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シェリー「最後の敵はガッシュと清麿ね…」
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0001創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/02(火) 20:26:39.42ID:Zl0/zoAT
このssは原作319話〜最終話のクリア討伐後、卒業式までの3ヶ月やガッシュvsブラゴを妄想で掘り下げた物語です。

原作の設定に個人的解釈やこじつけが多数ある自己満創作ですが、頑張って書きますので良かったら一読お願い致します。
0018創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/09(火) 01:23:23.02ID:kMxb+rY1
LEVEL. 319,6 正しさの答え

ー卒業式まで残り2ヶ月

清麿「…フゥ。どうしたガッシュ。もう終わりか?」
ガッシュ「…ヌゥ。まだこれからなの…だ。」ゼェゼェ

清麿(ぶっ通しで4時間ってところか。それにしても避けるのがギリギリになることが本当に増えたな…ガッシュの瞬発力が上がっている証拠か)
清麿(にしてもゼオンの動きを見切っていた時もそうだったが、『答えを出す者』の力はすごいな…記録ではなく対戦形式のスポーツならオリンピックで金メダルくらい朝飯前なんじゃないか?…)


清麿「今日はクリアとの戦いの前にデュフォーから教わった、基本的な修行をお互いにこなして終わりだな」
清麿「…ところでガッシュ。」

ガッシュ「ヌ?」

清麿「コルルの本を燃やしたのは、正しかったと思うか?」

ガッシュ「…正しいと思うかどうかは意見が別れそうだのう。たしかにこの戦いは辛き戦いではあるが、私は色んな者と出会い、別れ、その中で楽しさや喜びもあったのだ。」

ガッシュ「私達がブラゴと初めて会ったとき、本を渡そうとした私を引き止めたのも清麿だっただろう?」

清麿「…たしかに。ガッシュに戦うぞと言ったにも関わらず、コルルには戦うなと言っていたようなものだなぁ…」


ガッシュ「とはいえコルルの本を燃やさずにおったとしても、正しかったかは分からぬのだ。あのとき本が燃えたコルルは、確実に、清麿に感謝していたのだ」

ガッシュ「だから私は、あのときの清麿が正しいと思ってしたことなら正しいと思うのだ。何が正しいかを周りに求めたら、きっと定まらぬ。その答えは清麿の中だけにあるのだ!」


清麿(王様らしいこと言うなぁ…)
清麿「ガッシュは優しい王様になったら、どんなことをするんだ?」
0019創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/09(火) 01:24:58.49ID:kMxb+rY1
ガッシュ「難しいことを聞くのう…私が優しいと思うことを、全力でやる、かのう」

ガッシュ「…清麿はゾフィスを覚えておるか?」

清麿「忘れるはずがないさ…人の心を操る魔物、ゾフィス」

ガッシュ「私達から見たら、あの者は悪い者であった。人の心を操り、1000年前の魔物を利用し、ひどい者だったのだ」
ガッシュ「でもあの者が居なかったら、今でも1000年前の魔物は石版に囚われたままだったかもしれぬのだ」


清麿「たしかに…見方を変えればそれも善、か」


ガッシュ「正しさの答えは人それぞれかもしれぬ。だから清麿、私は私の思う優しさを信じ、実行するだけなのだ。きっと誰の目から見ても正しきことを行うことはできぬのだ。だから私は、私の信じる正しさや優しさを信じる」
ガッシュ「その信じる心の力が誰かの心に響いて、誰か1人の正しさが2人の正しさになり、2人の正しさが、4人の正しさになり…そうやってみんなの正しさが生まれると思うのだ。
それを示すのが、まさにクリアとの戦いだったではないか?」


清麿「たしかに。それこそまさに法律が生まれた原点かもしれないな…」

清麿(もし魔界の過去の歴史を俺たちがしっかり知ることができれば、立場によってはクリアが救世主だったのかもしれない…実際、クリアの呪文は暴走するまでは、悪の呪文というよりは…まるで…)
清麿(いや、これは考え出したら無限に終わらないな。やめだやめだ)

