すると母が言った。「留学もしないとね」って。藝大に受かったら好きなことしていいんでしょ?と聞いたら、「そんなこと言っていない。こんなにお金かけて良い学校にまでいって音楽辞めるなんて親不孝にも程がある」といわれた。確かに何回も受験をする度にレッスン費や受験料がかかっていたことはわかってる。でも、僕が自ら音楽をやりたいなんて言ったことがなかった。結局藝大に入れても好きなことをさせてくれる気なんてなかったんだ。このまま僕は母の言いなりに留学して音楽一筋で生きていかなければならないのか。気付いてみたら今の僕は音楽以外に出来ることなんか何も無かった。しかも最近母は記憶の改ざんをしていて、僕が音楽をやりたいと言ったから最大限の協力をしてあげたと言っているのだ。そして周りには自分は音楽の道へいけと言ったことは1度もないと言いふらしている。それを知った時、生きている意味が分からなくなった。しかも親の言いなりに生きてきたのにその本人は記憶の改ざんをしている。好きでもないことをし続けなければならない人生、生きてる意味あんのかな。
書いてほんのちょっとスッキリした。ここまで読んでくれてありがとね。