世界の秘密 [無断転載禁止]©2ch.net
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ジュダス「では、私の不正についてはお咎めなしということで」
イエニスタ「おい、私は負けてないぞ」
ジュダスはワインを飲んだ
「勝負がつくまでは保留にしましょう、いいですね」
イニエスタは笑った
「いいだろう。約束してやる」
二人も自分たちの家に帰って行った すよいうび から きなにっては いのただが
イエニスタ が イニエスタ に なった
そてし >>294 で いゅしっん イエニスタ に もっどかてら また イニエスタ にっなた >>295
すまん、俺ガサツだからそういう間違い多いかもしれん
ジータとシータ間違えたりもしてるんだよ、ごめんな
気になってたらすまん、でもきっとまた間違えると思うw
読んでくれてありがとね、指摘もありがとう
ちょっと気になったんだけど酔ってたりしないか?
睡眠薬とか酒とか飲みすぎてないかい?
シラフで文章崩してるんだったらいいんだ
ちょっと文章崩れる事例を知ってるから気になってしまった 読んでくれてるだけでありがたき幸せでございます
誇張でもなんでもなくてねw
みなさん、どうもありがとう ちなみにイニエスタが正解かなー
でもきっとまたイエニスタって書いちまうw
昔はこういう間違いが気になってしょうがなかったんだけど今は気にならないんだ
その分、気は楽になったよ
だから間違えちまうんだなー、きっと 本当は読んでくれてる人と話をしてみたいんだけどね
前スレで身体の人、脳の人とか話してみていろんな人きてくれたんだ
だけど俺、会話のネタがないと話せなくてさ
ネタないと話に意味がないんじゃないかとか思っちゃうんだよ あ、いま自分語り始めてるのはSSが長くなりそうだから気分を変えたいのかもしれない
まぁ、どんな奴が書いてるかみたいなサンプルにでもしてくれー
ガサツで飽き性だから気分を変えながらじゃないと長続きしないんだな
ネットだから無理にいい人でいようとも思っていない 実はどんな人が読んでくれているかをとても気にしているw
人数ではなくてどんな人か、コメントくれる人や保守の人やROMの人みんなね
だから少ない文章とかでどんな人か想像しているかな >>301
最近、政治絡みのコメント多いね
全てが印象操作に見えてしまうんだよなー
どれかを選ぶしかないのかねぇ
右も左もなくなったり、誰も選ぶ政治家がいなくなったらこの人はどうするんだろうかね?
なんかね、最近選択しかできない人が多いと思うんだよな
まぁ俺もたいそれた人間じゃないし、馬鹿なのだけどもw 前のスレは会話ができて楽しかったけれども、今回はSSでいくと決めたから暇つぶしに勝手に始めたわけっす
なんかね、話のベクトル?的なものがいろんな方向に行ったからです
でも会話が嫌なわけでもないです。会話下手だけど、好きです
そっけない感じがあるかもしれないけど、SS優先だからってのが理由です
でも何か話したいことあったら言ってちょ
俺が>>295を気になったのと同じです
答えるかどうかはお互いの気分次第ってことでw
馴れ合いっぽいですが少しならいいと思いやす
コミュ症なので会話下手なのはすまん
またSS書きます、暇つぶしにw
引き続きみなさんも暇つぶしに読んでくれると嬉しいっす
ではでは >>305
前のスレも世界の秘密って名前で立てたんだ
落ちてしまったから見れないかもしれん
サルベージ?する方法があるかは俺に知識がないからわからないんだw
すまんね ちなみに前スレでは今みたいに長いアプローチ?じゃなくてストレートに書き込みをしたんだよね
俺、漫画家になりたかったけど成れなかったんだよね
