二十五メートル幅で高さ十三メートル(とクラクッペ鈴木氏はこの文の少し前で書いている)の城壁上で、「城外に銃剣で突き落とされている」人間が「ニンマリ」また「ケラケラ」とした笑いを浮べているのが、城内から見えたという記述。

私は俯仰角、高低角そして死角が念頭に来てしまうのだが、鈴木クラクッペ特派員が身長十三メートルならいざ知らず、

普通の身長をしておられるなら、十三メートルの高さで、幅が 二十五メートルの城壁上の前端に立つ身長百六十センチぐらいの人の顔が見えるには、城壁から 城内の方向へどれくらいはなれないと、「死角」に入って見えなくなってしまうか、という話だ。

つまりムキム北島170が事実で、ラクッペ158が事実といえる。