奈川県川崎市の登戸駅までの約12キロの区間で、上下それぞれ2本ずつの線路を使う「複々線」が完成したことを受けて行われました。
電車の停車駅なども見直され、準急は全て東京メトロ千代田線との乗り入れとなり、新たに狛江・祖師ケ谷大蔵・千歳船橋の3つの駅にも止まります。
狛江から新宿へは、これまで28分かかっていたところが20分に短縮されました。
準急の停車は狛江市も歓迎していて、市の公式フェイスブックには何度も案内が載せられ、読者の共感を示す「いいね!」が集まっています。
http://s.mxtv.jp/mxnews/kiji.php?date=46512691 JR四国 鉄道事業の赤字、年115億円 自治体負担に慎重
四国4県とJR四国は29日、鉄道網維持に向けた懇談会を開いた。
同社は鉄道事業の収支状況を報告。
路線別は出さなかったが、年約115億円の赤字構造であることが示された。
収入の底上げに向けては周期性のあるダイヤの整備などの提案があった。
ただ、鉄道事業単独での黒字は国鉄の分割・民営化当時から見込まれておらず、自治体関係者からは「国の役割の明確化が欠かせない」などと自治体負担に慎重な意見が相次いだ。
同社の鉄道収入の4割は瀬戸大橋を通る対本州輸送が占めており、四国内の人口が急速に減る中、四国外との交流人口の拡大が収入の落ち込みを抑えている格好だ。
そもそも鉄道事業の赤字は1987年の国鉄の分割・民営化からJR九州、JR北海道とともに想定された。
JR四国は営業黒字が1度もなく、国からの支援金である2082億円の経営安定基金の運用益で帳尻を合わせてきた経緯がある。
その運用益も当時の高い固定利回りから自主運用に切り替わり細った。
鉄道事業で採算を取るのは難しく、行政支援を求める声も強い。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28764590Z20C18A3LA0000/ そのゲームよりこっちにしろ
放置するだけで強くなれる
https://goo.gl/ZrUVkC 新幹線と特急が同じホーム 新潟
JR新潟駅の高架化工事が進み、15日から東京と新潟を結ぶ上越新幹線と、山形、秋田方面の在来線の特急とが同じホームで乗り換えができるようになり、記念の式典が行われました。
JR東日本と新潟市は、上越新幹線と在来線のホームを同じ高さにする工事に取り組んでいますが、このほど在来線の線路5本のうち4本についての高架化が完成し、
15日から東京と新潟を結ぶ上越新幹線と、新潟と山形・秋田を結ぶ「特急いなほ」とが同じホームで乗り換えができるようになりました。
新潟駅で午前10時から行われた式典では、新潟市の篠田昭市長は「新潟駅の拠点化が大きく進むと思う。新潟の顔である新潟駅の高架の全面開業に向けて頑張っていきたい」とあいさつしました。
新潟県の米山隆一知事は「山形、秋田への観光にも使っていただけたらと思う」と述べました。
新しく完成した5番線のホームには、午前10時49分東京からの上越新幹線が到着し、山形県の酒田行きの特急いなほに乗り換える乗客たちに、市長や知事が新潟産の米粉で作った記念のパンを配りました。
そして新幹線到着から9分後、特急いなほが駅長の合図で出発し、集まった人たちは旗を振って見送っていました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20180415/1030002769.html ガイアの夜明け
2018年5月1日(火)22:00〜
どうする?ローカル鉄道
国鉄が分割民営化し、JR7社が発足して昨年で30年。
各社が頭を痛めるのが地方の赤字路線の存在だ。
100円の利益をあげるのに1000円を超える費用がかかる"超赤字路線"も少なくないという。
地域の"足"を何とか守ろうと運行を続けてきたJR各社だが、「廃線」という苦渋の決断を下すケースも増えている。
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/ 新潟県知事選で与党系候補の花角英世氏が公約としてぶち上げた「日本海縦貫新幹線」整備は必要か
中国地方から新潟を通り青森まで日本海側を結ぶ新幹線計画について、出馬会見で「一番大きな課題は人口減少問題」と強調し、熱っぽくかつ詳しく語ったのだ。
「新幹線の基本計画に入っている『羽越新幹線』(富山市〜新潟市〜青森市)という計画路線があるのですが、これは県内の一体化という意味でも非常に重要だと思います。
さらに日本の国土軸を考えた時に、太平洋側は北海道から鹿児島まで完成をしましたが、災害に見舞われる可能性が高い。
その時に日本海側の九州・中国地方から上越地方、北海道につなぐ路線がないと(代替路線がなくなる)。
もしもの時のことが起きた時の備えとして基盤であります。
「『国土強靭化』を旗印に公共事業拡大を進める二階幹事長と二人三脚を組んで『新潟県を交通インフラ整備先進県、牽引車役になる』という近未来図が目に浮かびますが、
仕事が増える建設業界や一部の新幹線推進派には歓迎されても、県民への支持拡大は限定的だと思います。
すでに上越新幹線や北陸新幹線があり、高速道路もかなり整備されているわけですが、それでも人口減少は止まらなかった。
交通インフラ整備を『もう一段』進める必要性を感じている県民は多くはないのではないか。
さらに問題点としては、大阪〜新潟間の人の移動が途中駅間も含めてそれほど大きくないこと。
日本海側新幹線の費用対効果には疑問が残り、JR東日本やJR西日本が積極的に新潟接続線の工事費を出す可能性は低い。
もしやるとすれば、新潟県がその多くを負担しなければならなくなるでしょう」
https://hbol.jp/166157 長崎新幹線 FGT導入を見送り ミニ新幹線を軸に検討へ
九州新幹線長崎ルートに関する与党の検討委員会は8日の会合で、車輪の間隔を変えることでレール幅の異なる新幹線と在来線を乗り継ぐフリーゲージトレイン(FGT)の長崎ルートへの導入を見送ることを決めた。
今後、全線が新幹線のフル規格か、線路の敷設を工夫して在来線でも新幹線が走れるミニ新幹線を軸に検討する。
長崎ルートを巡っては当初、FGTを導入する予定だった。
しかし、開発が難航しているうえ、事業者であるJR九州が安全性やコスト面などから導入に反対していた。
一方、国土交通省の検討結果では、全線フル規格が費用対効果の面で最も優位としており、長崎県もフル規格での整備を求めている。
しかし、整備費の総額は膨らむため、佐賀県が過大な財政負担などを理由に反対。
与党検討委は今後、佐賀県の負担軽減についても検討する方針。
長崎ルートは在来線特急と新幹線を武雄温泉駅(佐賀県)で乗り換えるリレー方式で2022年度に暫定開業する計画。
整備方法の決定が長引けば、リレー方式の長期化・固定化が懸念されている。
https://mainichi.jp/articles/20180608/k00/00e/020/270000c 新幹線殺傷事件は、もはや「想定外」ではない
6月9日、新横浜-小田原間を走行中の東海道新幹線「のぞみ265号」で刃物を持った男が突然乗客に切りつけ、男性1人が死亡、女性2人が重傷を負うという事件が起きた。
約3年前の2015年6月30日には、やはり新横浜-小田原間で起きた「のぞみ225号」車内の焼身自殺事件で、巻き添えとなった女性が死亡している。
悲劇は繰り返された。
JR東海は「乗車中のお客様が死傷に至る列車事故ゼロを継続している」として高い安全性をアピールしている。
しかし、いくら列車運行の安全性を高めたところで、このように焼身自殺や殺傷事件が繰り返されると、新幹線の信頼性が損なわれかねない。
JR東海はセキュリティ対策として、客室やデッキ部への防犯カメラ設置を進めている。
昨年12月には全編成の9割に相当するN700Aタイプへの設置が完了した。
カメラ未設置の700系は2019年度末までに引退が決まっているので、2020年春には全編成で防犯カメラが設置されることになる。
JR東海は「犯罪や不審行為への抑止力の向上につながる」(同社広報部)と期待しているが、事件の起きた客室内にも防犯カメラは設置されていた。
残念ながら防犯カメラを設置あうるだけでは犯罪の抑止には限界があると言わざるを得ない。
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BHN JR北海道、17年度も全27線区赤字 収支25億円悪化
JR北海道は9日、2017年度(18年3月期)の線区別収支状況を公表した。
道内27線区(新幹線含む)の全区間が営業赤字で、約半数の13線区で赤字幅が拡大した。