でも話を考えるのが好きだからいろいろ考えて過ごしてたんだ
んで、いろんなものとか見ていて何となく世界の秘密的なのを感じたから身体の人、脳の人って感じで説明を試みた 最近の流れ的に俺と近い人はいると思ってたんだけど実際にいた気がするんだよね、前スレにも
ただ共感?的な感じは味わえたけども会話することもないなって思ってさ
もちろん会話したいんだけどもw ぶっ飛んでるかもしれんけど俺の目的は前スレでも同じでさ
孤独?なひとを少しでも楽にしたいっつーか、安心?的なよくわからんけどもさw
そういうのがすこしでも楽になればいいなとおもったわけなのよ
まぁ暇つぶしなんだけどな、本当にw
でも俺にとって大事なことなんすよ >>305の答えとしては
スレは落ちた
見る方法は知らんから自分で探してくれ
で十分なはずなんだけど
俺も孤独だからおしゃべりがすぎちゃうわけだなw
サーセンw だから今回はSSを書くことにした
自分で考えた話ならキャッチボール不要だからなー
読みたいひとは読んでもらえるし、しんどいひとはとばしてくれるかなぁって思ったの
ただキャッチボール下手だけど好きだから会話もお互いの気分次第でしてみたいって感じになってきたのかもしれんねー 投稿お疲れさんです
俺もイエニスタって書いてたかもしれんwwイエスが念頭にあったから間違ったかもね
イニエスタね、覚えたよ >>296
多少文字が入れ替わっていても割と普通に読めてしまうからキャラ名も大丈夫さ
という意図を表現してみました 乙武 洋匡 @h_ototake 2017-10-16 00:10:11
中国人の7歳くらいの男の子が私を見つけ、「なんで手足ないの?」と駆け寄ってきた。「生まれた時からなかったんだ」と聞いても、いまいち納得できない彼に、
後から来た私が「私たちはいろいろな違いを持って生まれてくるの。
でも、大切なのは彼がHAPPYであること」。素晴らしい教育だなあ。 >>312
名前についてはね、その場しのぎで適当につけてたんだ
イエスにひっぱられたのかもしれんねw
>>313
よかったwびびったぜ
ご指摘ありがとね。助かってますよー
>>314
みんながHAPPYであることが大事だね!
ひとそれぞれ環境がちがうからこそだねー
以外とみんな同じ人間だから環境も一緒だと思いがちだとおもうんですな、わたくしは イニエスタ達は宣教活動を頑張っていた
イニエスタ「神は意外と身近にいるのかもしれない」
観衆「どういうことでしょうか」
イニエスタ「いつでも神は身近にいると思って良心から外れる行動はとらないことだね」
観衆「なぜでしょうか?」
イニエスタ「神はいつでもあなた達を見ていらっしゃる」 ジュダス「グビグビ、ワイン美味しいな」
弟子3「ユダよ。ワインばかり飲むな」
弟子3は影でワインを飲んでるジュダスに言った
弟子3「会計についてはきちんと私が引き継ぎをしただろう」
ジュダス「……感謝してるよ」 弟子3「だったら不正などするな」
ジュダス「ワインくらい許してくれ、イニエスタ様の許可は取ってる」
弟子3は遠くで宣教をしているイニエスタをみて言った
弟子3「なぜイニエスタ様はお前に入れ込むのだろうか?」
ジュダス「さあな」
弟子3「……お前には感謝してる。おかげで会計係からイニエスタ様の側近になれた」
ジュダス「そりゃどうも」 弟子3「わたしはいいんだが、周りの奴らがお前を疎ましく思ってる。不正してるのがバレバレだからだ」
ジュダス「そうか」
弟子3「ばれないようにワインを飲んだほうがいい」
ジュダス「ご忠告ありがとう。気をつけるよ」
弟子3はイニエスタのほうへと歩いて行った
ジュダス「ここはいくらでもワインが飲める。いいことだ」
