俺のせいで、あるおっさんを精神病院送りにした話
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板違いならすまん、オカルト要素とかは特にないんだが、ゆっくり書いていける板がいいなと思い、ここを選択
故、書きだめも特にしてない
なぜこれを書こうと思ったのか、俺自身の悪行を書くことで罪の意識が薄まると思った次第
だからこれは俺が俺自身を慰める話
反省してもしきれない俺自身の一生の罪だと思ってる
この話は俺が小学生の頃の話になる
俺はその頃、人と集団生活を送るのがひどく不器用だった
大人になった今でも、その不器用さは克服することはなかったが、特に小学生の頃は顕著、そして学校嫌いも加速したことも相まってか、学校にはあまりいけてない不登校男児だった 学校に行ってなくても親は特に文句も言わず、割りかし放置してた
別に仲が悪いとかじゃなく、むしろ母親は俺に対して過保護だったこともあり、学校に馴染めないのは、周りが悪いみたいな感じで決めつけてたから
それが俺にとってはありがたく、学校には行かずに、よく近所の不登校友達のAとザリガニ取りやらして時間を潰してた
そうやってAと遊ぶようになってて、1年ぐらいかな?
Aが変なおっさんが町に出るみたいな噂を耳にした
A「知ってるか?1 ここらへんで飴渡してくる、変なおっさんいるらしいんよ」
1「いや、知らん、そのおっさんは何者なの?」
A「俺も詳しくは知らへん、でも天パでメガネかけたキモいおっさんなんやって」
1「そうなんや、あんま関わりたくないなー」
A「しかも、男にしか飴渡しよらんらしいで、学校登校してる友達が言うてたわ」
1「めっちゃキモいやん」
その時は、そのおっさんについての話なんか気にとめてなかった
おっさんを見たことなかったし、おっさんの出現時間が登校時らしく、尚更関わることはないだろうって思ってたから 仮名を1からたかしにするわ
その話をAとして2週間ぐらい経った頃かな?
俺とAはそのおっさんのことなんか忘れて石蹴りして遊び回ってた
そんで遊び疲れて俺とAで16時ぐらいだし、そろそろ帰るかみたいな話してたら、そういえばとAが切り出した
A「そういや、前話してたおっさんおったやん?」
俺「なんやっけ?」
A「ほら、飴渡してくるおっさん」
俺「あーおったな」
A「あいつやばいで、俺の学校の友達にも飴渡してきたらしいわ」
俺「え?俺らの学校にも出てきよるん?」
A「そうなんやって、そんでその友達が怖くて飴渡してくるん断ったら、肩掴んできて奇声あげてきたんやって」
俺「え?なんなん?マジで?警察とかこんの?」
俺は正直その話聞くのと同時に、腹が立っていた
昔は大人があんまり好きじゃなかったのもあったし、なんで俺の町に変なおっさんが出てきて、みんなが怖がらなくちゃいけないんだって気持ちが強かった A「警察とかは呼んでなかってんて、それにな、その人ちょっと頭がこれな人やねん」
Aは自分の頭を指さしてくるくる回した
俺「でも、それやからって危害加らしてもいいってことないやん」
警察はもちろん、俺たち健常者は知的障害者の人たちが喚いてたりしてても、仕方ないって感覚あるだろ?
Aはそれを伝えたかったらしいんだけど、当時の俺はその仕方ないが分かってなくて無性に苛ついた
A「なんか、おかんが言うててんけど、昔はそのおっさん、こことは違うところで働いててんけど、またこっち戻ってきたんよ、そんで今は特に仕事してないみたい」
俺「そうなんや、何が目的なんやろ?怖いわ」
A「俺の友達が言うててんけど、飴渡されたときに『お友達にならへん?』って言われたらしいわ」
俺「え?なんなん?気持ち悪っ」
A「おかんはあんま関わらんときって言うてたわ、俺の友達もそのおっさんが怖くて泣いちゃったんやって」
俺「そりゃそうやけど…もうなんやねん!めっちゃ腹立つわ」 俺は想像した
天パのメガネかけたおっさんが、唐突に歩み寄り、飴玉を渡して『お友達にならへん?』と言ってくる姿を
そして、断ると半狂乱になり、肩を揺さぶり奇声を発する姿を
当時の俺は怖がりだったし、想像するだけで泣きそうになった
でも俺はまだ大丈夫だろって思ってた
Aの話によると、その友達はまたしても学校への登校中だったからだ
その変なおっさんは朝にしかでないんだし、おっさんと会う確率なんて絶対に低いって思ってたから
とりあえず今日はここまでにしようかな
風呂行ってきて、書こうと思ったら書き進める
オカ板にかいてよかったのかな?
