そして次はゲルマッハ君ですが。
「簡単なことだ、サイボーグになれば
手足を伸ばして拭くことなぞ簡単だ。
しかも空を飛ぶことも出来る」
「今度はブロッケンかYO」
「ダルシムと同じあるぞ」
「他にはロケットパンチに腕を回転さ
せてのビーム、足からミサイル、飛ん
での爆撃、指から高圧電流に自爆まで
出来る」
「だから人間出せってんだYO」
「これまら常識を無視するなある」
かくしてゲルマッハ君も却下となりま
した、そして。

ニホンちゃんはこう言いました。
「高い場所は脚立出してその上に乗っ
て拭けばいいんじゃないかしら」
「ここでやっと現実的な意見が出てく
れたな」
「というか最初の二つがあんまりだっ
たあるからな」
アメリー君もチューゴ君もほっとしま
した。
「よかったある」
「いやあ、流石ニホンちゃんだYO」
そのほっとした気持ちのまま言います。