ジュダス「しかし、落ち着いてワインが飲みたいものだ」
ジュダス「わたしの楽園はここなのだろうか」
ジュダス「どうにもわからん」
ジュダスはワインをまたグビリと飲んで、寝ることにした
イニエスタを横目にジュダスは家へと帰って行った スタエラルではファザー教の幹部達が会議を行っていた
幹部1「イニエスタがここに来そうだ」
幹部2「私たちの街にも侵入するのか」
幹部1「大事なのはそこではない」
幹部3「と、いいますと?」
幹部1「イニエスタは世界の秘密を知っている可能性がある」 幹部2「まさか」
幹部3「……最近、神が身近にいるとかなんとか」
幹部1「そうだ。ストラティとわたし達しか知らないことだ」
ストラティ1「私たち意外に知ってるものはいない」
ストラティ1をファザー教の幹部達は見た ストラティ1「私たちはニロが作った。ストラティの語源は精密なもの、という意味だ」
ストラティ1「精密なものたちが集まってできた組織、それがストラティだ」
ストラティ1「そして世界の秘密についてはニロが蛇神から聞いた事柄だ」
ストラティ1「是正もとれている。実例も私たちは知っている」
ストラティ1「秘密に関してはおとぎ話の類ではないことは確かだ」
ストラティ1「だから私たちは手を結んだ。それは覚えているな?」
ファザー教の幹部達は頷いた >>321
長えんだよなw俺もうんざりしてるwww
これでも短くまとめてるつもりなんだけどうまくいかないのw
ゆるしてちょんまげwww ストラティ1「蛇神の目標は知っているな?神のいない世界だ」
幹部1「承知しています」
ストラティ1「秘密を守り、私たちがこの世界を管理しなければならない」
幹部2「承知しています」
ストラティ1「私たちが崇拝しているもの意外は悪魔だ」
幹部3「承知しています」
ストラティ1「よろしい。ではやることはわかっているな?」
幹部たち「はい、承知しております。では」 シャイン教は宣教活動を終了させた
イニエスタ「次はスタエラルに向かおうと思う。明日発つぞ」 弟子1「まってください。イニエスタ様」
イニエスタ「なんだ」
弟子1「宗教活動は私たちに任せていただけないでしょうか」
イニエスタ「どういうことだ」
弟子2「スタエラルではイニエスタ様は危険です。ある程度宣教活動が進んだらイニエスタ様には街への侵入を試みて欲しいのです」 イニエスタ「お前たちが危険だ」
弟子2「シャイン教にはイニエスタ様が必要です。私たちはいいのです」
弟子1「これは私たち全員の意見です」
ジュダス「待ってくれ、わたしは聞いていないぞ」 弟子3「ユダ。あなたたちも私たちといっしょにスタエラルに行くのです」
ジュダス「……え?」
弟子3「もちろんワインは無しです」
ジュダス「そんな馬鹿な話があるか」
イニエスタ「仕方あるまい。わたしは隠れているとしよう。みんな頼んだぞ」 シャイン教の教徒たちはスタエラルで宣教活動をした
2ヶ月もするとスタエラルではファザー教とシャイン教が半分ずつくらいになった
ジュダス「ワインがない生活にはうんざりだ!会計係も外されてしまった」
ジュダス「イニエスタとサッカーもできないし、わたしの生きていく意味はない!」
ジュダス「なにがシャイン教だ!クソが!」 祭司「もしもし、そこのお方」
ジュダス「ああん?なんだよ!」
祭司はにっこりして言った
「シャイン教の教徒ですかな?」 ジュダス「だったら、なんだよ!」
祭司「ワインをいっしょに飲みませんか?」
祭司は懐からワインを取り出した
ジュダス「……いいのか?」
祭司「公園でワインを飲む。乙なものではないですか」 ジュダスと祭司はワインをたくさん飲んだ。
ジュダス「ありがとう。助かったよ、友よ」
祭司「いいのです」
ジュダス「何かお礼をしたいのだが、わたしは一文無しなのだ」
