電話を切ると、メイは小さく踊り出した。
そこへすぐにまたヘイロンから電話がかかって来る。
『もちろんお前の奢りだぞ!? いいな!?』
「ん。いーよ。で、あたし、どんなの着て行ったら嬉しい?」
メイがそう言おうとした途中で電話は切れた。
可愛い奴め、照れちゃって。そう思いながらメイは小さなダンスを続けた。