全線区が営業赤字となるのは、線区別収支の公表を始めた14年度から4年連続。
鉄道の利用促進や事業多角化による31年度の連結黒字化が目標だが、人口減などで経営環境は厳しさが増す。
線区別で最も赤字額が大きかったのは北海道新幹線(新青森―新函館北斗)で、前年度より44億円悪化の98億円。
16年3月の開業効果が一服し、輸送密度(1キロメートルあたりの1日の平均輸送人員)は4510人と2割減少した。
青函トンネル内の老朽設備の更新費や車両メンテナンス費用もかさんだ。
JR北が「単独では維持困難」とした10路線13線区合計の赤字額は162億円。
16年度から1億円悪化した。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37586600Z01C18A1L41000/ JR北、23年度に資金不足400億円 社長が見通し
経営再建中のJR北海道を巡り、北海道議会の地方路線問題調査特別委員会は29日、JR北の島田修社長ら幹部を参考人として招致した。
島田社長は同社への国の支援が2021年度以降も続いたとしても、22年度に資金ショートに陥り、23年度には約400億円の資金不足になる恐れがあるとの見通しを示した。
北海道新幹線の収支均衡など赤字構造の抜本的な解消が必要になる。
国土交通省は同社に対し、19〜20年度に総額400億円程度の財政支援をすると決定。
一方、同社が示した23年度までの収支見通しでは21年度以降も国からの年間200億円の支援が続くと仮定。
それでも現在の赤字体質を改められなければ22年度に資金ショートに陥るとの見方を示した。
資金不足は22年度に200億円程度、23年度に400億円程度と予測。
赤字線区のバス転換などにかかる費用300億円や利用者の少ない線区の維持費、北海道新幹線の収支均衡などの課題解決が必要で、国や地元の支援を求めた。
島田社長は資金不足の回避について「赤字解消に向けて具体的な議論が前進することが肝要だ」と述べた。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38340590Z21C18A1L41000/ 色川高志 (あいかわ たかし)
〒125−0062
東京都葛飾区青戸6−23−21ハイツニュー青戸103号室
【色川高志という人物も生活保護受給者でありながら申告せずに内緒でネットストーカーなどのアルバイトを
している生活保護不正受給犯罪者です】
【通報先】
◎葛飾区福祉事務所(西生活課)
〒124−8555
東京都葛飾区立石5−13−1
рO3−3695−1111 東急と相鉄、新路線名を「東急新横浜線」「相鉄新横浜線」に決定
2019年度下期に相鉄〜JRが直通
東急(東京急行電鉄)と相鉄(相模鉄道)は12月13日、神奈川東部の新路線の名称をそれぞれ「東急新横浜線」「相鉄新横浜線」とすることを発表した。
東急新横浜線は新横浜駅(仮称)〜日吉駅、相鉄新横浜線は西谷駅〜新横浜駅(仮称)で運行する。
名称はいずれも、新幹線の駅名として知られる「新横浜エリアに直結する路線」であることから採用したという。
相鉄新横浜線の西谷駅〜羽沢横浜国大駅は2019年度下期に先行して開業、JRとの相互直通運転を開始する。
また、相鉄新横浜線の羽沢横浜国大駅から新横浜駅(仮称)および東急新横浜線は新横浜駅(仮称)〜日吉駅は2022年度下期に開業、両社の直通運転を開始する。
https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1158292.html 地下鉄延伸 沿線活性化に期待 横浜・川崎両市
横浜市営地下鉄ブルーラインが2030年をめどに終点のあざみ野駅(横浜市青葉区)から小田急線・新百合ケ丘駅(川崎市麻生区)まで延伸するのを受けて、沿線では地域活性化への期待感が高まっている。
横浜市内では相模鉄道もJR線や東急線との相互直通運転を控えており、鉄道整備を軸に今後、まちづくり開発が進みそうだ。
新駅は4つ設ける。
あざみ野駅から順に、横浜市の嶮山(けんざん)付近と、横浜、川崎両市境のすすき野付近にそれぞれ1駅設置する。
横浜市は特に東急田園都市線も乗り入れるあざみ野駅について「商業施設や文化施設などの集積を進めていきたい」という。
川崎市内の次の駅は3案あり、ヨネッティー王禅寺付近、王禅寺公園付近、白山付近が候補となっている。
既存のバス路線との連携や、周辺駅との距離などを勘案し、ヨネッティー王禅寺付近を有力候補としている。
もう1駅は新百合ケ丘駅南口付近に設ける。
横浜市の人口は19年をピークに20年に減少に転じると予想されている。
鉄道網の整備に伴いどれだけ沿線人口を増やせるかも注目点となりそうだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40375320T20C19A1L82000/ 丸ノ内線に「真っ赤でまあるい」新型車両 約30年ぶり
東京メトロ丸ノ内線に23日、約30年ぶりとなる新型車両「2000系」がデビューした。
路線名にちなみ、丸みを帯びた顔付きと、各車両に設けられた円窓が特徴だ。
現行の「02系」は銀色のアルミ製車体に路線カラーの赤い帯をあしらっているが、2000系は車体全体を鮮やかな赤色でラッピング。
メトロの現役車両で全面カラーを施しているのは、銀座線「1000系」に次いで2例目だ。
車内には、スマホなどを充電できるよう、座席のないフリースペースにコンセント2口とテーブルを設けている。
https://www.asahi.com/articles/ASM2R2S2TM2RUTIL006.html JR四国、瀬戸大橋線以外は赤字
JR四国が22日発表した2013〜17年度平均の線区別の収支で、四国内の乗り合いバスよりも採算が悪いことを明らかにした。
唯一の黒字である本四備讃線(瀬戸大橋線)も今後、設備投資の増加で赤字に転落する可能性があり、鉄道網の厳しさは増していく。
JR四国や4県などは今後、バスも含めて地域の足をどう維持していくのか、県別に対策を検討する。
各線区の状況をみると、全18線区のうち本四備讃線を除く17線区で営業係数が100を超え、赤字だった。
予土線の北宇和島―若井駅間が1159で最も採算が悪く、次は牟岐線の阿南―海部駅間の635だった。
営業係数が100を下回る唯一の黒字の線区は本四備讃線の児島―宇多津駅間で、営業係数は84だった。
だが、瀬戸大橋の開通から30年が過ぎ、設備の維持・更新費が今後増える見通しで、赤字に転落する可能性があるという。
JR四国の半井真司社長は「経営努力はしてきたが、人口減で非常に厳しい」と話す。
利用客が多い高松―多度津駅間の営業係数が115、松山―今治駅間が123であるなど、都市部の線区で稼ぎ、過疎地の赤字線区を支えるという構図を描けない。
これが鉄道網の維持を難しくしている。
このため、JR四国も過疎地の線区の存廃問題だけに、焦点を当てるつもりはない。
都市部の線区の利用客数の増加策とセットで、4県などと議論していく。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42801850S9A320C1LA0000/ JR石勝線の夕張支線が最終運行 廃線し、バス転換へ
北海道夕張市を走るJR石勝(せきしょう)線夕張支線(新夕張―夕張間、16・1キロ)が31日、最終運行日を迎えた。
車内は午前中から、全国から駆けつけた鉄道ファンらで混み合い、JR夕張駅前では、地元住民らが乗客を出迎えた。
30日から夕張入りしている東京都あきる野市の介護福祉士、熊野将博さん(40)は、運転士の制帽をかぶり、列車が到着・出発するたびに、「ありがとう 夕張支線」と書いた手作りの幕を掲げた。
「廃線は寂しいが、人が乗らなければ廃線はしかたがない」と話した。
夕張支線は1892年、国内有数の産炭地・夕張から石炭を運び出すために建設された。
戦後の高度成長を支えたが、1990年に市内から炭鉱が消え、人口減少で旅客も大きく減った。
JR北海道は2016年、「単独では維持が難しい」とする13線区を公表。
このうち夕張支線については、夕張市と昨年3月、廃止合意した。
13線区のなかで、沿線自治体と廃止・バス転換で合意した初めてのケースとなった。
JR北は廃止後、代替バスの運行費用を市に助成し、地域の公共交通を維持するとしている。
https://www.asahi.com/articles/ASM303WN8M30IIPE00J.html 北海道の鉄道はどうなる? 道知事選に与党推す鈴木直道・前夕張市長当選で