清麿「正しさの答えは自分の中に、か」
0020創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/10(水) 23:19:55.92ID:B9pxiNEJ
LEVEL. 319,7 屈強な王

ーフランス

シェリー「レイス!」ギュンッ
カラス「ギャアッ」ポトッ

シェリー「…当たった!あの距離で!」
シェリー「ブラゴ!今のはどうやったの?」

ブラゴ「地球の磁場とレイスの磁場を反発させた」
シェリー「え?」

ブラゴ「前にも言っただろうが。俺は地球の重力をわずかに『借りる』ことができる。まぁ自転を受け止めるようなものだが…」

シェリー「それは分かるわ、でもそれって威力が上がるんじゃ」

ブラゴ「その借りた重力とレイスの重力を反発させて弾き出すように打った。負担はでかくなるが、これで術の速度は上がった。試した価値はあったな…」

シェリー「なるほど…この出し方をこれからさらに練度を上げるわよ!!」

ブラゴ「フン…分かっている」
0021創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/10(水) 23:21:16.60ID:B9pxiNEJ



シェリー「今日はこの辺りで引き上げましょう」
ブラゴ「もっと精度を上げなければ…」

シェリー「焦らず、着実に対策すれば、勝てない相手ではないはずよ。
バオウ・ザケルガを除けば術の威力や範囲の広さはあなたが上なんだから」

ブラゴ「フン…だが最も高い壁であることに違いはない」

シェリー「…ねぇブラゴ。ガッシュは優しい王様になりたいと言っていたけど、ブラゴはどんな王様になりたいの?」


ブラゴ「…屈強な王」
ブラゴ「王になれば次の魔界の王を決める戦いまで、民を、魔界を守る責任が付いて回る。権力と引き換えにな」
ブラゴ「千年の平和を約束することは確実に無理だ。反乱、戦争、格差、様々な問題に直面するだろう」

ブラゴ「その中で王の心に迷いが生まれるようでは、民は行き場を失う」
ブラゴ「どんな絶望的状況でも、王だけは悠然と構え、決してうろたえてはならない」
ブラゴ「俺が目指す王は、そういう王だ」

シェリー「そう…」(ガッシュの優しい王様とはまるで逆ね…たしかにブラゴは、どんなに苦しい戦いの中でも決して気持ちだけは負けていなかった。クリアと初めて会ったときも、ゾフィスのときも…)
シェリー「ブラゴ、必ず勝ちましょう。」
ブラゴ「フン、当然だ」
0022創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/10(水) 23:21:19.43ID:B9pxiNEJ



シェリー「今日はこの辺りで引き上げましょう」
ブラゴ「もっと精度を上げなければ…」

シェリー「焦らず、着実に対策すれば、勝てない相手ではないはずよ。
バオウ・ザケルガを除けば術の威力や範囲の広さはあなたが上なんだから」

ブラゴ「フン…だが最も高い壁であることに違いはない」

シェリー「…ねぇブラゴ。ガッシュは優しい王様になりたいと言っていたけど、ブラゴはどんな王様になりたいの?」


ブラゴ「…屈強な王」
ブラゴ「王になれば次の魔界の王を決める戦いまで、民を、魔界を守る責任が付いて回る。権力と引き換えにな」
ブラゴ「千年の平和を約束することは確実に無理だ。反乱、戦争、格差、様々な問題に直面するだろう」

ブラゴ「その中で王の心に迷いが生まれるようでは、民は行き場を失う」
ブラゴ「どんな絶望的状況でも、王だけは悠然と構え、決してうろたえてはならない」
ブラゴ「俺が目指す王は、そういう王だ」

