起床のベルが鳴る。サジタリウスの朝は早い。
俺は飛び起き、学ランを着込む。
船員の胃袋は俺が守っているという誇りが、俺を奮い立たせる。
まずは、牛舎の掃除を済ませて、エサをやる。
それから、他の船員達より遅い朝飯だ。