きのうの北海道知事選では与党の推す鈴木直道氏が当選し、野党の推す石川知裕氏が落選した。
今回の北海道知事選では、鈴木氏が公共交通の再編を公約に掲げ、石川氏が鉄路の存続を公約としていた。
高橋はるみ北海道知事はJR北海道の路線網をどうするかに対して積極的な姿勢を示せず、後手の対応に回り、抜本的な対応策をとることができないまま道知事の座を去り、参院選の候補となることになった。
どちらの候補が当選するにしても、JR北海道の路線網維持、北海道の公共交通をどうするかについては差し迫った課題であり、新しい知事はさっそく直面せざるをえない状況になっていた。
鈴木氏は夕張市長として、「攻めの廃線」と銘打って、石勝線の新夕張〜夕張間を廃止して、そのかわりにバス路線を充実させるということを政策として行った。
その結果がこの春の同区間の廃線であった。
多くの人から惜しまれながらの廃線であったものの、鉄路を維持するというのはJR北海道だけでは困難であり、地元の支援も必要とする。
鉄道への支援を行うのなら、バスでやったほうが効率的だ、というのが鈴木氏の考え方である。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kobayashitakuya/20190408-00121433/ 佐賀知事「新幹線整備求めず」長崎新幹線 新鳥栖―武雄温泉で
九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)の未整備区間、新鳥栖―武雄温泉について、佐賀県の山口祥義知事は24日の定例会見で「一番申し上げたいのは佐賀県はこれまでも(同区間の)新幹線整備を求めたことはなく、今も求めていないということ。
条件闘争をしているかのように言われたりもしたが、全く本意ではない」と述べ、JR九州や長崎県が求める全線フル規格化による整備に否定的な考えを改めて強調した。
26日の与党検討委員会によるヒアリングには山口知事が出席し、同様の主張を行う。
長崎新幹線は2022年度に武雄温泉―長崎間がフル規格で暫定開業する予定。
この点に関しては佐賀県も国やJR九州などと「6者合意」をしており、建設費高騰による追加負担分の支払いにも応じる方針だ。
ただ、新鳥栖―武雄温泉間の新幹線整備には合意しておらず、自民党が多数を占める佐賀県議会も積極的ではない。
山口知事は「県民のいろんな声を聞いたが、現時点で佐賀県側から話をすることはない」と議論に応じない姿勢を明確にした。
長崎新幹線は与党検討委が6月をメドに、フル規格かミニ新幹線かの整備方法を決める見通し。
19日には国土交通省の担当者が佐賀県庁を訪れ、全線フル規格で整備した場合の佐賀県負担額の国の試算を伝えている。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44134270U9A420C1LX0000/ 佐賀との協議「まるで韓国か北朝鮮」 自民・谷川議員
自民党の谷川弥一衆院議員(長崎3区)が、九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)をめぐり、整備方法に関する佐賀県との協議について、「まるで韓国か北朝鮮を相手にしているようだ」などと述べていたことが分かった。
長崎県諫早市で18日に工事現場を視察し、あいさつした際に述べた。
整備方式が決まっていない佐賀県の新鳥栖―武雄温泉間について、与党の検討委員会(PT)は、「フル規格」か「ミニ新幹線」の2案を検討している。
佐賀県の山口祥義知事は4月のPTの場で「新幹線整備を求めたことはないし、今も求めていない」などと述べ、不快感を示していた。
谷川氏はPTメンバーの一人。
谷川氏は20日、取材に「新幹線整備がなかなか進まず、焦りがあった。言い方は適当ではなかった」と釈明。
山口知事は同日、報道陣に「例えとしては適切でなかったのではないか」と述べた。
https://www.asahi.com/articles/ASM5N6DT4M5NTOLB00R.html シーサイドライン25m逆走し衝突、15人重軽傷 横浜
1日午後8時15分ごろ、横浜市南部を走る無人運転の新交通システム「シーサイドライン」新杉田駅(同市磯子区)で、列車が約25メートル逆走し、車止めにぶつかった。
原因は不明。
神奈川県警によると、15人がけがをし、そのうち6人が骨折などの重傷。
命に別条はないという。
運営会社の横浜シーサイドラインによると、列車は新杉田発並木中央行きで、5両編成。
乗客は50人以上いたとみられる。
ドアが閉まった後に、逆走したという。
前から2両目に乗っていた横浜市金沢区の会社員青木健一さん(46)は「列車が動き出した数秒後に、ものすごい衝撃で止まった。
前の車両には血だらけで倒れている人がいて、後ろの車両には顔から血を流している人もいた。子どもの泣き声が聞こえ、パニック状態だった」と話した。
シーサイドラインは、1989年開業。
新杉田駅と金沢八景駅(横浜市金沢区)の約11キロを結ぶ新交通システムで、運転士のいない完全自動運転が特徴だ。
沿線には、横浜・八景島シーパラダイスや横浜市立大付属病院がある。
営業中の自動運転の列車による事故では、大阪市交通局(現大阪メトロ)のニュートラム南港ポートタウン線で1993年10月、住之江公園駅に進入した列車(4両編成)が減速せずに60メートル暴走し、車止めに衝突。
乗客約210人が負傷した例がある。
https://www.asahi.com/articles/ASM616WP6M61ULOB00Q.html リニア工事 静岡県とJR、深まる溝 互いに不信感、合意遠く
リニア中央新幹線南アルプストンネル工事を巡り、JR東海と静岡県の溝が深まっている。
2027年のリニア開業に向けて着工を急ぎたいJR東海、大井川の流量減少対策が不十分だとして慎重姿勢を崩さない県。
両者には東海道新幹線の静岡空港新駅設置を巡るあつれきもあり、石井啓一国土交通相が調整に乗り出す姿勢を示すが、合意点を見いだせるかどうかは不透明だ。
工期の余裕がなくなる中、しびれを切らしたのはJR東海の金子慎社長。
5月末の記者会見で「この状態が続けば、開業時期に影響を及ぼしかねない」と静岡工区の未着工が開業遅れにつながる可能性に言及した。
6月に入ると「国策と言えるような目的の下に進められている」と事業の必要性を強調した。
名古屋駅周辺の開発遅れを懸念する愛知県の大村秀章知事も「開業遅れは到底受け入れられない」と呼応した。
こうしたJRなどの姿勢に静岡県側は反発を強めている。
川勝平太知事は、トンネル工事による湧水の全量を大井川に戻すことを「当たり前」とし、これにJRが応じるのに1年半かかったと指摘する。
県幹部は「JRは静岡を悪者にしようという魂胆だろうが、問題があるのはJRの方だ」と不信感を募らせる。
両者がテーブルに着いた協議では、JRが県側の質問に直接回答しなかったり、論点をはぐらかしたりする場面が相次ぎ、結論が先送りになった。
https://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/648966.html 北海道並みに厳しい、「JR四国」の生き残り策
最近、JRの経営問題と言えば、JR北海道が大いに注目されているが、JR四国も実は同様の危機的状況に陥りつつある。
もともと会社や路線規模が小さいため、全国的なスポットが当てられていなかった。
しかし、当の四国においては抜き差しならぬ危機感から、地元や各界有識者を集めて議論がなされるようになっている。
まずは2010年に四国経済連合会の呼びかけにより「四国における鉄道ネットワークのあり方に関する懇談会」が設置され、翌2011年に「四国の鉄道ネットワーク維持」と「抜本的高速化」が必要と提言された。
これ以後、高速化の機運として四国新幹線整備促進期成会が設立(2017年)されるなどの動きがあるが、一方で管内各線共に利用の減少傾向は止まらず、状況は一層の厳しさを増した。
もはや事業者に経営努力を求めるだけでは鉄道ネットワーク維持は困難な状況が差し迫りつつある。
そこで2017年8月、JR四国からの呼びかけにより、上記懇談会後の状況や取り組みを検証し、広く意見交換を行うため「四国における鉄道ネットワークのあり方に関する懇談会U」が設けられた。
そして1年後の2018年9月、「中間とりまとめ(案)」がまとめられ、そこでは随所に「連携」が求められたことから、前提となる情報の共有として、本年3月、JR四国から各種データや経営状況の様子が詳らかにされている。
四国4県の人口は全国に先駆けて減少し、1988年度より44万人のマイナス。
