僕の7歳先輩で、すごい人がいます。 先輩(男性)は、ピアノを始めたのが19歳のときです。
それまでピアノの経験はまったくありません。それまでの音楽経験といえば、ドラムだけです。
ですからピアノはまったく初めての方です。 その方は、22歳のときに、
私の前でショパンの「別れの曲」 を弾いてくれました。普通は趣味でやる場合は、
この曲の前半と終わりのテクニック的にはやさしいところ(音楽的には難しい)
だけを弾くことが多いのですが、彼は、テクニック的に難しい中間部もすべて弾きこなしていました。
それだけではなく、ショパンの「幻想即興曲」、ノクターンの2番、また、バダジェフスカの
「乙女の祈り」も弾いてくれました。
私は、ピアノを始めて3年で、しかも19歳からはじめたこと、また ピアノを習っていないのに
これだけのことをやりこなせることは天才だと思っています。幻想即興曲は
相当難しい曲ですが、かなりのテンポで弾いていました。この曲は、相当指が
独立していなければ弾けないのですが、相当努力をなさったと思います。
またその彼は、かなりのイケメンで、男らしく、
剣道や簿記検定や、介護福祉士の資格も持っていて、また、剣玉もうまいです。
また、自分の意思をしっかり持っていて、けんかも相当強いです。チンコも剥けています。
何でもできる人間ってやはりいるもんなんですね。ですからあなたもぜひ挑戦してみてください。
ただ彼の短所は、「ありがとう」や「ごめんなさい」
などの人間として基本的な言葉を言うことができない
人間なんです。そういう人間はこの世から消えたほうが
いいと思います。彼とけんかをしたときにそう思いました。