武井壮
@sosotakei
『ドーピングして戦うなんて他の選手に失礼だ』
などと言いますが『失礼』なんてレベルの話では無いんです。選手の皆さんはもとより、競技団体やファンの皆さん
今やスポーツは国際的に発展したビジネスの一環であり、各国の産業を支える大きなエンターテイメントコンテンツなんです
例えばですよ、井上尚弥が薬物使用者にKOされて王者にもなれていなかったら、吉田沙保里がメダル一つも取れていなかったら
サッカー日本代表が一度もワールドカップに出ていなければ、北島康介がちょー気持ち良くなってなかったら、室伏広治が、高橋尚子が
侍ジャパンが、もし全て薬物使用者に負けていたら、日本のスポーツは間違いなく今より小さな産業のまま、選手は豊かにならず、少年達の夢は小さくなり、そのスポーツ産業に関わる放送やイベント、また用品メーカー、衣料品メーカー、全ての業種が今ほど発展することはなかっただろうと思います。ドーピングは、そんなその国で発展するはずだった文化や産業を、薬物を使用して強化した身体能力で、不当に奪い取る国際的な詐欺行為です。
想像してみてください、これまでスポーツの観戦で得られた喜びや楽しみが、全てそれらに侵されて色褪せていたとしたら?僕は耐えられません
ドーピングで鍛えて、自然な状態では絶対にそんな能力を身に付けることはできなかったであろう選手が、違反が発覚して、数年間出場停止を喰らおうが、その強い体をピークにトレーニングを続ける事ができて、復帰したあとナチュラルなスター選手を鮮やかに破り、王座が入れ替わったとして、何をどう喜んだらいいんでしょうか??
復帰を許可するならせめて、世界のタイトルや賞金、国際大会のメダルといった、各国の文化としてその後の発展を支えるものから当該競技やそれに近い能力を必要とする競技では除外すべきではないかと思います。
『選手の人生を一度の過ちで奪うのか?』と言う声がありますが、競技人生は奪われるべきです。
ですが人生は奪われません。どんな仕事もできますし、競技を奪われるだけで、その後も普通に生きてはいけます。これだけの損害を与えているにも関わらずです。 
以下略
https://x.com/sosotakei/status/1702490268216545573?s=20