一方、高速道路延長はJR発足時のわずか11kmから529kmとなり、四国内の計画の80%に達した。
自動車の保有状況は1987年度との比較で1.56倍。
一方で四国内の流動における鉄道のシェアは、1975年度に21%あったものが1990年度は4.1%、2009年度は1.5%(以後は継続的データなし)となった。
営業黒字になったことはない
https://toyokeizai.net/articles/-/288083 北海道のJR24区間は「総赤字」、5年連続で全区間
JR北海道が4日公表した2018年度(19年3月期)の区間別収支状況によると、北海道の24区間(19年4月に廃線した石勝線夕張支線含む)は全区間が営業赤字だった。
区間別収支の公表を始めた14年度から5年連続。
鉄道の利用促進や非鉄道事業の育成などで31年度の連結黒字化を目標としているが、肝心の稼ぐ力は上向いていない。
全区間の赤字総額は549億円と、17年度と比較すると1億6300万円改善している。
ただこれはコスト減の効果で、路線自体の競争力が上がっているわけではない。
18年の台風21号や北海道胆振東部地震の影響などで鉄道事業の売上高にあたる営業収益が782億円と17億円減ったものの、冬季の積雪が少なかったことで除雪費用が50億円と17年度より6億円少なかった。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49416660U9A900C1L41000/ 京急脱線事故、1人死亡33人けが 乗客約500人避難
5日午前11時40分ごろ、横浜市神奈川区亀住町の京急本線の踏切で、青砥発三崎口行きの下り快特列車(8両編成)と13トントラックが衝突し、列車の先頭から3両目までが脱線、一部が横倒しになった。
神奈川県警によると、トラックを運転していた会社員本橋道雄さん(67)=千葉県成田市=が列車の下敷きになり死亡。
列車の乗客乗員33人が軽傷を負った。
県警は自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで調べる。
県警などによると、長さ12メートル、幅2・5メートルのトラックは線路と並行する細い側道から右折して踏切に進入した。
その際、曲がりきれずに何度も切り返し、踏切を渡り切る前に遮断機が下りたという。
快特は神奈川新町駅を通過した直後、踏切内でトラックの左側面に衝突。
トラックは炎上したが、間もなく鎮火した。
京急によると、列車には約500人の客が乗っていて、線路に降りて避難した。
快特は通常、現場を時速120キロ程度で走行。
障害物を検知する装置が働き、踏切近くの赤信号が点滅したため、運転士はブレーキをかけたが間に合わなかったという。
事故の影響で、京急本線は京急川崎―上大岡駅間で上下線とも運転を見合わせた。
6日夕の運転再開をめざして復旧作業を進める。
京急線と相互直通する都営浅草線や京成押上線にも遅れが出た。
https://www.asahi.com/articles/ASM9542GXM95ULOB007.html JR九州「投入された3877億円の公的資金」の使途
株式上場前のJR九州には「経営安定基金」として、3877億円の公的資金が投入されていました。
国鉄分割民営化の際に、自前ではローカル線の維持などが難しい、いわゆる「三島会社」であるJR北海道、JR四国、JR九州に政府から資金が投入されたのです。
少し会計的には専門的になりますが、これらの基金は、貸借対照表の「純資産」の部に計上されていました。
つまり、株式と同じ扱いです。
JR九州は、上場に際し、どういう経緯があったのかは知りませんが、その基金を自社の「資金」としてもらってしまったのです。
本来は国民のお金(税金)ですから、上場する際にも政府からの借り入れなどに変更すべきだったと考えられますが、それが結果的にもらった形になった。
上場に際して、それまで出資してくれていた株主からの出資金をもらってしまうというのと同じで、少しでも会計のわかっている人から見ると、大きな疑問符が付く財務内容の変更を行ったわけです。
問題は、もともとはローカル線維持のために国民から与えられた基金を上場時にもらっておきながら、ローカル線はむしろ縮小方向で、九州地域の人たちの生活には貢献できていません。
さらに上場を機に不動産開発に邁進まいしんし、その利益はローカル線維持ではなく、配当という形で投資家に渡っています。
これでは公共交通機関としての存在意義が疑われると思います。
今後、赤字が確実視される九州新幹線の長崎への延伸も含めて、JR九州は多くの課題を抱えている私は思います。
https://president.jp/articles/-/29995 リニアを阻む静岡県が知られたくない「田代ダム」の不都合な真実
静岡県が大井川の減水問題などを理由に、リニア中央新幹線の建設工事に「待った」をかけ続けている。
国土交通省も「仲介役」として乗り出したが、解決の見込みは立っておらず、2027年に予定している品川―名古屋間の開業が危ぶまれてきた。
愛知県の大村秀章知事は静岡県・川勝平太知事を徹底批判し、三重県の鈴木英敬知事も「今まで色々(いろいろ)な人たちが努力して積み上げてきたことにもう少し誠実に対応してほしい」と話すなど、異例の同業者批判が行われている。
川勝知事への批判は他県からだけではない。
お膝元・静岡県内からも噴出している。
「トンネル工事で最大で毎秒2tの水が県民の命にかかわるというのなら、なぜ、(大井川上流にある)東京電力の田代ダムで毎秒4.99tの水を、導水路トンネルで(大井川流域ではない)山梨県側の発電所に送り、富士川に放流させるのでしょうか。
今では山梨県側に放流する水量は、交渉によって5月から8月の間だけは毎秒3.5tに減らすことになりましたが、それにしても、田代ダムから県外に放出してきた水の量は毎秒4.99tで、JR東海で問題にしている毎秒2tの2.5倍です。
地元マスコミも、田代ダムの水については、知っているのに報じないのはおかしい」
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1910/01/news015.html 北陸新幹線の車両浸水、全編成の3分の1 被害把握難しく
台風19号による千曲川の堤防決壊で、浸水したJR東日本の「長野新幹線車両センター」(長野市)は14日までに、水に漬かった新幹線車両の周辺から水が引いた状態になった。
センターがある長野市赤沼地区には避難指示が継続しており、センターの屋内施設など詳しい被災状況の把握が難航しているという。
被害程度によっては今後補修に相当時間がかかるという。
北陸新幹線の車両30編成のうち3分の1に当たる10編成120両が水に漬かった。
10編成はJR東が保有するE7系8編成と、JR西が保有するW7系2編成。
場所は屋外が7編成、屋内が3編成だった。
新幹線車両の床下にはブレーキや空調を制御する装置、変圧器など走行に欠かせない重要な機器が搭載されている。
車両は床下からかなりの高さまで浸水した。
補修では床下にある電気系統の機器の基板交換か、機器自体の交換が必要になるとみられる。
浸水のためセンターで作業するのは難しく、別の車両基地までけん引して移動した後の作業になる可能性もある。
さらに客室内に水が入り込んでいれば、座席の清掃や交換も必要だ。
車両センターは長野駅の北東約10キロの新幹線沿いにある。
JR東は「新幹線が走る本線に浸水しているとの情報もあるが、避難指示が出ている区間もあり確認に行けないため、分からないというのが実情だ」と説明している。
北陸新幹線は13日夜から東京―長野間で本数を減らし運転を開始。
金沢―富山間のつるぎは通常運転を続けている。
14日に金沢―糸魚川間の上下線で1時間に1本程度、運行した臨時はくたかは、15日は金沢―上越妙高間に範囲を拡大して運転する。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50967540U9A011C1000000/ 「M字屋根」の渋谷新駅、来年1月3日オープン メトロ銀座線
東京メトロは28日、渋谷地区の大規模再開発に伴い、明治通りの真上に移設工事中の銀座線渋谷駅について、来年1月3日の始発から新駅舎での営業を始めると発表した。
新駅舎は、現在ある東急百貨店東横店の3階部分から、約130メートル東に移設される。
M字形のアーチ45本を連ねた屋根が特徴で、ホーム幅も6メートルから12メートルに広がる。
営業開始後、屋根の上部には11月1日開業の「渋谷スクランブルスクエア」などの商業施設やJR渋谷駅方面に自由に行き来できる通路の整備も進められる。
