LEVEL. 319,3 力の本質


ブラゴ「なるほど…『問題』が無いと『答え』も出ない。それが奴の力の本質。そして同時に弱点ということか」

シェリー「そうよ。だから例えば、私達が残り3ヶ月で新しい呪文を覚えたとしたら。その呪文に対する『勝つ為の答え』は私達が唱えるまで分からないの」


ブラゴ「あるいは、清麿の目や耳へ入る情報を止めれば『問題』は清麿に届かない。まぁ意識を奪えば1番早いか…考えることもできない訳だからな」


遠い未開の地
デュフォー「へっくし!」




シェリー「それはそうね。でもガッシュのマントが常に清麿を守るし、何より彼の力で勝つ為の答えを出され続けるのだから、清麿の意識を奪うのは難しいでしょうね」


ブラゴ「…何か策があるのか?」

シェリー「簡単よ。解けない問題を出そうとするから難しくなるの。清麿の思考が追いつかない速度で攻撃して、彼の答えを出す速度を上回ればいいのよ」