祭司「イニエスタの居場所を教えてくれるとありがたいのですが」 ジュダス「あんたファザー教だろ。駄目だ。あいつは私の友達だ」
祭司「なに、居場所を教えてくれればいいのです」
祭司はジュダスに小さな袋を渡した。銀貨がたくさん入っていた
祭司「これはあげます。1年はワインが買えるはずです」
ジュダス「くれるのか!」
祭司「はい。イニエスタの場所を教えてくれたらそれの10倍の銀貨をあげましょう」
ジュダスの喉がごくりと鳴った
祭司「私はいつでもこの公園にいます。また会いましょう」 ジュダスは公園を去った。祭司はニコニコとその後ろ姿を見ていた
弟子3「なんということだ。酒飲みの馬鹿が買収されおった」
隠れて様子を見ていた弟子3は急いでスタエラルを出てイニエスタに会いに言った 弟子3「イニエスタ様!」
イニエスタ「どうした、血相を変えて」
弟子3はイニエスタに一部始終を話した
イニエスタ「なるほど。報告ありがとう」
弟子3「どうしますか?ユダを捕らえて罰しますか?」
イニエスタ「いや、いいのだ。放っておけ」 イニエスタ「わたしもそろそろ宣教活動をしたいと思っていた。皆を集めよ」
弟子3「なにをするつもりですか?」
イニエスタ「あとは楽園へと帰るだけだ」
弟子3「……?」
イニエスタ「最期の晩餐をしよう」
みんなでワインを飲もうじゃないか、とイニエスタは穏やかな笑顔で言った 3日後の夜、最期の晩餐は開かれた
12人の弟子たちが集まった。みんなイニエスタの側近だった
弟子1「なぜ私たちは集められたのです」
弟子2「まだイニエスタ様は目立ってはいけません」
イニエスタは弟子たちの顔を見渡して言った
「このなかにわたしを売ろうとしているものがいる」 弟子たちはざわつき始めた
ジュダスは額に脂汗をかきながら銀貨の入った袋を握りしめていた
弟子3はジュダスの顔を睨みつけていた
イニエスタ「みんな、おちつけ」 イニエスタ「わたしたちは長いあいだ宣教活動を始めた」
イニエスタ「シャイン教を知らないものはローマに誰一人いない」
イニエスタ「事態が収束してきたということだ」
弟子1「どういうことですか」
イニエスタ「わたしにもわからない」
イニエスタはワインにパンを浸した
「わたしを売ろうとしてるものに与えよう」 イニエスタはジュダスの前まで歩いて行った
イニエスタ「ユダよ。口を開けるのだ」
ジュダス「イニエスタ……」
イニエスタはジュダスの口に浸したパンを入れた
イニエスタ「よく噛め。わたしの血肉だと思ってよく噛むのだ」
ジュダスはパンを噛み締めた
イニエスタ「わたしはあなたを責めない」
イニエスタ「あなたのしたいようにしなさい」 弟子3「イニエスタ様!こやつを殺すべきです!」
イニエスタ「ニトロ。やめなさい」
ニトロはイニエスタを見た
「なぜです。わたしはあなた様を思って言っているのです!」 イニエスタ「その握っているナイフをおろすのだ。ニトロ」
ニトロ「なぜです!」
イニエスタ「お前はわたしのことをそれほど思ってはいないからだ」
ニトロ「お慕いしております!」
イニエスタ「いや、わたしのことなど時間が経てば忘れるだろう」
ニトロ「そんなはずありません」
イニエスタは笑った
「案外早いかもしれぬな。鶏が鳴くまでにはわすれるさ」 イニエスタ「みんな、最期かもしれない。笑いながら過ごしたいのだ」
弟子たちは頷いた
イニエスタ「あとは神のみぞ知ることだ。楽しくやろう」
晩餐は賑やかに行われて、終わった イニエスタは夜中にジュダスを呼び出した
イニエスタ「最期の晩餐はどうだった?ジュダス」
ジュダス「イニエスタ、すまない」
イニエスタはボールを取り出した イニエスタ「勝負がつくまでは不正に関してわたしはなにも言えないからな」
ジュダス「イニエスタ、わたしは好きなように生きたいのだ……」
イニエスタは笑った
「わたしに勝ったら好きなようにするがいいさ、さあやろう」
ジュダス「……」 満月の夜に誰もいない荒野で勝負は行われた
結果はあっという間についた
ジュダスの圧勝であった ジュダス「すまない、イニエスタ」
イニエスタ「……」
ジュダス「わたしは手加減をしていたのだ。お前が子供とサッカーをしてた時のように。お前のサッカーはシルトにそっくりだったんだ。わたしはお前が好きだったんだ、友よ」
ジュダスはそう言ってイニエスタの前から立ち去った イニエスタ「……知っていたさ。お前が手加減していたことくらい」
イニエスタ「お前がわたしを売ったなんて信じられないのだ」
イニエスタ「わたしはまだ、お前を信じているのだ」
イニエスタ「……神だからではない。友としてだ」
イニエスタ「わたしはお前とサッカーがしたいだけなんだ」
イニエスタ「裏切らないでくれ、ジュダス」 次の日ジュダスは公園へ行った
祭司「こんにちは、ユダ」
ジュダス「……イニエスタの場所を教える」 ファザー教の軍隊がイニエスタの隠れ家に来た
軍隊「イニエスタを渡せ」
弟子1「イニエスタ様はスタエラルへ行くのです」
軍隊「ちょうどいいな、スタエラルへ連行し、裁判を行う!」
イニエスタは軍隊に連れられてスタエラルへと入って行った イニエスタの裁判はすぐに行われた
裁判官「イニエスタお前は罪人だ」
イニエスタ「人間は皆、罪人です」
裁判官「うるさい、お前を刑に処す」
シャイン教教徒「何をするつもりだ」 裁判官「Y字架の刑に処す!」
裁判官「はだかでY字架に磔にして街で見せしめにするのだ!」
裁判官「それから丘にて野ざらしにしてくれる!」
弟子1「あんまりではないか、私たちが何をしたというのですか!」
弟子2「こんなの裁判ではない!独裁ではないか!」
裁判官「なんだと?おまえらも同刑だ!」
裁判官「シャイン教は全員、刑に処すからな!」 イニエスタと弟子1、弟子2は磔にされて街の踊り場にさらされた
軍隊「これがおまえらの教祖様だ!」
シャイン教教徒「おやめください」
軍隊「ああん?殺せ」
シャイン教教徒は殺された
軍隊「シャイン教は皆殺しだ!そうではないものは石を投げろ!それが教徒でない証だ!」 シャイン教のものも、そうでないものもイニエスタたちに石を投げた
イニエスタ「弟子1、弟子2。すまない」
弟子たちは笑った
弟子1「……民衆とは恐ろしいものですな」
弟子2「私たちは誰を救おうとしていたのでしょうか」
民衆は3人に石を投げ続けた ニトロ「なんということだ、イニエスタ様」
軍隊「ん?貴様もシャイン教か?」
ニトロは怯えた
「わたしは違う!シャイン教など知らぬ」
軍隊「イニエスタを見る目が怪しかったなー」
ニトロ「わたしはイニエスタなど知らぬ!」
軍隊「忘れてしまったのかな?」
ニトロ「わたしはイニエスタなど知らぬ!」
軍隊「よろしい。では石を投げろ」
ニトロも民衆に加わり石を投げ続けた ジュダスはイニエスタが歩いていた荒野を馬で進んでいた
ジュダス「イニエスタの故郷は土地が安いらしいな」
ジュダス「わたしはぶどう畑でワインを造るのだ」
ジュダス「銀貨はたくさんあるからな」
荒野を進んでいくと一本の大きな木があった 蛇神「ジュダスか?」
ジュダス「おまえ、蛇神か?」
ジュダスは笑った
ジュダス「まだ生きていたのか!楽園から追い出されて、今の今まで!」
蛇神「そうだ。いろいろあったな」
ジュダス「人間に惚れた神って笑い者になっていたぞ!」
蛇神「まぁ、そうだろうな」
ジュダスはしんみりとした
「まぁ、楽園はもう終わりだ。神も残り少ない。シルトも死んだ」 ジュダスは蛇神に今までのことを話した
蛇神「やはり、あの荒野であった青年は生まれ変わりだったのか」
ジュダス「どういうことだ?」
蛇神「イニエスタにはわたしもあったんだよ。彼はシルトの生まれ変わりだ」 ジュダス「なんだって?」
蛇神「神は絶対に地球から消えないんだ」
蛇神「人間の数がある一定数を超えると人間の中から神が生まれる」
蛇神「そして楽園からは神がいなくなる」
蛇神「楽園から神がいなくなっても同じだ」
蛇神「神はいなくならない。質量保存の法則だ」 ジュダス「しかし、神の能力はイニエスタにはなかった」
蛇神「人間の身体だからな」
ジュダス「では人間ではないか」
蛇神「新しい発想ができるのは神だけだ」
ジュダス「それだけ?」
蛇神「それがどれだけ重要なことか。お前にはわからないのか」
蛇神は笑った 蛇神「禁断の果実は価値観を与えるだけではない」
蛇神「ヤドリギだよ。神の魂が入るヤドリギにもなるのさ」
蛇神「いつどこで神の魂が入るかはわからないし、制御もできない」
蛇神「神は何度でも転生するが、人間は違う」
蛇神「人間は転生ができない分、繁殖ができるからだ」
蛇神「神は分裂できないから、転生する」 蛇神「シルトに会えてよかったな」
ジュダス「あいつがシルトだったらわたしよりサッカーが上手いはずだ」
蛇神「お前とちがってあいつは人間の肉体だ」
ジュダス「……」
蛇神「わたしの能力は知っているだろう?魂の管理だ。蛇になった今でも能力は使える」 蛇神「となると、お前は友を銀貨で売ったことになるな」
蛇神「昔の友も、現在の友も売ったのだ」
ジュダス「おまえは嘘をついていないか?」
蛇神「ああ」
ジュダス「本当だな?」
蛇神「本当だとも」 ジュダスは荒野を馬で駆け抜けた
ジュダス「友よ!許してくれ」 ジュダスはスタエラルについた
踊り場にいくとイニエスタたちが磔にされていた
イニエスタたちは気を失って、糞尿にまみれていた
ジュダス「おお……なんということだ!」 踊り場には祭司がいた
ジュダス「おい!銀貨は返す!その人を放してやってくれ」
祭司「ダメだ」
ジュダス「その人は悪い人ではないんだ」
祭司「いや、悪いやつだ」
ジュダス「わたしは自分の欲望でその人を売ってしまった!磔にされるのは私だ!」
ジュダスは銀貨を投げた
銀貨は地面に散らばった 祭司「イニエスタはひどい扱いを受けて死ぬ」
祭司「おまえのせいだ、ユダ」
祭司「悔い改めるがいい、ははは」
祭司は軍隊と神殿へと消えていった ジュダスはイニエスタがいた隠れ家に来た
ジュダス「私にはもうどうすることもできん」
ジュダス「ポポロ、見ているんだろう」
ジュダス「おまえはあいつがシルトだと知っていたのか?」
ジュダス「それで、私にあいつの元へ行けと言ったのか?」
ジュダス「まぁ、いい」
ジュダス「私は死ぬ」
ジュダス「イニエスタに詫びる方法がこれしか浮かばない」
ジュダス「ポポロ、頼む。あいつを助けてやってくれ」
ジュダス「私はもう、空も飛べない……」
ジュダスは首をくくって死んだ イニエスタたちはY字架を背負いながら丘を登っていた
軍隊「ほら、早く歩け」
鞭で打たれながら丘の頂上へとたどり着いた 軍隊「では俺たちは帰るか」
軍隊は見張りを2人置いて帰って行った
イニエスタ「おまえたち、すまなかったな」 弟子2「なに、わたしたちは楽しめました」
弟子1「わたしたちは楽園にかえりたかったのではなかったのかもしれない」
イニエスタ「……」
弟子1「わたしたちはあなたをお慕いしておりました。イニエスタ様」 7日後に弟子2が死んだ
10日後に弟子1が死んだ
イニエスタ「なんだか、あっという間だった」
イニエスタ「この2人と一緒に死ねて、私は幸せなのかもしれない」 手下1「なかなかくたばらないな」