ホーム移設や線路切り替えの大規模作業に伴い、銀座線は12月28日始発から1月2日終電にかけ、渋谷―表参道間と青山一丁目―溜池山王間で運休する。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20191028-OYT1T50164/ 近江鉄道存続で議論、滋賀知事「負担への覚悟を」
鉄道事業の赤字が25年続いている近江鉄道(滋賀県彦根市)について、滋賀県や東近江市、彦根市など沿線の10市町は5日、地域交通活性化再生法に基づく法定協議会を開いた。
住民アンケートなどを通じて存続への合意を確認した後、上下分離方式や分社化、財政負担などを議論する。
2020年度に今後の方向性を示す地域交通網形成計画を策定する。
法定協は上下分離方式の導入で国の支援を受けられる利点があり、設置自体が存続を前提にしたものといえる。
ただ会長に就いた三日月大造知事は「存続ありきではない。存続に合意できるかどうかが最初のハードルだ。事業者や自治体、住民にも(負担への)覚悟を求めたい」と述べた。
近江鉄道は1898年に営業を開始し滋賀県東南部に60キロの路線を持つ。
現在は西武鉄道の傘下にある。
並行するJR琵琶湖線の高速化などを受けて2018年度の輸送人員は483万人と、ピークだった51年前の4割に落ち込んだ。
営業維持に必要な駅間輸送人員は1日あたり2千人が目安とされるが、上回るのは八日市―近江八幡間と彦根―高宮間で、距離で全路線の2割にとどまる。
年々拡大する営業赤字は18年度には3億8千万円に上った。
橋梁などの施設の老朽化が進み、今後10年間の設備投資額は55億円と直近10年の1.5倍に拡大する見通しだ。
同社は「民間企業の経営努力による事業継続は困難」として16年に滋賀県に協議を申し入れた。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51810850V01C19A1LKA000/ JR長崎線の費用増額で対立
九州新幹線・長崎ルートの暫定開業時に並行在来線となるJR長崎線の維持管理費が大幅に増額する見通しとなり、長崎県と佐賀県が、費用の負担をめぐり対立していることが分かりました。
今後、新幹線の未着工区間の整備方針をめぐる協議に影響がでてくる可能性もあります。
令和4年度に暫定開業する九州新幹線・長崎ルートの並行在来線となるJR長崎線の肥前山口と諫早の区間は、JR九州が運行を続けるものの佐賀県と長崎県が鉄道施設を所有することになります。
当初、路線の維持管理費は松浦鉄道を参考に年間2億3千万円と試算され、平成20年には長崎県が3分の2、佐賀県が3分の1を負担し、「災害などで費用が増加する場合は折半する」と合意しています。
しかし、長崎県の関係者によりますと、JR長崎線は松浦鉄道と違って特急が走り施設の費用をそもそも高く見積もるべきだったことや資材費の高騰などで、維持管理費は当初の3倍の6億9千万円に上る見通しになったということです。
このため、増額分の費用について長崎県は折半して負担することを求める一方、佐賀県は災害などによる増額ではなく折半するケースに当たらないとして、交渉が続けられています。
九州新幹線・長崎ルートの未着工区間、新鳥栖と武雄温泉間の整備方針をめぐっては、フル規格での整備を目指す長崎県などと反発する佐賀県の間で隔たりが埋まっていません。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20191108/5030005935.html 相鉄の「悲願」成就へ 30日から都心乗り入れ始まる
相模鉄道(相鉄)とJR線の相互直通運転が30日早朝に始まる。
相鉄は首都圏の大手私鉄では唯一、東京都心への乗り入れをしておらず、都心直通は「悲願」だった。
2022年度の下期には、東急の東横線、目黒線との直通運転も予定している。
相鉄とJRの直通運転は、相鉄線の西谷(にしや)(横浜市保土ケ谷区)と、新たに開業する羽沢横浜国大(はざわよこはまこくだい)(同市神奈川区)の両駅の間に新たに設けた約2・7キロの連絡線経由で行う。
海老名(神奈川県海老名市)発の直通列車は、新駅を経てJR線に乗り入れ、武蔵小杉、渋谷などを経て新宿に向かう。
海老名と新宿を結ぶ列車は1日46往復(92本)を運転。
朝のラッシュ時には1時間に4本走らせ、一部は大宮方面まで向かう。
https://www.asahi.com/articles/ASMCY3QFWMCYUTIL00M.html 広島電鉄、広島駅ビル直結へ 25年に開業予定、高架化で乗り入れ
国土交通省は29日、広島電鉄が計画する新線「駅前大橋線」の着工を認可した。
JR広島駅(南区)南西側の駅前大橋から駅ビル2階に高架で乗り入れる路線を新たに設ける計画で、乗り継ぎの利便性や市中心部へのアクセスの向上が期待される。
広電や広島市などが109億円の総事業費を投じて来年度に着工、2025年に開業の予定で、広島駅南口の周辺整備は一層進むことになる。
広島駅電停を駅ビル2階に移し、稲荷町電停を経て比治山下電停に至る県道比治山町交差点までの1・1キロを新設する。
駅前大橋南詰まで260メートルの軌道を高架上に整備し、稲荷町電停と比治山交差点の間に「松川町電停」(仮称)を設置。
これに伴い、荒神橋を渡る広島駅電停から的場町電停までの区間を廃止し、的場町と稲荷町の両電停を直接結ぶ循環ルートを整備する。
新線が開業すれば、広島駅と紙屋町の両電停は11分で結ばれ、乗車時間は現行より4分短くなる。
広島駅電停が駅ビル内に移設されることで、JR在来線への乗り継ぎも1分程度短縮されるという。
https://mainichi.jp/articles/20191130/k00/00m/040/127000c JR四国、過去最大22本の運転取りやめ 20年春ダイヤ
JR四国は13日、2020年3月14日のダイヤ改正で、運転本数を22本減らすと発表した。
データが残る12年以降で過去最大の削減数で、利用者が少ない早朝や深夜を中心に運転を取りやめる。
人口減などの影響でJR四国の経営環境は厳しく、運転本数の減少が続いている。
運転本数の削減は予讃線の7本が最大で、土讃線の5本が続く。
これとは別に、28本の普通列車で運転区間を短くする。
一方で、予讃線の高松―坂出駅間を運転する4本の普通列車を多度津駅まで延長運転するなど7本は運転区間を延ばして利用者を獲得する。
来春のダイヤ改正に合わせて南伊予駅(愛媛県伊予市)が開業する。
上下を合わせて53本の普通列車を停車させ、通勤や通学などでの利用を見込む。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53346340T11C19A2LA0000/ JR東日本、スマホアプリで列車内の痴漢を防止する実証実験
JR東日本(東日本旅客鉄道)は、列車内の痴漢防止対策として、スマートフォンの専用アプリで車掌に通報するシステムを開発し、2月下旬から埼京線で実証実験を実施する。
実証実験で用いられる通報システムは、アプリのボタンを押すことで車掌が携帯するタブレット端末に通報が届き、内容に応じて注意喚起の車内放送を行なうというもの。
周囲の乗客に気づいてもらうことで、痴漢行為の抑制を図る。
2月下旬〜3月中旬に実施される第1ステップでは、社員やモニターがあらかじめ設定されたタイミングで専用アプリのボタンを押し、車掌が試験放送で注意を呼びかけ、機能の検証や受容性の確認を行なう。
6月以降に実施される第2ステップでは、痴漢行為を受けたと認識したモニターがアプリを操作し、車内放送により痴漢防止効果があるかどうかを確認する。
あわせて最寄り駅の駅員との連携や警察への通報などの手順も確認する。
https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1233211.html 羽田とディズニー直結へ JRアクセス線構想、中央線直通も
JR東日本が建設予定の羽田空港と東京都心を結ぶ新路線「羽田空港アクセス線」に関し、東京ディズニーリゾートの最寄り・舞浜駅(千葉県浦安市)と直結させる方向で検討を始めた。
アクセス線のうち、新木場駅方面の「臨海部」ルートと京葉線を乗り換えなしで接続する方針。
関係者への取材で分かった。
羽田空港の新駅は国内線と国際線のターミナルに設け、新宿駅方面につなぐ「西山手」ルートを、長野、山梨方面と結ぶ中央線に直通させる構想も新たに判明した。
羽田空港には京急電鉄の空港線とJR東の子会社の東京モノレールが乗り入れている。
新たに羽田アクセス線が登場すれば「首都の玄関口」と各地のネットワークが強化され、人や物の動きに大きな影響を与えそうだ。
https://www.sankei.com/life/news/200208/lif2002080023-n1.html JR東日本、新幹線で動画など無料配信 本サービス開始へ
JR東日本は新幹線の移動時間に利用できる漫画や雑誌、動画の無料配信の本サービスを4月1日に始めると発表した。
通信キャリアが提供する電子書籍の定額制サービスやテレビ局のコンテンツの一部を自分のスマートフォンなどで楽しめる。
漫画などの書籍は約180冊、雑誌は約3200冊、動画作品は約80本をそろえた。
無料配信のサービス名は「noricon(ノリコン)」。
これまで実証実験を重ね、4月から本サービスを開始することにした。
NTTドコモの雑誌配信サービス「dマガジン」やKDDIの「ブックパス」、楽天の「楽天マガジン」の一部の書籍や漫画、雑誌を無料で閲覧できる。
フジテレビジョンの動画配信サービス「FOD(フジテレビオンデマンド)」の一部の動画作品も視聴可能だ。
サービスが利用できる場所は、無料公衆無線LANサービス「JR-EAST FREE Wi-Fi」に対応するJR東日本の新幹線全線と中央線特急の車両。
利用するには無線LANサービスにメールアドレスを登録する必要がある。
JR東日本はノリコンについて2018年12月から実証実験を進めてきた。
今後は音楽やゲーム、クーポン券の配信も検討する計画。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56189230Y0A220C2000000/ 高輪ゲートウェイ駅が開業、朝4時台から350人集結
山手線では西日暮里以来49年ぶりの新駅となる「高輪ゲートウェイ駅」(東京都港区)が14日、田町-品川間に開業した。
新型コロナウイルスの影響でセレモニーは見送られたが、夜明けの開業前から鉄道ファンら約350人が詰めかけ、山手線の一番列車が午前4時35分頃にホームに入ると、乗客から歓声が上がった。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20200314-OYT1T50079/ JR九州、大幅旅客減で減収 新型コロナ直撃「危機的」
JR九州は25日、新型コロナウイルスの感染が拡大した影響で、鉄道乗客数の大幅な減少やグループ各社で減収などが生じていることを明らかにした。
青柳俊彦社長は「影響がいつまで続くか分からない。非常に危機的な状況にある」と語った。
運賃収入は、2月の確定値が前年同期比13・2%減の138億円。
3月(23日時点、速報値)は71億円で、同49・7%減と大幅な減収となった。
インバウンド客の減少に加え、2月後半からは各種イベントの自粛や学校の臨時休校、企業の出張中止や在宅勤務の広まりなどから旅客数が落ち込んだ。
インバウンド客向けに新幹線や特急などが乗り放題となる「JR九州レールパス」は、2月の発売数が同50%、3月は23日時点で同4・2%に激減。
24日は1枚も購入されなかったという。
青柳氏は「これまでも(運賃収入が)一時的に10%程度落ち込むことは経験したことがある。しかし50%減は未曽有で、異常な状況だ。先行きは見えない。楽観的なシミュレーションでも半年程度は続くと考えている」と述べた。
このため、現在進めているGW(大型連休)など混雑時向けの増発列車を削減することに加え、それ以外の定期列車減便や人員削減なども検討していると明らかにした。
また、グループのホテル稼働率は2月は同10〜20%下がり、3月は減少幅が同30〜50%に拡大しているとした。
青柳氏は一連の状況を挙げ「減収が続くなら、グループ経営に脅威になる。現在の設備投資計画は、従来の収益状況が前提だ。それを大きく見直す事態になるなら将来投資に変更があり得る」と語った。
https://www.sankei.com/region/news/200326/rgn2003260016-n1.html 移転した長崎駅、オープン 旧駅の最終列車にファン集う
JR長崎駅が28日、周辺の渋滞緩和などのために高架化され、新駅としてオープンした。
高架化にともなって旧駅から約150メートル西側に移転した。
新駅の隣では、2022年度に暫定開業予定の九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)の駅舎の工事が進み、周辺では大規模な開発も予定されている。
高架化したのはJR長崎線の長崎―浦上を含む約2・5キロ。
4カ所あった踏切を撤去し、周辺道路の渋滞を緩和するのが目的だ。
総事業費は約529億円。
地上にホームのあった旧駅は長崎線の終着駅で、JR九州管内では門司港駅(北九州市)などと並び、旅情を誘う駅舎として人気のスポットだった。
27日深夜には100人以上の鉄道ファンらが旧駅で最後の列車を見送り、名残を惜しんだ。
https://www.asahi.com/articles/ASN3X35ZQN3WTOLB00Q.html JR北海道決算 過去最大の赤字
JR北海道の昨年度のグループ全体の決算で、経常損益は135億円の赤字になりました。
赤字の幅は過去最大で、新型コロナウイルスの感染拡大が経営再建を目指すJRに重くのしかかった形になっています。
JR北海道は28日、昨年度の決算を発表しました。
それによりますと、本業の鉄道事業の収益は706億円と、前の年度に比べて5億円の減収となりました。
また、事業の幅を広げるために力を入れてきたホテル業や不動産賃貸業、小売業でも減収となりました。
その結果、グループ全体の営業損益は426億円の赤字、経常損益も135億円の赤字と過去最大の赤字となりました。
JRでは去年4月から12月までの間は運賃の値上げなどの収益拡大策が功を奏して予想を上回る増収を果たしていたものの、その後の新型コロナウイルスの影響がそれらの効果をすべて打ち消した結果となりました。
JRは「感染拡大の影響は4月以降はさらに大きく、かつて経験したことのない大幅な減収となっている」としています。
継続した支援を受けるため、国から「目に見える成果」を示す必要に迫られる中で、経営改善を目指すJRにとって感染拡大が重くのしかかった形になっています。
JR北海道の綿貫泰之常務は「決算は極めて厳しい結果になった。今後、列車の減便期間の延長や国に固定資産税の減免を求めることなどを検討していく。事業継続をかけた取り組みを全力で行う」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200428/7000020647.html JR西日本、16日から一時帰休を実施 1日1400人規模
JR西日本は8日、社員を一時的に休ませる「一時帰休」を実施すると発表した。
駅員や運転士などを対象に16日から実施し、1日あたり約1400人を休ませる。
新型コロナウイルスの感染拡大により列車の減便などが発生しているため。
JR西が一時帰休を実施するのは初めて。
対象は駅員や運転士、乗務員と事務部門の社員の計1万6900人。
1日あたり対象の8%が一時帰休する。
給与は基本給と扶養手当などの基準内賃金を100%補償する。
雇用調整助成金の申請を検討する。
JR西では新型コロナの感染拡大と緊急事態宣言の発令で列車の利用者数が大幅に減っている。
ゴールデンウイーク(4月24日〜5月6日)でも新幹線や在来線特急の利用者数は前年同期と比べ95%減の19万人だった。
さらに11日から山陽新幹線「のぞみ」の運行本数を約半減させるほか、在来線の9つの特急列車で16日から大幅な運休に踏み切る。
大阪と金沢を結ぶ特急「サンダーバード」では運行本数が約4割減る。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58880180Y0A500C2TJ1000/ 2両列車は恥をかく
2両連結恥はかかん
これを忘れるな 最北端私鉄、ポスターで「苦境」訴え 青森の津軽鉄道
「津軽鉄道はまだ大丈夫、そう思っていませんか?」。
冬の風物詩「ストーブ列車」で知られる日本最北端の私鉄、津軽鉄道(青森県五所川原市)が、厳しい経営状況を訴えるポスターを駅や車内に張り出した。
同社は「苦境を知ってもらい、地元からの支援や利用客増につなげたい」と望みを託す。
津軽地方の南北20.7キロを結ぶ津軽鉄道は1930年の開通以来、市民の足として親しまれてきた。
ところが近年、少子化や車利用の増加で利用客は減少の一途に。
2019年度収入はピーク時の3分の1(約1億2千万円)となり「今年は新型コロナウイルスの影響でさらに大変」。
ストーブ列車運行時や桜の開花時期には国内外からの観光客でにぎわうが、通年での収入増につながらないのが悩みだったという。
新型コロナ収束後を見越し、22年3月末を有効期限とする前払い制の「未来乗車券」販売など新機軸を打ち出す一方、窮地を率直に明かすことを決めた。
沢田長二郎社長は「現状に気付いてもらい、地域の人が乗ってくれたら一番ありがたい。工夫を重ね、今後も地域の足を長く守っていく」と意気込んでいる。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59274600Z10C20A5CE0000/ 名鉄犬山線の布袋駅 下り線も高架化 30日から新ホームに 踏切6か所廃止
名古屋鉄道は2020年5月15日(金)、犬山線の布袋駅(愛知県江南市)付近で進めている鉄道高架化工事で、30日(土)に下り線を高架に切り替えると発表しました。
工事は愛知県、江南市の協力のもと、2009(平成21)年10月に始まり、2017年6月には上り線が高架化されました。
今回の切り替えで上下線とも高架になり、事業区間約1.8kmにある6か所の踏切が廃止されます。
今回の下り線の切り替えは、29日(金)の終電から翌30日(土)の初電までに行われます。
30日(土)の初電から高架の下り線と布袋駅の下り線高架ホームの使用が始まる予定です。
布袋駅は上下線とも高架ホームになり、西口と東口にある改札口は1か所に統合されます。
今回の下り線切り替え後も事業完成に向けて、引き続き地上の仮線撤去や留置線の高架工事が進められます。
https://trafficnews.jp/post/96390 緊急事態宣言が解除されたJR北海道に待ち受ける「赤字路線全廃」の暗雲
JR北海道の収益構造について説明すると、運輸業の生み出す500億円以上の赤字を、不動産賃貸業やホテル業など関連事業の100億円程度の利益で補い、残りの400億円を経営安定基金の運用益(国鉄民営化時に鉄道事業の赤字を穴埋めするためJR各社に創設された営業外収入)と、
経営再建のために国と北海道から支出されている補助金(特別利益)で相殺する形になっており、2020年3月期の最終的な親会社株主に帰属する純利益は19億円の黒字を計上している。
経営再建には道と沿線自治体からの支援が不可欠とする国と、JR北海道の経営危機は国鉄民営化スキームの失敗であり、支援は国の役割だとする道との対立の溝は埋まっておらず、今後の支援スキームの構築はいまだに不透明な状況にある。
問題は、その決断を先延ばしにし、誰かが助けてくれるのを待ち続けるという姿勢である。
それは経営が破綻するまで問題を先送りにしてきたJR北海道と何ら変わらないのではないだろうか。
すでに多くの税金が投入されている状況に批判も少なくないが、さらなる支援が得られなければ、JR北海道は今期中にも資金ショートに陥ることすら考えられる。
そうなれば赤字路線全廃の可能性だけでなく、札幌周辺の基幹路線の減便、ひいては北海道新幹線の札幌延伸計画も頓挫する恐れがあり、観光業に力を入れる北海道の将来を左右することになりかねない。
島田社長は前出のインタビューで、「1987年の会社発足以来の危機だ」と述べ、「困ったら国が助けてくれるということから決別したのが国鉄改革であり精いっぱい努力するが、しのげない部分は国にお願いしなければならない」と、独力での対応に限界があることを強調。
国に支援を要請していることを明らかにした。
https://president.jp/articles/-/35770 赤字路線守れるか JR九州が線区別損益公表、沿線自治体と協議へ
JR九州が線区別の営業損益を公表し、赤字ローカル線の厳しい運行事情が改めて浮き彫りになった。
過疎化の進行などで抜本的な収支改善が難しい中、同社は沿線自治体と協議の場を設け、路線維持策について模索する構えだ。
ただ路線の廃止といった合理化への布石となる可能性もあり、沿線からは危機感も浮かぶ。
同社が開示した2018年度の線区別収支によると、災害で運休期間があった3路線3区間を除く12路線17区間の営業赤字の合計は約55億円。
赤字が最大だったのは日豊線佐伯−延岡の6億7400万円で、肥薩線八代−人吉の5億7300万円が次いだ。
これらの数字は「路線の維持・継続策を地元と一緒に考えていくための基礎データ」との位置付け。
JR北海道も同様の趣旨で16年1月に線区別収支を公表。
JR四国も19年3月に発表し、路線の存廃論議を始めている。
これら3社はもともと経営基盤が弱い「三島会社」と呼ばれてきた。
その中で初めて16年10月に株式上場を果たしたのがJR九州だ。
不動産部門など事業の多角化で赤字の鉄道事業を補う収益構造を築きながら、赤字路線については「維持に努める」と重ねて強調してきた。
17年7月の九州北部豪雨で被災した日田彦山線は不通区間の鉄道復旧断念が決まったばかりだ。
同区間では鉄路による復旧を求める沿線自治体との間で財政負担などを巡って協議が難航。
最終的にバス高速輸送システム(BRT)の導入で決着した。
日田彦山線のケースによりBRTなどへの“路線転換”の道が開かれたとも言え、赤字路線を抱える各自治体は「鉄路が必要かどうか」という問いをこれまで以上に突きつけられることになりそうだ。
https://kumanichi.com/news/1476683/ JR渋谷駅 埼京線新ホームの利用開始 山手線と横並びに
JR渋谷駅では、埼京線ホームの移設工事が終わり、1日から山手線のホームと横並びになった新しいホームの利用が始まりました。
JR渋谷駅の埼京線のホームは、山手線から離れていて、乗り換えに時間がかかっていたことから、ホームをおよそ350メートル北側に移動させて山手線に近づける工事が進められてきました。
工事は1日の未明に終了し、早速始発から山手線のホームと横並びになった新しいホームの利用が始まりました。
新しいホームでは、山手線との乗り換えがスムーズになったほか、渋谷駅のメインゲートのハチ公改札などとも直結していて、通勤客などによる新たな人の流れが見られました。
会社員の女性は「これまで別の駅ではないかと思うぐらい遠かったので、とても便利になってよかったです」と話していました。
JR東日本は、今後も渋谷駅の山手線ホームで拡張工事などを計画していて、引き続き利便性を高めることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200601/k10012453351000.html トップ会談後ネットに相次ぐ静岡県批判 「駅ないからごねてる」、リニア不要論も 大井川水問題
リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題を巡って26日に行われた川勝平太静岡県知事とJR東海の金子慎社長による初のトップ会談の後、インターネット上で「静岡県がごねている」と批判するコメントの書き込みが相次いでいる。
県や流域市町はJRの対応が着工を遅らせているとの立場だが、ネット上では県側が着工を妨げているとの論調が目立ち、水問題を巡る地元の認識との隔たりが浮き彫りになっている。
「ごねている」と書き込んだ人の多くが「静岡県にはリニアの駅がない」ことを理由に挙げる。
中には県内に駅が造られないため、JRへの報復で水問題を使っているという趣旨の書き込みも。
全国の注目を集めたトップ会談で、2027年のリニア開業延期が不可避となったため「静岡県のせいでリニア開業が遅れた」との主張も多数あった。
一方「JR自身が着工を遅らせているように見える」などJRへの批判も以前より目立つ。
新型コロナウイルスの影響でテレワークやテレビ会議が普及する中、「リニア自体が不要」の声も少なくない。
「自然破壊するリニアは今や時代遅れ。リモートはリニアより速い」とのコメントは多くの支持を集めた。
トップ会談でも川勝知事が「静岡県が27年開業の足を引っ張っているかのごとき発言を繰り返されている」と金子社長を非難する場面があった。
金子社長は「静岡県のせいと言っているのではない」としながらも「最初に(静岡工区の工事の)締め切りが来てしまう」と静岡工区の着工遅れが開業遅れに直結する点を指摘した。
https://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/781771.html 「経営状況がガリッガリで冷えまくり」銚子電鉄が今度はアイスで自虐…自腹の社長「私も骨と皮ですw」
観光シーズンのゴールデンウィークを直撃し、再び第2波が夏休みを襲っているコロナ禍。
各地の公共交通機関が軒並み苦境にさらされる中、こと自虐にかけては“業界最大手”の千葉県・銚子電鉄の新ネタ、アイス「ガリッガリ君」が8月8日から、本数限定で登場する。
「『ガリッガリ』のゆえんはもちろん、弊社の経営状況です。もう、骨と皮しかありません」と嘆くのは竹本勝紀社長。
実は同社の売り上げの約9割は主力商品の「ぬれ煎餅」や、2018年8月に発売し2年間で200万本を販売した「まずい棒」などの食品事業が占め、帝国データバンクにも「米菓製造会社」と登録されるほど。
鉄道事業は赤字続きで「もはやお菓子屋さんが電車を走らせているといっても過言でない」という。
それでも幾たびもの廃線危機を乗り越えてきたが、新型コロナウイルスの感染拡大で、乗客数は前年比80%減、売上高は50%減まで落ち込んだ。
一歩間違えば倒産…という予断を許さない状況の中、5月以降、竹本社長と「まずい棒」発案者の寺井広樹さんとで案を練り、
元々、8月公開の映画「電車を止めるな!」のスピンオフ映画の劇中に登場する予定だった「幻の氷菓」を、実際に製品化することにしたという。
気になるお味は、「銚子電鉄ではSuicaが使えない」ことと、「経営が赤字で真っ赤」ということから赤いスイカ味にしたという。
https://maidonanews.jp/article/13584861 銚子電鉄はガイコツキングか
本業はザコ化し副業で稼いでいるのだな
千葉は大人気首都東京のベッドタウンのおかげで大発展を遂げたが、東端の銚子は大人気首都東京の影響力が少ない
大人気首都東京のベッドタウンの影響下になければ、その辺の過疎化が加速するカッペと大して変わらない
この土田舎鉄道もいつ潰れてもおかしくない >>1
ユーチューバーのゆうなを見ると勉強になるよ 新大阪発京都経由鳥取・松江行き「山陰新幹線」を考える
地元は整備新幹線への格上げ熱望
https://tetsudo-ch.com/11291235.html 2両列車は恥をかく
2両連結恥はかかん
2両〜 2両〜 2両〜 土田舎線は2両列車ですらない
たったの1両だろうがあ! 変わる新潟駅 高架化工事を報道公開
大規模なリニューアル工事が行われているJR新潟駅。
在来線の高架化に、新しい万代口の広場など、着々と進む工事の様子が27日、報道陣に公開されました。
JR新潟駅は木目調の外観で、新しい「新潟駅」の看板が架けられました。
新潟市は、新潟駅を拠点としたまちづくりで、民間企業の誘致なども活発化させようと駅周辺の整備を進めています。
在来線の線路高架化は、最後に残された1番線の工事現場が報道陣に公開されました。
新潟市の中原市長も現場を視察しました。
【新潟市 中原八一市長】
「この駅の完成を契機に、より多くの皆さんから新潟市にビジネスや観光でお越しいただけるような、活力あふれる新潟を築いていきたい」
1番線のホームは、来年6月ごろから利用できる見込みです。
https://www.ohbsn.com/news/detail/kennai20211027_16382102.php 25〜30年にワンマン運転へJR東日本、首都圏の複数路線
JR東日本は7日、山手線など首都圏の主要路線で2025〜30年ごろのワンマン運転導入を目指すと発表した。
山手線と京浜東北線では自動列車運転装置(ATO)を取り入れ、将来的に運転士資格を持たない乗員だけが列車に乗り込む「ドライバレス運転」の実現に向け開発を進める。
JR東によると、他に導入を目指すのは京浜東北・根岸線と南武線、横浜線、常磐線各駅停車。運転席からホームの様子が見られるカメラを車両側面に設置したり、駅にホームドアを完備したりして、ワンマン運転導入に必要な準備に取り組む。
https://www.daily.co.jp/society/main/2021/12/07/0014897282.shtml JR函館線の長万部-余市間廃止固まる 並行在来線問題
2030年度の北海道新幹線の札幌延伸でJR北海道から経営分離される函館線の函館-小樽間(約288キロ)のうち、長万部(おしゃまんべ)余市間(約120キロ)の廃止が固まった。
3日の北海道と沿線9市町の会議で、長万部-余市間のバス転換について、沿線7町の容認方針が出そろった。
残る余市-小樽間のあり方については、道と小樽市、余市町の3者で協議を続ける。
国土交通省によると、並行在来線の廃止は、長野新幹線(当時)開業に伴い1997年に旧JR信越線の横川-軽井沢間(約11キロ)が廃止されて以来2例目。
長万部-小樽間の沿線9市町でつくる並行在来線対策協議会・後志(しりべし)ブロック会議では昨年12月、長万部、共和、倶知安(くっちゃん)、仁木の4町がバス転換を容認。
この日の会議で、残る黒松内(くろまつない)、ニセコ、蘭越(らんこし)の3町も容認を表明し、長万部-余市間は関係する自治体すべてがバス転換を容認した。
余市-小樽間については、余市町は第三セクター方式で鉄路を残すよう求めた。
小樽市も「住民への説明が必要」として態度を保留した。
https://www.asahi.com/articles/ASQ235JFGQ23IIPE018.html これが未来の札幌駅! 新幹線ホーム上には全国初めての設備も
2030年度末開業予定の北海道新幹線・札幌駅のイメージ図がはじめて公開されました。
全国ではじめて新幹線ホーム上に「動く歩道」が設置されるなど未来の道都の玄関口がみえてきました。
創成川通りの上には白い駅舎が建設されます。
2030年度末開業予定の北海道新幹線の札幌駅です。
屋根の形は北海道の山々を表現しています。
(JR北海道 島田修社長)「デザインコンセプトは大地の架け橋、札幌と世界をつなぐ架け橋となるようにと、ホームから見渡せるのは創成川通り上空の街並み。最大のポイント、売りになる。ここを全面ガラスにして札幌に来たんだということが感じられるデザインにしたい」
札幌駅前の西2丁目には、高さ255メートルの高層ビルの建設がすでに決まっています。
そのビルに直結するアトリウムのデザインも発表されました。
新幹線ホームは2階に、改札口は3階に設置。
新幹線から地下鉄・バスなどへの乗り換え導線として機能します。
さらに、ホーム上や、190メートルほどある在来線との乗り換え通路には“動く歩道”も整備されます。
https://www.stv.jp/news/stvnews/u3f86t00000d6u03.html JR函館線、小樽ー長万部の廃線決定 北海道新幹線延伸で
令和12年度末予定の北海道新幹線の札幌延伸に伴い、JR北海道から経営分離される並行在来線の函館線小樽ー長万部(140・2キロ)の廃線を巡り、沿線9自治体と道は27日、倶知安町で協議を開き、バス転換することで合意した。
同区間の廃線が決まった。
今後は鉄路に代わるバスの利便性向上や運転手確保、ルート選定に加え、交通拠点の整備などが課題になる。
複数の自治体はバス転換時期の前倒しを要望した。
道と沿線15自治体は函館線の存廃について、小樽ー長万部と長万部―函館(147・6キロ)の二つに分けて協議。
小樽―長万部のうち余市ー長万部(120・3キロ)は2月に、小樽ー余市(19・9キロ)は今月26日にそれぞれ廃線で合意していた。
長万部ー函館は議論が進んでいない。
https://www.sankei.com/article/20220327-EPWVDLIJDBLQJFQFJXMAUU7D5Y/ 連続立体交差事業完成祝い式典 星川駅前には交通広場
相鉄線星川駅─天王町駅間の連続立体交差事業と関連道路事業の完成式典が3月末に星川駅南側に整備が進められていた駅前広場で開かれ、山中竹春市長や相模鉄道の千原広司社長、地元住民ららおよそ60人が事業完了を祝った。
当初、2012年度中の整備完了をめざしたが、11年度中に新耐震基準の適用による追加工事の実施や工事中の騒音・振動対策、用地取得の遅れなどを理由に工期を延長した。
17年春には下り線、18年秋には上り線の高架化が完了。
区間内にあった9カ所の踏切が撤去され、当該地域の課題だった交通渋滞の解消や地域交通の円滑化につながったほか、星川駅周辺では線路に沿い道路の整備が進められていた。
星川駅南側に整備が進められていた駅前広場や都市計画道路星川停車場線も開通。
停車場線は天王町2丁目から星川3丁目までの約550mの道路で幅員は15mとなる。
駅前広場へは相鉄バスと市営バスあわせて7路線が1日から乗り入れを開始した。
https://www.townnews.co.jp/0115/2022/04/07/619784.html ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています