そもそも菅原は初期メンバーになれる資格がなかった。
マッチョ29の社長は名門バーベルクラブに
仕事を依頼していたから。

菅原は暴行事件を起こして警察沙汰になっていたためバーベルクラブの後輩たちから呼び出され
追放処分を言い渡されていた。
大会出場権の剥奪
バーベルクラブに来る仕事には参加させない
菅原のライバルだった同期は全国大会で優勝を果たしている
菅原は後輩たちの前で泣いてしまい
菅原さんみっともないなと笑われた。

名門バーベルクラブに来た仕事依頼だから
本来なら菅原は来るべきではなかった

「管原さんは俺たちのツイッターを盗み見て
勝手に来ちゃったんですよ
ずうずうしいことにかけては
天下一品のずうずうしい男ですからね」

呼ばれてもいないのに
後輩たちのツイッターを盗み見て
勝手に来た菅原
バーベルクラブは
菅原の人を殺すほどの暴行事件に対する厳罰処分を下していたのに
マッチョ29の社長は
バーベルクラブだったら大丈夫だろうと思い
菅原にまんまと騙されてしまった。

この時マッチョ29の社長が
「きみは呼んでないから」と
菅原を追い返してくれたら
または
名門バーベルクラブの人間が
「菅原さんは暴行事件を起こし警察沙汰になっている犯罪者だからマッチョ29の反暴力の精神には反します」と伝えていたなら

今回の解散騒動などなかった。
マッチョ29のメンバーたちも、
陰湿でタチの悪い菅原からの説教虐待に、
心底苦しめられる事もなかった。