https://shumitore.com/results-mens-physique-tokyo-pro-2022

エドワード加藤選手ですが,個人的には気になる部分が多かったと思います.

エドワード加藤選手といえば,圧倒的な肩,背中のサイズ感が売りの選手であり,今回の大会でもそれは健在でした.エドワード加藤選手は,プロになったのは今回出場した選手の中では遅い方なのですが,それでもそのサイズ感というのは目を見張るものがありました.サイズに関しては,優勝したカネキンさんよりも良かったといえます.

ただ,プロカードを取得した当時からそうですが,彼は長所は本当に素晴らしい一方で弱点も多い選手でもあります.

まず,気になったのが,大胸筋の内側です.大胸筋の内側は筋肉をつけるのが非常に難しい部位ではありますが,今回,東京プロに出場した選手を見ればわかる通り,IFBBプロになるような選手でそこを弱点にしている選手は少数です.エドワード加藤選手の場合,それが遺伝的な問題の可能性がありますが,左右の大胸筋が離れているように見え,これは明らかに見栄えとしてはどうなんだろうと感じてしまいました.

次に,ウエストの太さです.メンズフィジークは,身体の逆三角形が非常に重要な競技であるため,ウエストを細くし,肩を鍛えることで逆三角形を作ります.エドワード加藤選手の場合,肩が圧倒的に素晴らしいため,逆三角形に見えはしますが,明らかにウエストが太いのは問題だと思います.これは,身体全体のサイズアップした結果であることが推察され,もう少しサイズを犠牲にしてでも,ウエストを細くしても良い気はしました.