根がクレクレだから、対価を測る天秤がぶっ壊れてる部分が優一の最大の弱点だと思う。
村作りの失敗は、有形無形問わず、対価なくして人は動かないことを根本的に理解できていないから。

・仕事をやめて滞在=月収20万の人にとっては実質120万円持ち出しの投資行為になる。
・既に稼げているリモートワーカーの場合=村作りという「時間外労働」が発生する。

その対価・・・何?実はちょっと考えたらすぐやれる事はいっぱいあったよね。
「いつでもyoutube相談に乗る、滞在者自身やchの宣伝支援、住みたいと思わせる住環境整備、パーソナル受け放題」
どれかひとつでも満たせれば、全然違う結果になったのに。
でも優一はここをケチった。米とおやきだけ。村作りは協力必須だけど、対価は自分で何とかして下さいと。

勿論対価って上記だけじゃない。「これから面白いことになりそう」や「ここにいるだけで楽しい」も立派な対価になる。
優一は、こっちに全betした。

でもその対価・・・何?
「話が面白い宿主、相談に乗ってくれる宿主、楽しそうにリノベする宿主、村構想のビジョンや夢を熱く語る宿主」
どれかひとつでも提供できただろうか。

「そうじゃない!一緒に村を発展させていく過程が価値であり対価なんだ」と信じていたのだろうが、それ自体は大正解。
ただし、それは発起人が先頭で「一番大変そう、一番楽しそう、一番燃えている」等を満たしている場合のみね。
そういう場合はお願いすらせずとも「この人のためにひと肌脱ごう」と勝手に色々やってくれるものだから。

全部他人任せスタイルで人集まるのは、「会える」「chに出れる」だけで大きな価値を感じてもらえる
登録者50〜100万人クラスとか、余程の人徳がある人間だろうから、正直身の丈に合ってなかったと思うよ。

結局、「どんな行動をしているか」は単なる集客機能であって、最終的には「どんな人か」が全てだと気付きなさい。
前者は成功したと思うけど、すべて後者で躓いてるよね。
行動力だけに頼るフェーズはそろそろ卒業して、対価や人徳について、真剣に向き合うべし。