シェリー「そう…」(ガッシュの優しい王様とはまるで逆ね…たしかにブラゴは、どんなに苦しい戦いの中でも決して気持ちだけは負けていなかった。クリアと初めて会ったときも、ゾフィスのときも…)
シェリー「ブラゴ、必ず勝ちましょう。」
ブラゴ「フン、当然だ」
0023創る名無しに見る名無し
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2019/07/10(水) 23:21:37.35ID:B9pxiNEJ
ー日本

ガッシュ「ヌオオオオオオオオオ!!!!」がばっ

清麿「おっと危ない」サッ

ガッシュ「ヌウ!!」ブン
ガッシュ「フン!」ブン

清麿「よっと」スッ
清麿(余程ブリを乱獲したいみたいだな…)

ガッシュ(今なのだ!)ギュルッ
清麿「!!!」

ガッシュ「捕まえたのだーーーー!!!!ブリの食べ放題なのだーーー!!!!」

清麿「やられちまったか…しょうがない、アポロや博士に船を借りられないか聞いてみるさ」

ガッシュ「やったのだー!!!」
清麿(余程嬉しいみたいだな…わざと捕まって良かったかもしれない)


ー3日後

清麿「ガッシュ!この辺りだ!!!!」
ガッシュ「本当か清麿!行ってくるのだ!」ザバァ

清麿「ほどほどにしろよー!ガッシュ!」

ガッシュ「ぷはぁ。清麿ー!!!ブリが沢山おるのだ!!!!!食べ放題なのだ!!ガブガブガブガブ」

清麿「しっかり味わえよ!ガッシュー!」
清麿(思い返せば、この戦いに協力する以外で、俺はガッシュに何もしてやれて無かったからな…ガッシュ、お前と出会えたから俺は…)
0024創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/11(木) 19:44:43.61ID:A6DrjYwX
LEVEL. 319,8 魔界の未来


ー卒業式まで残り1カ月

ガッシュ「清麿!修行に行く前に聞いておきたいことがあるのだが…」
清麿「ん?どうしたガッシュ」

ガッシュ「私のバオウは、食べれば食べるほど力を増すという話は前にしたと思うのだが、」
清麿「あぁ。だからガッシュの親父がバオウを操りきれなくなるのを恐れて、ガッシュに眠らせた、だったな?」

ガッシュ「ウヌ。そしてリオウとの戦いの後にバオウが目覚めて、ゼオンとの戦いの中で私が操れるようになったのだ」
清麿「あぁ、あの戦いの後からバオウを唱えてから倒れこむことも無くなった」

ガッシュ「しかし今後私が魔界に帰ってから、いつか私も父上のように、力が衰えバオウを操れなくなる日が来るのかと不安なのだ…」
ガッシュ「せっかく父上がバオウから魔界の未来を守るために私の中に眠らせたのに、今はコントロールできているから良いものの、根っこは解決してないような気がしてならぬのだ…」

清麿(へぇ…ちゃんと魔界の未来のこと考えてるんだな)
清麿「それなら簡単さ。バオウは今まで負の感情や怒り、悲しみといったドス黒いものから来る力ばかり食べてきただろう?」

ガッシュ「ウヌ。だからこそ私達も食べられかけたのだ」

清麿「ならもっとまっすぐな想いから生まれる魔力を食べさせ続ければいいんだよ」

ガッシュ「ふむ、ではどうすればそれを食べさせられるのかのう?」

清麿「魔界に帰ってからの話にはなるが、この戦いで正々堂々決着をつけられなかった仲間が沢山いただろう?」
ガッシュ「ウヌ。ウマゴンやバリー、キャンチョメやアースなど沢山おるのだ」

清麿「そいつらともう一度決闘すればいいだけさ」
清麿「正々堂々と勝負したいって気持ちから生まれる力は、悪い力ではないだろ?」
清麿「そういう力をバオウに沢山食べさせれば、バオウの力を抑えきれ無くなっても、バオウの中のみんなの正しい力が、悪い力を押さえ込んでくれる」
清麿「そうやって『例えガッシュがコントロール出来なくなってもバオウが自分で自分の力をコントロールできる状態』にするんだ」
清麿(もっとも、それが普通の状態なんだがな…バオウが異常なんだ)

