肉牛の肥育ホルモンや遺伝子組み換え食品については
「それが原因で健康を損ねた人が存在する/それが原因で健康を損ねた人は存在しない」というように
データに対する科学的評価が分かれています。

牛肉輸出国や輸入国が、それぞれの思惑に基づいた「科学的評価」を下すように
科学は絶対的なもののようでいながら、時として恣意的なものでもあるのです。

一方で「社会的評価」はどうでしょう?

「肥育ホルモンって健康に悪そうだから、輸入肉って食べたくないね」

そんな社会的評価が一部に存在します。

科学の観点では、実験で実証された残留基準を満たす輸入肉は安全であり、この社会的評価は「非科学的」です。

しかしこの場合、「科学的評価」と「社会的評価」のどちらが「真実」でしょう?

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