誘導してくれたりしたらそっちで書くし、指摘あったら頼むわ A「まぁタカシには関係ないやろ、学校行かへんしw」
俺「まぁそやな、行くにしても昼からとかやし、Aとかやばいんちゃうん?最近学校朝から行っとるやろ?」
A「そんときはダッシュで逃げたるわ」
Aは足が速く、運動神経も抜群だった
A「そのおっさん、男好きなんちゃうん?だから、男ばっかに話しかけよるんやろ、タカシやばいやん」
俺「はぁ?なんでよ?」
A「可愛い顔してるやん、おばあちゃんたちからも人気やん」
俺「うるさい、可愛いとか言われても嬉しない」
小学校の頃の俺は、顔がかわいくて中性的だった
おまけに身長も小さくて、髪が長かったのもあってか、女の子みたいと言われたりもした
男なのにかわいいとか言われることはすごくいやだったことを記憶してる
A「お互い会わんこと祈るしかないな」
俺「もう嫌やわー…そんなおっさん消えたらええのに」
A「ははwタカシびびっとるw」
俺「うざいって!」
そんなこんなで帰路について、その日はAと別れた 家につくと、急に怖くなって、夕飯の準備をしてる母親に抱きついた
母親はどうした?って感じだったが、俺をあやしてくれて、優しく接してくれた
俺はおっさんの話を母親にすると、優しい母親が珍しく怒り、「怖かったなー、そんな人来てもタカシは守ってあげるから安心し」と言ってた
母親はそのおっさんについては特に知らなかった、母親はもともと俺の地元ではなく、県外出身だったから
お父さんは地元だし何か知ってるかもしれないと言い、仕事から帰ってきた父親に母親はすぐ相談してた
案の定、父親は知ってたようで、そのおっさんについて饒舌に話し始めた
父「あー、Kやろ?有名やで、ここらでは、お父さん、小学校まで同じやったし」
俺「おっさんの名前がKなん?何が有名なん?」
父「Kは頭がこれやろ?(指くるくるジェスチャー) 昔のKは、小学生の割に身長も大きくて、よう暴れまわってて先生困らせとってん」
俺「やっぱやばいやつやん、怖い」
父「そやな、同級生殴っとったりしとったでな、昔はもっと緩かったで(寛容って意味)やりたい放題やったぞ」 父「そんで、一回な、同じ学級の子の目のあたりを殴ったかなんかで骨折させたことがあってん、それで周りもいよいよKがやばいってことに気づいて、それからはKが特別学級に隔離されるようなってん」
母「それでどうなったの?」
父「そこからは特に暴力沙汰とかはなかったと思うわ、その特別学級を受け持ってた先生がめっちゃ怖い先生やったらしく、さすがのKも大人には勝てへんと悟ったんちゃうかな?大人しくしとったで」
俺「中学とかはどこいったん?」
父「頭おかしいやつやったからな、そういう人たちが集まる全寮制の施設に放り込まれんや、そんでそこでもKは問題行動起こしまくって、退学させられとったはずやわ
そこからは中卒認定とって、働き出したはずや
まぁどこいっても、職が長続きせんらしくて転々としてるって聞いてたんやけど、実家に戻ってきとったとわな」
俺「そうなんよ、ホンマにやばいやつやって んな」
父「仕事とかしてないってことは実家で飯食わしてもうとるんやろな、金食い虫やわ、タカシはそんなんなったらあかんぞ」
俺「わかってるよ」
父「ってか、学校とか馴染めへんって言うてるけど(ry」
そこからは俺への説教が始まりKの話は聞けなかった
Kはとにかくやばいやつって言うことがわかったが、疑問が残った
怒りに身を任せて、暴力奮ってたやつが、飴玉渡して友達作り?
その真意が俺の中では全く腑に落ちなかった
ちな、聞くけど見てる人っておる? そしてその説教が発展して、学校に朝から登校しろという話になった
俺はまぁそろそろ行くかって感じだったんだが、母親は戸惑っていて若干反対していた
Kの話をしてた手前、俺が絡まれたらって思ったんだろうな
甘やかしすぎって父親に怒られてた
朝行く準備をしながら、Kについて考えていた
友達作りの方法、絶対違うだろ
もっと安心感与えろよ、Kは不器用なやつなのかな?実際はそんなに悪いやつじゃないのかな?とか意味のない妄想に耽ってた
その次の日の朝、俺はセットした目覚ましが、ピピピと鳴り響くのと同時に起床し、朝飯を食べて、学校に早めに登校した
学校のみんなと登校したくなかったからだ
そして、その選択が間違いだったと気づく
俺はその朝にKと会ってしまったからだ 指定された通学路とは違う道のりで学校に向かっていた
そっちのほうが近道だったからだ
俺は学校目掛けて、スタスタ歩いていると前方の遠くから黒い服を着た人が俺の方に向かって歩いており、犬を連れていた
こんな朝早くから散歩かよ、暇なやつやなーとか考えてたと思う
そして、その人と俺の距離がどんどんと近づくに連れて、その人の特徴がつかめていった
メガネをかけていた
髪は長くボサボサで、脂ぎっているよう
そして若干ニヤニヤしていて、知的障害者特有の顔つきだった(失礼な書き方ですまん
え?は?とか頭の中がなって、心臓が一気にバクバクと加速しだした
いや、こんな早くにKがなんできてんの?