ガッシュ「なるほどのう…やっぱり清麿はすごいのだ!!!」
ガッシュ「しかし、バオウの中の悪い力は本当に沢山おるのだ…相当たくさん良い力を食べさせねばならぬ気がするのう…」
0025創る名無しに見る名無し
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2019/07/11(木) 19:45:32.09ID:A6DrjYwX
清麿「そこはほら、定期的に闘技大会とか開けばいいんじゃないか?」

ガッシュ「なんだか考えると恐ろしいのう…」

清麿「だがガッシュ。せっかく修行したんだから、パートナー抜きでみんなと腕試ししてみたいと思わないか?正々堂々、一対一でな」

ガッシュ「それはたしかにそうなのだ!やはり開いてみようかのう…」

清麿(もっと言えば、定期的な闘技大会は内乱や戦争の抑止策になるだろうな。
人間もそうだが、生きるものは自分の力を誇示したいものだ…縄張りを示すマーキングだったり、メスをかけて争ったり、スポーツで勝ち負けを競ったり…
そういう闘争本能を定期的に消化してやらないと、きっと血の気が多くなり戦争や内乱に繋がるだろう。人間ですらそうなのだから、魔物なら尚更…まぁここまでガッシュに言っても今は伝わらないだろうなぁ)

清麿「絶対に開いた方が良いと思うぞ!俺を信じろ!ガッシュ!」

ガッシュ「ヌゥ、そこまで言うかのう。分かったのだ!必ず開こうぞ!」

清麿(ガッシュが帰るまでに、魔界を平和にする方法を他にも仕込んだ方がいいかもしれないな…)
0026創る名無しに見る名無し
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2019/07/12(金) 04:08:07.61ID:WtFgEMvL
「危ないでごわす!」
ハッケヨイはガッシュの腕をつかみ、扉に踏み出そうとした瞬間――。
糞竜が尻をこちらに向けてた。肛門を裂けんばかりに開き、ボフォっと音を立てて空気を吸い込む。
肛門ブレスを吐く前兆だった。今から扉に駆け込もうとすれば、確実にそれを浴びせかけられる事になる。
後方に逃げるしか無かった。竦んだガッシュを抱え上げ、ハッケヨイは背後に飛んだ。
同時に糞竜の肛門から大量の液体が迸った。それが、一瞬までハッケヨイたちが立っていた空間を貫いて床にぶちまけられる。
石の床から白煙が吹き上がった。そして、強烈に鼻を衝く刺激臭が充満する。
その液体は沸騰した糞尿だった。こんな溶解液をまともに浴びたなら、人間程度の大きさの生物は一瞬に全身の皮膚を溶かされ、苦悶のうちに絶命する。
炎や冷気より遥かに惨たらしい、最悪のブレスと言えるだろう。
0027創る名無しに見る名無し
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2019/07/12(金) 12:17:11.68ID:ubHij4Ms
幸いにも、その糞尿ブレスの煙が糞竜の視界を覆った。
ガッシュを抱えたまま、ハッケヨイは未踏の通路へ一目散に走り出していた。
追跡の地響きが伝わってくるが、それ程の速さではない。どうやら肛門に裂傷を負ったようだ。
懸念した行き止まりはなく、横道や分岐がすぐに現れた。胸を撫で下ろしながらも、ハッケヨイは全力で駆け続けた。
どれ程を走ったのだろうか。
小さな玄室に身を潜めた時には、糞竜の足音はすでに消えていた。
ハッケヨイはようやく緊張を解き、そしてまだ抱きかかえたままだったガッシュを下ろそうとした。
しかしガッシュは固くしがみ付いて、離れようとしない。
「ガッシュどん、もう奴はいないでごわすよ」
ハッケヨイは出来る限り優しく囁いた。ガッシュが顔を上げ、ハッケヨイの顔を見る。
「わははは、相変わらず不細工だな」
そう言うとガッシュは、ハッケヨイの腕の中で脱糞した。
0028創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/12(金) 12:20:12.34ID:cU8NYhIT
ハッケヨイはガッシュを壁に叩きつけた。
0029創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/12(金) 12:29:52.77ID:V1xwvH3O
「もう無理でごわす!ずっと前から…言えなかったでごわす。ガッシュどんは仲間…でも、もう駄目で…ごわすよ…」
ハッケヨイは精神に変調を来たしていた。
そしてハッケヨイは、壁に叩きつけたガッシュを抱え上げ、静かに力を入れると骨を粉砕した。
蒼く照らされた玄室に、ガッシュの断末魔が響いた。
0030創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/13(土) 00:16:39.25ID:CTtWfAiN
〜おしまい〜
0031創る名無しに見る名無し
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2019/07/17(水) 20:44:56.05ID:efP+u8Aa
LEVEL. 319,9 勝つための条件

ー卒業式まで残り3日、フランス

シェリー「レイス!」ギュン
シェリー「レイス!!」ギャンッ
シェリー「レイス!!!」ギュオッ

カラス「グァーーーッ」ボトボトボトッ


シェリー「…ここまで来れば多少は通用しそうね…カラスの死角を狙うことも出来るようになってきたし」
ブラゴ「だが奴の強さは飛行能力だけではない」

シェリー「もちろんよ。マントに『答えを出す者』の力、そしてバオウ…」
シェリー「絶対無敵の司令塔が『答えを出す者』の力なら、マントは変幻自在の盾、バオウはどんな術をも貫く剣、ってとこかしら?」

ブラゴ(笑いながら言えるようなことではないがな…)

シェリー「大丈夫よブラゴ。私達はある条件を満たせば、必ず勝てる」
ブラゴ「何!?」

シェリー「私達が勝つための条件、それは夜を迎えることよ」

ブラゴ「どういうことだ?」

シェリー「あなたの呪文は黒い。服装もだけど…きっと術の中心近くは未完全なブラックホールみたいになってるんでしょうね。光も重力の影響を受けるから黒い術になるんでしょう」

シェリー「そして彼らの術は必ず光る。これが何を意味するか…」

ブラゴ「暗闇で戦うことになれば、奴はこちらに居場所や術の出所知らせることになるが、こちらのそれは相手に伝わらない」

シェリー「そう。まぁ夜になっても魔力や音で多少は居場所を知られるだろうけど、それでも私達の姿が見えなければ、答えが出る反応速度は大きく落ちるはずよ」

ブラゴ「なら、最初から夜の時間帯を指定して戦えばいいだろうが」

シェリー「それじゃあ暗闇を利用して戦いますって最初から言ってるようなものよ。戦う前からどうすれば暗闇で私達に勝てるか、の答えを用意されてしまうわ」
シェリー「だから夜を『迎える』必要があるのよ。とくに長期戦の末に夜になれば、お互いに消耗してるでしょうから、出せる『答え』は限られてくるはずよ」

ブラゴ「なるほどな…」
0032創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/17(水) 20:46:16.39ID:efP+u8Aa
ブラゴ「バオウはどうする?」

シェリー「バオウを出されても対策できる距離感で常に戦うしかないわね…」
シェリー「例えばブラゴとガッシュがほぼゼロ距離にいる場合。清麿がバオウを唱えてから、バオウが姿を現すまでの間に、ガッシュを清麿の方に向かせれば術を止めざるを得ないでしょう?」
シェリー「ガッシュは術が出ている間は気を失っているから、それくらいは簡単なはず」

シェリー「あるいは中距離にいたなら、バオウを唱えたと判断した瞬間に清麿やガッシュの居る方に距離を詰めるのよ」
シェリー「私達に当たれば巻き込まれる距離までね…そうすれば術を止めざるを得ないでしょう?」
シェリー「要は隙を見せなければいいのよ。バオウを出されても、ガッシュが気を失い清麿がガラ空きならレイス1発で止まるわ」

ブラゴ「だが奴の『答えを出す者』の力があれば、その距離感で戦っているときや隙がないときはバオウを使ってこないだろうがな…」

シェリー「違うわブラゴ。『使わせない』のよ。私達がコントロールするのよ。一切の隙を見せずにね。」

ブラゴ「フ…『答えを出す者』をコントロールする、か」
シェリー「そのくらいやってみせないと、彼らには勝てないわ」
0033創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/17(水) 20:46:54.74ID:efP+u8Aa
ー同時刻、日本


清麿「ガッシュ、先に言っておくがブラゴ達は俺たちの術や戦い方を全て知っている」
清麿「マントの使い道や『答えを出す者』の力、全て対策してくるだろう。その上で勝つための条件は何だと思う?」

ガッシュ「全て対策されていてはそれこそ負けてしまうのではないのか??」

清麿「バオウ・ザケルガは唯一、ブラゴ達に対策出来ないんだ」

ガッシュ「ナヌ!?」

清麿「あの術はぶつかった術や魔力を噛み砕き、吸収することができるのは分かるな?」

ガッシュ「ウヌ。結果悪い力や心が集まって、暴走してしまうから、父上の手を離れ、私の中に眠っておったのだ」

清麿「裏を返せばバオウは呪文同士の衝突では余程のことが無いと負けないんだ」

ガッシュ「でも最初のクリアとの戦いで、バオウはクリアの術を食べきれず負けておったぞ?」

清麿「そう、負けるとすればバオウで噛み砕けない程強力な魔力だった時だけだが…授業を重ねた今となってはそこまでの術や魔力は完全体のクリアですら出せないだろう」

ガッシュ「ならば術が暴走したクリアも、私達のバオウで倒せたのではないか?」

清麿(こいつ頭が悪いな…)
清麿「あれはクリアの抜け殻自体がそもそも異常に硬かったからで、魔力うんぬんでは無いんだ」
清麿「ヴィノーのバリアも、魔力の強さうんぬんでは無く、そもそも術自体を無効にするからダメなんだ」
清麿「そうではなく、魔力同士の衝突、術同士の攻防なら負けることはほぼないってことだ」

ガッシュ「なるほどのう…では私達の勝つための条件は…」

清麿「あぁ…いかにバオウを、避けられないタイミングで、防がれない距離で発動できるかってことだ」
0034創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/17(水) 20:56:08.50ID:1uaFr0dF
空き地でジャイアンリサイタル2日目が行われた


ちょいと一杯のつもりで
飲んだら朝だぜ〜

当然仕事は休むぜ
行けるわけねぇだろ〜

金なんか全然あるわけねぇ
生活出来ねぇ〜

バンドで食える訳ゃねぇだろ
俺たちゃパンクだぜぇ〜

(やっ てらんね〜)やってらんねぇよ×3
(やってらんね〜)もっと俺を見ろ〜♪


結婚するから辞めるぜ
(ふざけんじゃねぇよ〜 )

子供が出来たら辞めるぜ
(舐めてんじゃねぇよ〜 )

親が死ん だら辞めるぜ
(笑わせんじゃねぇよ〜 )

バンドで食えてるアイツら
(羨ましいじゃねぇか〜 )

(やってらんね〜)やってらんねぇよ×3
(やってらんね〜)もっと俺を見ろ〜♪


(やってやるぜ〜)やってやるぜぇ×3
(やってやるぜ〜)こう なりゃ死ぬまでやってやるぜぇ〜♪

Not doing

Not doing

やってらんねぇよ!
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