Q.グリッパーの強度って?
A.CoCのカタログスペックはグリッパーのハンドルの中心に重りを吊るして閉じるまでのポンド数を示している。
これがグリッパーをフルレンジで閉じるのに必要な握力の目安とされる。
(実際に手で閉じるときにはハンドル中心より端に手が寄るが、小指側のかかりの弱さで相殺されると考える)

Q.グリッパーの個体差って?
A.同じグリッパーでも製造時にバネ特性の公差で強度に差が出る。
同じCoCのNo2でも10kgの違いが出ることもあり。
「A君の#3がB君の#3より10kg固い」とか
「俺は強度の違う3種類の#3を持っている」という現象がある。

Q.○kgのグリッパーが閉じれるのに握力計で○kg出ないんだけど。
A.CoCのカタログスペックは基本的にフルレンジクローズでのもので、
狭いセットならそれ以下の握力で閉じれる。
他にグリッパーの個体差、握力計の握り慣れ、グリッパーの握り慣れなどの差が原因。

Q.レーティングって?
A.個体差とか他社間のグリッパーなどを統一的に評価するために同じ機械で強度を測り、
数字表記したタグをグリッパーにつけること。
canonpowerworksではレーティングサービスがあり、グリッパーを送るとレーティングしてくれる。
レーティング済みグリッパーや新品購入時にも可能。
レーティング方法は「ハンドルの端」に重りをかける方法なので、
CoCはカタログスペックの半分以下の数字になる点に注意。
既存商品の平均データは下記参照。
https://cannonpowerworks.com/pages/grip-strength-ratings-data