でも犬連れてるとか聞いたことないよな、Kとは違うのか?とか色々自問自答してた
急に立ち止まるのもおかしいと思い、平静を保ちつつ、歩みを止めず進んでいった
おっさんの方もボソボソと呟きながら俺の方に向かって進んできた
ヤバイヤバイヤバイヤバイ、こっち見ないで、話しかけないでって思いながら下を見て歩いてた
そして、とうとうすれ違いそうになったその瞬間、そのおっさんの顔を俺は横目でちらっと見た
おっさんも俺を見てた
そしてニタァと笑みを浮かべて、俺が一番聞きたくない言葉を発した
『お友達にならへん?』 瞬間、こいつはKだって認識した
本当に泣きそうになった、頭の中が真っ白になって恐怖でいっぱいだった
お前なんで飴玉の代わりに犬連れてんだよって頭の中でめちゃくちゃ突っ込んだ
俺は、え、あの、とか意味をなさない呟きをしていると、また言ってきた
K『お友達にならへん?』
もうやめてくれって思った
もし、Kと対面したら、大声で叫んでやろうかとか、走って逃げ出してやろうとか、ぶん殴ってやろうとか色々考えてたのに、実際その立場になったら、なんの言葉も出ないの
でも、断ったら絶対にやばいってことだけは理解した
直感だった、Aの友達の話とか関係なく、断ったら、死ぬかもしれないって本気で思ったから
半べそになりつつも俺は「うん」と肯定した
そしたら、Kがすごい速さで俺の両手を掴んで、『ううー、ああァーーー!!!』とか言いながら、万歳していた
多分嬉しかったんだろうな、でも俺は怖すぎてフリーズしてた
K『ほんとに?ほんとに友達なってくれるの?』
俺「う、うん、いいよ」
K『名前は何?』
俺「えっとタカシだよ」
バカ正直に答えた俺を殴りたい、言わなかったらKは俺に執着なんかしなかったと思う
K『僕、Kぇぇ!!よろしく!!』すごい大声
俺「うん」
K『じゃあ、いつ遊ぶ?』 K『今から遊ぶ?ワン(犬の名前)もいるし、公園とか行こうよ』
だめだこいつ、俺の背負ってるランドセル見えねえのかよ
今から学校行くんだよ、無理に決まってるだろ?
俺「ごめん、今日は学校あるから行けない」超小声
K『んーーー、じゃあいつ遊ぶぅぅ??』大声
俺は咄嗟に「週末の土曜でいいか」って言ってしまった
K『いいよ!楽しみ、集合場所は○✕公園ねぇぇ、タカシがくるの待ってるよ』
俺「うん、じゃあ、もう学校あるから今日はバイバイね」
K『うん、土曜にきてね!絶対ね、バイバイ!』
そう言って犬連れて去っていった
俺はとんでもないことを約束しちゃったんじゃないかって思った
名前を言ったことをすごく後悔した
俺の姓は珍しく田舎だったこともあって、俺の家なんかすぐ割り出せる
どうしよどうしよ、って頭の中でずっとクルクル思考が渦巻いてた
また今日の夜にでも書きに来るわ
書き溜めてないから遅いのは勘弁な 実際にこれを病院送りにしたなら、
せいで
じゃなくて
おかげで
だな Kと別れてから、どんどんと気持ちが沈んでいった
Kの特徴について書くなら
身長が大きかった(何センチとかはわからないが、175ぐらいはあったかな
黒縁のメガネ
太っている
脂ぎった天パ
出っ歯
何故か黄色みがかった肌
不潔で変質者にしか見えなかった
俺はその日、小学校に登校したが、相談できる友人もほとんどおらず、ずっと憂鬱な時間を過ごしていた
でも、AにはKと接触したことは伝えなきゃならないと考え、その日の昼頃かな
Aが遅刻してやってきたところをすかさず捕まえて事の顛末を話した
最初はKと接触したことに驚いていたAだが、Aは俺の味方でいてくれた
俺「どしたらいい?土曜はいかんでええかな?」
A「でもタカシ、名前言うたんやろ?それやったら家とかバレるて、家に来られたらもっとやばいやん」
俺「もうほんまに、なんでこんなことなったんかわけわからん」
A「落ち着けや、俺もそのおっさん、Kがどんなやつか興味あるしついてったるわ」
俺「え?ほんまに?めっちゃありがとう」
A「俺の友達もタカシも絡まれよったし、他人事ちゃうわ、二人やったら片方が襲われても、すぐに大人の人呼べるしな、現行犯?やったら警察も流石に動くやろ」
Aは多分面白がってたんだと思う
当時、警察が活躍するテレビドラマがやってて、感化されてたんじゃないかな
変質者を捕まえて、警察に突き出してやるっていう気持ちでAは燃え上がってた 何となく既視感というか既読感があるな
アッ、まとめサイトさん、これ紫の字でお願いします 真偽はどうであれ他人事として聞いてる分には面白いから期待 とりま不思議ネットさんは赤で
うしみつさんは紫で
哲学ニュースさんはオレンジでお願いします 或(ほる) 或(おる) 病(ある) 刀(ない) 有る(るる) 無い(のい) >>29
哲学ニュースとかいう哲学の欠片も無いゴミカスに載りたいの? すまんな、2日ぐらい放置してた
今日の夜、書いてくわ 病院送りにしてやるぜ!と言って、
付き添いで病院に送り迎えしてあげたら優しー!! A「土曜の○✕公園の○時だよな?提案だけど事前に他のところで待ち合わせしね?それでKを遠くからの行動として見てみよ」
俺「うん、そうしよう」
こんな感じでこの日はAとの会話は終えて、その日は終わった
Kとのはじめての接触によって、俺はやはり恐怖心が拭えなかった