手下2「俺たちの食料も付いてしまう、早く死ね」
イニエスタは笑った
イニエスタ「なら殺すがいい」 手下2「もういいよ。殺しちゃおうぜ」
手下1「そうだな」
軍隊の手下たちが剣を構えるとイニエスタの身体が光り始めた 手下たち「なんだこの光は!」
イニエスタ「わたしは神の子だ」
手下たちは逃げた、丘を下って行った ポポロ「ミラ、もういいわ。投光機の電源を消して」
ミラ「わかったー」
ジータ「おー、すげぇ怪我だな!青年」
イニエスタ「死ぬ間際にあなたに再開できて光栄だ」 ポポロ「ジュダスにあなたを助けるように頼まれたのよ」
イニエスタ「ありがとう、マイレディ」
イニエスタはあたりを見渡した
イニエスタ「ジュダスはどこだ」 ポポロ「ジュダスは死んだわ」
イニエスタ「……そんな」
ポポロ「神はわたしたち3人だけよ」
ミラ「おばあちゃんも死んじゃったのー」 イニエスタ「終わりとはあっけないものだな」
ポポロ「そうね」
ポポロはイニエスタに口づけをした
ポポロ「あなたも、寝なさい」 二日後、手下たちが軍隊を連れてきた
軍隊「なんだ、死んでるじゃないか」
手下「でも、身体が光りました」
軍隊「疲れていたのであろう、死体は洞窟にいれて蓋をしておけ。火葬などするな」 三日後、洞窟の蓋である岩をジータがどかした
ジータ「元気かー!」
イニエスタ「ああ、大丈夫だ!」
ポポロ「さあ、早く蓋をして。誰か来るといけないわ」 ジータ「イニエスタ!おまえも手伝え」
イニエスタ「わたしには無理だ」
ジータ「いいからやってみろ」
イニエスタはジータと岩を押した
信じられない力をイニエスタは感じた
イニエスタ「どういうことだ?この力は」 ポポロ「身体にナノマシンを入れたのよ」
イニエスタ「ナノマシン?」
ポポロ「小さな機械よ」
ミラ「ちゅーしてもらってたでしょ!」
イニエスタ「ビタミンみたいなものか?」
ジータ「全然違うぞ、馬鹿か?」 ポポロ「ちょっと待って。どこでビタミンなんて言葉きいたの?」
イニエスタ「大蛇にきいたんだ」
ポポロは驚いた
ジータ「あいつ、まだ生きていたのか」 ポポロ「いつ会ったの」
イニエスタ「宣教する前だ。荒野であった」
ポポロ「わかったわ、ありがとう」
イニエスタ「ちょっとまて、ナノマシンについて教えてくれ」 ポポロ「小さな機械よ。あなたの身体はもう手遅れだったから注入したの」
ジータ「人間の身体の能力を最大限まで引き出す」
ミラ「ジータみたいに力持ちになれるよ」
イニエスタ「……それはすごいな」 ポポロ「その代わりあなたは死ねないわ」
ポポロ「ナノマシンが身体を修復し続ける」
ポポロ「100年後か1000年後かわからないけどナノマシンが停止した時が、あなたの死に時ね」
ポポロ「火あぶりには気をつけて、死ねずにずっと苦しむことになるわ」
ポポロ「ナノマシンは呪いの産物なの」 イニエスタ「そうか」
イニエスタ「もう一つ聞きたい」
イニエスタ「ジュダスは本当に神だったのか?」 ポポロ「神よ」
ポポロ「おじさまの能力は伝達」
ポポロ「わたしたちにあなたのことを伝達して力を使い果たしたわ」
ポポロ「彼は自殺したけど、しなくても結局死んでた」
ポポロ「わたしたちは能力を使いすぎたものから死んでってるわ」
ポポロ「能力を使えなければ、人間と大差ないわね」 イニエスタ「そうか。ありがとう」
イニエスタは泣いた。
ジータ「三日後に港へ来い。おまえはこの街にいられないからな」
ミラ「大切な人たちに別れをつげておくのよ!」 イニエスタは丘を下った
生き残った弟子たちを集めた
弟子たち「イニエスタ様!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています