コンパウンドトレーニングというのは多関節を使うトレーニング
ベンチプレス、デッドリフト、スクワット、チンニングが代表格で主にフリーウェイト、中級者向け
これをその日のトレーニングメニューで一番最初に持って行きなさいというのがトレーニングの基本

ベンチプレスの狙いは胸筋だけど肩、肘、手首までの関節を動かす事で付随している筋肉や
体幹を安定させるために多くの筋肉が使われる→エネルギー消費が大きい
全身の筋肉を使うので体内にエネルギーが充満しているトレーニングの最初に持っていけばフルパワーでこなせる
この時に高重量であれば筋力の向上も期待できる
脳が「トレーニングが始まった」と判断するので成長ホルモンやアドレナリンなど分泌して効率よく以後のトレーニングが進む
バーベル使えない人は腕立て伏せでも構わないしなれてるならダンベルプレスでも構わない

いきなり高重量を扱うとケガをするので事前に動的ストレッチ(一番簡単なのはラジオ体操)
軽い重量でフォームやセーフティの高さなどを確認しながら関節を慣らしていき5セット目にフルパワーで3~5回挙上できる重量でフィニッシュ(つぶれても構わない)

胸のメニューだとこのあとにストレッチ種目と収縮種目を行う事になるがまずはフリーウェイトから
なのでダンベルプレス→ダンベルフライと流れていきプレス系のマシン、フライ系のマシン(ケーブル含む)という感じ
マシントレーニングは基本的に身体が固定されるのでより鍛えたい部位に集中していく

この一連の流れの中で「回数」に注目すると高重量であるベンチプレスは3~5回程度で
中重量であるダンベル系は7~10回程度、マシンは20回~という具合にその日のトレーニングの中で刺激する形を変えるのが合理的

脚の日ならスクワット→レッグプレスやスミススクワット(ハックスクワット)→レッグカール→レッグエクステンション→カーフレイズ
スクワットは高重量、レッグプレス、ハックスクワットは中重量、カール~エクステンション~カーフは20回~の高回数となる

このフローを見ればわかる通り初心者はベンチプレスやバーベルスクワットでの高重量に挑む事が難しかったり(設備的な問題)
ケガのリスクもあるのでその次の中重量を扱うトレーニングから始める(高回数で終るのは同じ)
胸ならプレス系のマシン→フライ系のマシンだけで事足りるので「胸の日」とか分割する必要さえない
全身鍛えて中2~3日で回復させる程度で十分
強いてわけるなら上半身と下半身くらいで意欲的な初心者なら上→下→有酸素でローテーション