『お友達にならへん?』
この言葉が俺の中ではかなりのトラウマで、それは今も続いている
親にも相談しようかと考えたが、心配かけたくなかったというのもあったし、Aが親の介入に対して難色を示していたからだ
前述にも書いたが、Aは子供でKを何とかすることに燃えていた
故にそういう事態は避けたかったんだろうな
そして土曜日になった 俺は土曜にAとよく遊ぶ場所で合流し、○✕公園に向かった
俺「あー、もう本当に怖いわ」
A「なんとかなるって、公園だからもし騒がれても、この時間帯なら大人もおるし」
俺「Kおるんかなー」
そんな気の抜けた会話をしつつ、Kの待つ○✕公園へと向かった
俺たちが予定の時刻に到着すると、やはりKは○✕公園にいた
俺「うわ、あいつ忘れてなかったんか」
A「隠れて様子見ようや、面白いことするかもしれへんで」
俺「うん」
Kは公園の一角で地面を一点に見つめて、しきりに何かを踏みつけているようだった
A「あいつ、何してんねんやろ…」
俺「一人影踏みとかかな?にしても相変わらずキモいわ」
A「ほんまやな…黒い服でメガネかけて天パやな、タカシの目撃情報と全く同じやな、タカシを友達に誘った動機は不明やけど」
Aは刑事になったつもりでKについて話してた
10分程経っても、Kが地面を踏みつける動作が変わらないので、俺たちはとうとうKの前に現れることにした K「あ、タカシくーーん!ンーーーィィ!」
俺たちに気づいたKが向かってきた、本当にこんな感じで叫んでた
俺「Kくん…こんにちは…」
K「ンーーー!その隣の子誰ェ?」
A「え、あ、あの、俺タカシの友達でAって言います」
K「ン、ン、なら、タカシの友達は僕の友達だね、Aくん、お友達にならへん?」
A「え、そ、そうですね…」
K「ワーイィ、お友達が増えた!今日は何して遊ぶゥ?今日はワンいないから、公園で遊ぼうと思ってるんだけど、なにしたい?」
Aはかなり萎縮している様子だった、それもそうだ、俺たちは所詮10才程度、初めて見る知的障害者の大人と友達になりたがられても恐怖でしかない
俺「う、うーん、鬼ごっことかかな?」
K「鬼ごっこグフフ、食べちゃうぞぉぉなんてw」
A「かくれんぼとかどう?」
俺「俺はそれでもいいよ」
K「お友達がやりたいので、僕合わせるよ!」
A「ならかくれんぼで決まりね、鬼は悪いけどKくんが最初でいいかな?」
K「えへへ、いいよぉ!」 K「でも、本当にタカシと友達になれてよかったよ!」
その言葉と同時に肩を撫でられ、グッと寄せられた
俺は思わず体を竦ませて回避しようとしたが、逃げられずに触られる
ンーンーとか言いながら、俺の後ろからガバッと手で俺の胸を覆ってサワサワしてきた
くすぐったさもあったが、恐ろしいほどの嫌悪感もあった
今は大人だから分かるし、このスレの最初から見たら分かると思うが、Kは同性愛者だった(ショタなのかは不明)
小学生の俺にとって、男同士で触り合うなんて、気持ち悪いことこの上なかったし、性についても分かってなかったから、ただただ恐怖だった
A「じゃあ、かくれんぼするから100数えて!」
Aが強引に俺とKの間を割り込む
Aが小声で大丈夫か?と尋ねてきた、心底、Aがいてよかったと思った瞬間だった
K「へへへ、いいよ…」
俺から離されたことに軽く苛ついてる様子のK
いつものニタニタ顔が曇っていた K「数えるぞぉぉ!!いーち、にぃー」
A「よし、一緒に逃げるぞ」
俺「うん」
A「K、あいつはまじでやばい、目が逝ってるよ」(多分Kは斜視だったから言ったんだと思う)
俺「めっちゃ体触られた、あいつ俺のこと女やと思ってんのかな」半泣き
A「どのみち、俺らが対処できるような相手やないわ、逃げるしかない、でもちょっと気になることあるわ、あいつ公園の端っこで何踏みつけとったんやろ?」
俺「そんなん、いいから逃げようよ、怖いよ」
A「ほんなら、タカシだけ先帰るか?」
俺「それはもっと無理、一緒に帰ろ」
A「ならちゃちゃっと見ようや」
俺たちはKが踏みつけていた部分を見に行った
ありの死骸の山だった
俺「あ、あいつ…」
A「なんやねんまじで、なにがしたいんや…」
数匹単位でなく、数十匹以上が死滅していた
A「この数はおかしい、Kは多分待ち合わせの1時間前ぐらいからこんなことして時間潰しとったんや」
俺「あ、あ、あー…」
A「こんなところでへばんな!はよ逃げるぞ、今でもうすでに50ぐらいまで数えとる!」
俺「うん」泣
そして俺たちはAとよく遊ぶ雑木林まで逃げ帰った A「さっきも言ったけど、もはやこれは俺らが手に終える事態ちゃう、あいつは変態やし、やばい」
俺「お母さんに今日言うよ、なんとかしてもらう」
A「そうし、なんなら俺も事情話したるわ、正直に全部話さなあかんで、どれだけ深刻なんかお母さんに伝えへんと」
Aはどこまでも頼りがいがあった
俺「今日はありがとな、俺だけやったらかくれんぼして逃げるなんて選択肢なかった」
A「ははw俺はKと違って知的だからなw」
俺「本当にAは賢…」
K「ンーーーンーーーンーーーアガガァァァ」
突如、Kの叫び声が聞こえる
声色には少し怒気が混じっているように思えた
A「は?Kやん?」
俺「え、は?やばいやばい、ありえへんて!」
K「ンーーーフフフ、ピキキャギヤww」
Kのキチ声が聞こえる
A「とりあえず隠れるぞ、トイレや!」
俺「うん」
雑木林の中にある小屋があり、そこにあるトイレをよく使ってたりしたから、咄嗟にAはトイレに隠れると言ったんだろう
でもこれが悪手となる
とりあえず今日はここまで
文章雑になってきててすまん これって、最後の近くで
俺またはAが大人を呼びに行く。
大人と一緒に現場に戻ると、
Aまたは俺が石でKの頭を叩いていて、
Kは頭から血を流し、奇声を発しながらうずくまってた。
ってシーンが有ったよな? 俺たちはトイレに駆け込み鍵をかけた
トイレの便座の上に立てば、ちょうど俺たちの身長でも外が見える隙間があったので、そこから覗き込むようにKを探した
Kは片足と片足を交差させながらクネクネした歩みでこちらの方に向かってきていた
時折「キエッキエ」などと意味不明な叫び声をあげていた
A「おかしい…なんで俺たちの場所がわかったんだ?こんな場所、地元でもあんまり知られてないのに」
俺「なんなんだよあいつ!」
A「大声だすなって!とにかく今は見つからないことに専念しなきゃだめだ、家族に相談したらなんとかなる」
俺「そりゃそうだけど…」
K「ウゴゴォォww」
俺たちはできる限り、見られない位置から覗いていた
Kは俺たちがここにいることに確信があるようで、どんどんと近づいてきた
後で知ったことだが、Kの家は俺たちの遊び場の近所で、出会う前から俺やAの存在は認知していたらしい
Kは俺たちの隠れ場所がここだと踏んで、向かってきていたのだ
A「おいおい、あいつどんどん近づいてきやがる!」
俺「いざとなったら小窓から逃げるしかないね」
A「そうだな、逃げるときは一緒だ、もし仮にどっちかが捕まったら絶対に大人の人に通報するぞ、いいな?」
俺「うん」 そうこうしてるうちに、小屋の目前までKがやってきた
K「タカシくーん、Aくーん、ミィツケタ!!」
A「……」(指でしーっとするジェスチャー)
俺「……」(無言でうなずく)
K「あれー?おかしいなー?ここにいるだろぉぉ!!ナンデぇ!!」
ウガァァァ!イィィ!とか奇声をあげながら、Kは小屋の中にあるモップをつかんで、暴れだした
近くにある花瓶を投げつけたり、机を叩いてみたり、とにかく当たり散らしていた
精神疾患の患者が錯乱しているような、異様な光景だった
俺は意図もせず、すっと涙がでていた
なんでなんだよ、俺なんかしたかよ、ずっと頭の中でグルグルと様々な考えが回っていた
A「安心しろ、俺が助けてやる」
俺「?」
A「今Kが暴れてるおかげで小窓を開ける音がバレずに済んだ、今から出るぞ」
俺「出よう、早く出よう」
A「焦るな、小窓からは案外高いから、気をつけて登るんだ、俺が手本を見せる、そのルートと同じようにタカシも登るんや!
この水道管に足をかけるやろ?」
一つ一つ手順を口頭で説明するA、俺の身長が小さかったから、どこに足場をかけるべきかを事細かに説明してくれていた
その間も暴れまわるK
耳を塞ぎたくなる衝動に駆られるが、なんとかしてAの脱出法を聞く
A「わかったか?簡単やろ?俺が先に行くから、タカシは俺が足かけた通りに同じ動きするねん」
俺「わかったからはよ、行こ!もう我慢できへんて、涙止まらん」
A「いくぞ!」 Aが蛇口に足をかけ、水道管に手を伸ばし、スイスイと登っていく
俺はそれと全く動きをトレースし、Aについていく
すぐにAは小窓につき、半身を外に乗り出して、俺の到着を待っていた
しかし、それが悪かった
Kが気づいたのだ
K「あーーー!やっぱいるじゃんかぁぁ!!
隠れんぼぉぉ!!するね?いくぞぉぉ!」
A「うるせえ!死ね、早くタカシ登ってこい!」
俺「うおおおお!!」
Kは俺たちめがけてモップを投げ、目まぐるしいスピードでトイレのドアノブをギュギュッと回す
しかし、鍵がかかっているから、すぐにはあけられないようだ
俺は必死に上へ上へと登った
そう、焦りまくっていたのだ、俺は足を滑らし小窓に到達できず、一度トイレの便座にまで落ちてしまう
俺「グハッ痛っ!」
A「タカシ!はよぉ!」
俺「あ、あ、あ…」(すぐにまた登ろうと手をかけるが震えるし涙がどんどんと出てくる)
K「ンーーーンーーー!!!」
Kは扉に目掛けて蹴りをかまし、突破しようとしていた
ドン、ドン、ドン
何度も何度も狭いトイレで音が反響する
K「アーーーアーーー!!!」
俺「うわぁぁぁ」
俺はもうパニックになり腰が抜けてしまっていた 小便も漏らしガクガクと足が震え、もう立つことすらできなかった
俺はもう頭を抱えてひたすら「ごめんなさい」と連呼していた
Kはそれを許すかと言わんばかりの蹴りをドアに叩き込んでいた
もうAの声も聞こえない、逃げてしまったのか
どれだけの時間が過ぎたのか、いつの間にか扉は蹴破られており、Kと対面していた
K「かくれんぼ、かくれんぼだよ、僕は見つけた、タカシくんとAくんを!でも逃げるのはひどいよねぇ!?」
俺「ごめんなさいごめんなさい」
K「ンーンー、許さない許さないwwこっち見ろよぉ?見て謝れよぉ!」絶叫
涙でぐしゃぐしゃの俺は、しゃっくりをあげながら、ようやく頭を上げKを見た
そこには初めてあったときと同様、ニヤニヤした顔をしたKの顔があった
吐き気を催す顔、知的障害者特有の顔、臭い顔、やはり頭の中が恐怖で支配された
K「誰が悪い?僕は悪いことしてないよね?タカシくんが悪いよね!」
俺「はい…」
K「怒ってないよ、こっちこっち」ぐいっと手を引っ張られる
俺は成すすべもなく引きずられてしまう
K「タカシくんは、初めてあったときから可愛い顔してるって思ってたんだ」
俺「……」
そして、小屋の中央にまでつくとKが俺をぽいっと手放した
俺「痛っ」
K「可愛いね、可愛い」
昼とまたおなじく、Kは俺の胸を弄ってきた 俺「な、なにを?」
K「タカシの胸ってプニプニww」
俺「やめてよ!俺は男だよ、気持ち悪い!」
K「ンーー?ンーーー!ンーーー!プニプニww」
全細胞が悲鳴をあげていた
しかし、体は動かない、本当の恐怖に人が直面すると硬直するという説は事実だ
頭では逃げなきゃと考えていても体が動かない
なぜこのおっさんは男の体を触るのか、なぜこうまでニヤニヤして満足げなのか、そればっかりだった
K「おっぱおっぱいだねー!男の子もちゃんと柔らかいんだねー!フヒヒwww脂肪脂肪!」
Kが耳元で「やわらかい」「かわいい」などという言葉をひたすら連呼していた
俺はもう返す言葉もなく、ぐったりとしてしまっていた
K「ンーーやっぱ直接ぅぅ!触りたィィ!フヒヒww」
Kは俺の服の下からさっと手を入れ、ぐいっと服をめくりあげようとする
その時、俺の体は動くことが許され、水から地面に打ち上げられた魚の如く、全力で拒否した
俺「やめて、やめろぉ!」
K「ンーー!めんどめんどい!!無理無理ww」
俺「うがぁぁ!」
K「勝てない勝てない!無理無理!!」
そうこうしてるうちに服が脱がされ、半裸にさせられた
俺はあまりに屈辱的、そして屈服感にまた涙が溢れ出した
Kは構わず胸を両手で触り、ニタニタと触感を楽しんでいた
今日はここまで
ようやく半分ぐらい書き終えたかな
また、手が空いたら書きに来るな オカ板なんだからな、分かってるよな。
オカルト要素が無かったら許さんからな。 オイオイ、あんまりハードル上げてやるなよ
最後は精神病棟送りにしたヤツの姿を最近見掛けるようになった…
なんてベタオチでも許すのが漢ってもんだw 突如、ビキッと鈍い音が小屋に鳴り響いた
ニタニタしていたKの顔がしかめっ面になり、「ウグゥ」と低い声で唸った
Aがいた
Aは逃げ切れずにいた俺を助けるために小屋に戻ってきていた
俺は瞬時にKの顎にめがけて掌底を突き上げ、脱兎の如く、Aのもとに駆け寄った
Kはその間、ひざまづいていたが、俺たちの方にゆっくり向き直りながら立ち上がった
Kはさっきの表情とは一転、俺たちがよく見るニヤニヤした表情に戻っていた
K「ンーーーンーーー?ひどいなぁ、殺すよ?」
A「うるせえよ、警察は呼んだ、お前はもう終わりなんだよ」
嘘だ、こんな短時間で呼べるわけがない、しかし、この嘘は知的障害者であるKの顔を引きつらせた
K「けーさつぅ?僕は逮捕されるの?」 A「そうだ、てめえはおわりだ、刑務所にぶちこまれてろ」
K「けーさつ?警察ぅ?ンーーーンーーー!!」
頭をかきむしり、地面をどんどんと足で踏みつけるK
A「タカシ、お前は逃げろ、そんで警察を呼んでくれ、なるべくすぐに」
俺「でも、Aが」
A「俺が行ってもイタズラとか思われるかもしれんけど、今のタカシが行けば絶対に警察は信じて動いてくれる、はよいけ」小声
俺「う、うん、走って行くよ、無茶だけはせんといて」
Aは俺の身を案じ、そして今では身代わりになろうとさえしてくれてる
しかし、情けないことに俺は一刻も早くこの地獄から解放されたかった
Aを一人にさせる行動というのは、Kの標的がAに絞られるということだ、当然危険は高まる
でも俺は逃げた
警察に向かうことを優先した
Aが助けてくれると思ったから、それに甘えてしまった
逃げる途中、小屋の中でKの絶叫する声がいつまでも耳にへばりついていた 交番につくと、警察官が異変を察知した
半裸で、涙は滝のように流れ、小便も漏らしながら走ってきていたからだろう
どちらかというと俺が不審者みたいな扱いだったが、なんとか事情を説明し、小屋に来るよう警察官を説明した
話を聞くやいなや、警察官はすぐにパトカーで小屋に向かってくれた
小屋につくと、すでにKはいなくAがぽつんと玄関に立っていた
奴は逃げた、Aはそれだけを俺たちに向かって話した
それからは警察からより深い事情をききたいとのことで、Kの名前や、どうして接点を持ったのか、色々と話した
警察官は、Kに事情を聞くという名目で、Kの住所に向かった
俺とAはその間、警察官が交番に預け、親たちにも連絡したようで、親がすぐに駆けつけてくれた
母親の顔を見た瞬間、また泣き出したのを覚えてる もう少しで終わりそうだがテンポが遅いので書きためてくれると嬉しい 恥ずかしいところ出すまで調子のせてせっついたけど
、やっぱりバカの書くものって底が浅いし、書いてて自分でテンション高くなってるのが伝わる大公開オナニーって感じでアホくさいねw 設定云々の前にまずちゃんと書き溜める、投げ出さず話を完結させる、っていう人として当然のことが出来ていない お前らがいじめるからw
ところで創作叩く奴なんなん?
オカルトなんてあくまで主観的なことであってほとんどが錯覚か思い込みじゃないの? ほら話を楽しめるか楽しめないかで人生の質は大きく変わると思う 叩かれてるのは創作臭や矛盾まみれのやつとか、創作NGのスレでやってるやつだけやろ
洒落怖スレとか創作でも面白ければおkってスタイルだし つーかホラ話でも何でもいいんだが最後までちゃんと書けよ、っていう まぁ創作でいいんだけど、事実じゃないのに変態行為の描写だけ詳しくてノリノリってとこ
創作じゃないとしてと、変態行為の描写詳しくノリノリってとこ
どっちにしてもこいつはこういう事考えてる気持ち悪い奴って事 知的障害者に恨みでもあるのか?
創作でまでそういう人をおとしめるって、どういう心根なんですかね。
これが単なる陰口だったとしても、気分はよくないが。 あんまりこういうことは(笑)実際に被害を受けたとしても普通は言うの遠慮するよね
でもおもしろい ガキの乳揉むとか普通の頭では思いつかんわ
異常者だなこんな創作
書いてて勃起してそうなのもさらにキモい すまん、めっちゃみんな待っててくれてるんだな
当時のこと思い出したら、やっぱり気持ち悪くて書く気失せてくるが、頑張って書くわ その日、Kは自宅には戻らなかったので、Kの両親が警察に応対していた
Kの両親曰く、Kの奇行は凄まじいようで、とても怯えていた
以下、Kの奇行
風呂に入らない、歯を磨かない
飯の用意ができてないと両親を殴りつける
両親の服に小便をかける
低年齢の男児の衣装などが飾ってある
アダルトビデオを大音量で鑑賞する
母親の胸を揉む(こんなことをKの母親が自分で語っていたのかとおもうとゾッとする話だが)
Kの両親は自身の息子が捕まってくれることを願うような感じで話しており、異様な雰囲気だったと警察官は母親に漏らしていた
Kには罪歴などは特にないらしいが、それはやはりKが知的障害者だからなのかなと今では邪推している
俺のような被害者は、発覚しなかっただけで、実は多いんじゃないかなって Kの両親はKが帰り次第、警察に連絡し、そのまま事情聴取をすることを確約され、素直にそれに従っていたようだった
Kの両親もKの奇行が恐ろしく内心、邪魔なのだろうと子供ながら思っていた
その日、俺は家に帰って、風呂に入ってその日は母親と一緒に寝た
両親はいつも通りに接してくれ、根掘り葉掘り聞かないでくれたのもあってか、とても気持ちが楽だった
次の日、また次の日と時は進んでいたが、K出現の音沙汰は全くなく、2週間ほどが経過していた
Kの両親曰く、自宅にあるお金がいつの間にか盗み取られた形跡があり、Kの仕業と述べていた
俺が犯されかけた当日、Kは警察が来ることを予感し雲隠れしたのではと
そんな考えはどうでもいいから、俺はさっさとKが捕まってくれって思い続けていた
Kが雲隠れしている中、Aとは疎遠となっていた
助けてくれたAには恩は確かにあった
だが、Aを見ると、恥ずかしさと後ろめたさがあった、男なのに犯されかけたという事実を思い出させる要因となっていた
後で聞いたが、Aも気遣ってか、あまり俺とは積極的に関わらないようにしていた、トラウマになってるだろうし、と言っていた そうはいっても、学校では必然的にAとは会う
あの一件以来、俺とAは目を合わせるとお互いに会釈を返すぐらいにしかしてなかったが、その関係に嫌気が差したのかAが俺に話しかけてきた
A「なぁ、タカシ?今いいか?」
俺「…ん?なに?」
A「今日はよ、あそこ行かねえか?」
あそことは、俺とAの遊び場、そしてKに犯されかけた場所
俺「いやだよ!それになんで!」
A「タカシ、お前このままでいいのか?」
俺「え?」
A「来るか来ないかはタカシに任せる、でも俺はKを許せねえんだよ」
俺「一体どういう?」
A「Kな、小屋に住んでるぞ」
俺「…は?」
耳を疑った
あの小屋は確かにほとんど人気がなく、雨風も凌げ、トイレもあるので、住めないこともない
だが…
俺「警察が見張ってるんじゃないの?」
事件現場があった場所を調べないのか?警察は
純粋にそう思った
A「灯台下暗しだな、あそこはただの小屋だし警察も特に調べず帰った、だからKはいる」
俺「でも、そんなのありえ」
A「見たんだよ、小屋にKがいるのを!」 頭が二転三転する
Aによると、Kは警察が去ったあとを見計らって、小屋に移り住み、今ものうのうと生活している
でもそんな状況がいつまでも続けられるわけがない、いずれボロが出るに決まってるし、バレる
俺「なら、なおのこと警察だよ!」
A「だから、言ってるだろ、タカシ、このまま許せるのかよ?」
俺「え?」
A「あいつは知的障害者だし、初犯だからな。
捕まっても、刑務所からすぐ出てきてしまうかもしれないし、もしかしたら逮捕なんてされないかもしれない、今の罪状のレベルなら、でも…」
俺「でも?」
A「これがもっと大きな罪状になったらどうだ?例えば殺人とか、そしたらあいつは死刑になる可能性だってあるんだぜ?」
俺「待ってよ、要するにAの言いたいことってKを嵌めるってこと?」
A「別に殺人じゃなくたっていい、もっとKの罪を重くするんだ、そしたらKはこの土地から二度と戻れなくなるかも知れない」
Aは笑っていた、嫌な笑いだった
例えるなら死刑が決まり、命乞いをする受刑者を嘲笑うかのような
弱者の立場を利用して、とことん潰す
Aのサディズム的思想が垣間見えていた
俺「でも、でも」
A「俺はやるよ、その場にタカシがいなくてもできるからな」
俺「どうやって?」
A「あいつの前に現れて、挑発でもして殺されそうになるところを、タカシが警察を呼ぶ、第三者がその場を見たっていう証拠もあるわけだから、Kは終わりだよ」
俺「そんな簡単に行くわけ無いじゃんか!下手したら本当に殺されるかもしれない!」 A「フフッまぁ見てなって」
俺「本当にそんなことするの?」
A「ああ、面白いからな」
俺「待ってよ、その役、俺がやるよ」
A「へえ?本当かよ?」
俺「一番Kを刑務所に送りたいって思ってるのは俺だよ」
A「なら、気が変わらないうちに今日だな」
俺「え?今日?」
A「うん、時効ってのがあるんだよ、事件の犯人の捕まるのが遅くなると、逮捕できないらしい」(適当にAが俺についた嘘)
俺「なら、そうだね、やるしかない」
学校が終わるとすぐに俺たちはすぐに交番に向かった
事件当日の時に応対してくれた警察官がいたので、Kが小屋とは少し離れた場所で見つけたと嘘の報告をし、同行してもらうことにした
Aが警察官を小屋の離れた場所に誘導すると、俺は単独で小屋へ向かう
そして俺を見たKは怒りで暴れ出す、その最中に俺が大声をあげて、駆けつけた警察官にKを取り押さえてもらうという手筈だった
首尾よく進み警察官を指定の位置に配置した俺は警察の目を盗み、小屋の方に向かった
小屋に向かうに連れ、不快感のある匂い
小屋の入り口に達する頃には吐き気を催すレベルだった
小屋の中を見渡すまでもなく、当然のように部屋の中央に置かれた椅子に座るKがいた Kは俺を認識すると、あのときと同じように笑顔を浮かべ、こう言った
K『お友達にならへん?』
久しぶりに見たKは顔が土色になっており、部屋の中はコンビニなどで買ったであろう弁当のゴミなどが散乱して、不潔としか形容のできない状態となっていた
俺「久しぶり」
K「ンーーンー?」ゆっくりと椅子から腰を上げる
俺「元気だった?」
K「ングっングッ」うなずく動作
俺はKが襲い掛かってくるかと思って叫ぶ用意をしていたが、思いの外、Kはおとなしかった
敵意はないようなので、俺は思い切って部屋に入ってみた
K「ウゴォッ本当は本当はね!?」
突如キチ声を発するK
俺はびくっとなって、硬直する
K「タカシ、タカシ、タカシがほしいんだよぉぉ、タカシが好きなんだぁ!」
俺「な、なにを言ってるの?」
俺は子供だからゲイって意味を知らなくて、ひたすらに気持ち悪かった
K「タカシ、こっちきてぃぃィ」
俺「話ならここでもできるよ」
K「そばに来てほしいんだよぉ!!あんなことして、僕は謝りたいイギィッ
怖がらせてごめんンン。タカシが遠くにいなくなって離したくなかったンダぁ!離れたくない、触りたい、ンだよぁ好きなんだァ!」
俺はなんだかKが哀れに思えてきた
Kは襲い掛かるでもなく、言葉で訴えかけてきたのだ
今までKは誰からも気持ち悪がられ、親からも捕まってほしいと見放されてきた
俺が隠れんぼと称して逃げなきゃ別に襲ったりはしなかったかもしれない
数分前までKが捕まることを望んでいたのに、なんとも言えない暗澹たる気持ちがたまっていた 俺は無言でいる
Kは俺のことをずっと好きだと喚き立てていた
そして俺は行動に出る
俺「もう怒ってないから大丈夫だよ」
K「本当にィ?!なら仲直りしたぃ!」
俺「どうやって?」
K「ンンン!判らないけど、手をつなぎだタイ!」
俺「いいよ」
Kはアガゥなどと奇声を叫び、さっと近づき、手をつないできた
K「ァアガ!嬉しい!好きだよタカシ!本当に好きレ!」
俺「…」
K「タカシはお嫁さん!!タカシはお嫁さん!!」
俺「…」
K「ンんあ、ヘラっヘラヒャー!」
Kはこんな感じでずっと手をつなぎながら叫んでいた
俺は冷静に今警察が来るとまずいな、って思ってた
Kが怒り狂って俺を殺そうとしたりするのかと思いきや、仲直りをしようとしてたなんて思ってなかったからだ
どうしたらKを刑務所に入れられるか…
俺はすてんと倒れ込むと、Kは嬉しくなったのか、犬のように顔をなめてきた
汚い、臭い、気持ち悪いの三拍子だった
やはりこいつはくそったれの知的障害者 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています