【リレー小説】勇者ヘッポコと冒険者ヌルスケ part1
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今日はヘッポコくんの16歳の誕生日。いつものようにお母さんにベットからたたき起こされました。
お母さん「ヘッポコや今日はお城に呼ばれているのを忘れたのかい!
ヘッポコくんはあわてて服を着がえてお城へむかいました。
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ダーマ神殿
私は冒険者とはいえ、類稀なる方向音痴だ。西へ東へ行ったり来たりしているうちあるものを拾った。
数ヶ月前のこと山で遭難しかかった時山道で小さなメダルを拾ったのだ。私はそれを何気にポケットに入れた。 ケルベロス「キャンキャン!」
二つ目の首が鼻を、三つ目の首は乳に噛みついた。
老婆「痛い、痛いよ!助けておくれ」
ケルベロス「キャンキャン!」
可愛い見た目に反してケルベロスは獰猛だった。
みるみるうちに噛みつかれた場所の肉が削ぎ落とされていく。 妖婆「痛いよ!お止め!」
妖婆はエクスカリバーを抜いた
ズズズズ…という光とともに刃が姿を表す!
ララ「目をつぶって!まともに見ると魂を奪われる!」
ヘッポコ「す、すげえな!」
妖婆「抜いちまったよ、あたしゃあ、『神により任命されるこの世の王』にしかこの剣は抜けぬ!ワシは神となった!」
ジャ!!!!という閃光とともに
ケルベロスはまっぷたつになる
ヘッポコ「え?!え?!なに?!剣先も見えなかったぞ?!」
ララ「ケルベロス!!!アナ、回復魔法を早く!まだ息がある!!!」
アナはケルベロスのからだをひとつにすると回復呪文を唱えた
妖婆「凄ねぇ〜想像しただけでうごいちまうんだよ、この剣は!私が、想像したら、その瞬間に、お前らは、斬られている!」
ケン「ち、ちくしょおおおお!!!!」
ロコ「エクスカリバーは聖なる剣、何故に妖婆を主と認めた?」
エクスカリバーは怪しく二度輝いた
妖婆「ロコォ!あんたは見えなかったのかい!この剣が私を『神』と認めたからだよぅ!」 「そんな訳あるか!」
ヘッポコは目にも止まらぬ早さで老婆の背後を取った。
「バレバレだよ!」
老婆は振り向くと同時にエクスカリバーを振り下ろした。
ヒュン
しかし、異能遺伝子を持っヘッポコは攻撃を紙一重で剣をかわした。
「てやーっ!」
そのままひのきのぼう改を老婆の肛門に刺したた。
「あびゃーあーーーっ!」
いきなりの肛門への鈍痛に叫び声を上げる老婆。
「ヘッポコォ!!何をしとんじゃあ!?このアタイの大事なところに、こんな安物の棒を刺しやがってからに!」 サクッ
「はうっ!?」
老婆の手からエクスカリバーがするりと落ちて、自分の足に刺さった。
「ゆ、許さんぞ貴様ら!じわじわとなぶり殺しにしてくれるわ!」 老婆「今のは痛かった……痛かったぞー!!!!!!」
老婆はエクスカリバーをヘッポコに振り下ろす!
ドドォ!!!!
ヘッポコは異能遺伝子発動ですれすれで剣をかわす!
老婆「ぬん!!!!」
ボボォ!!!
横に振り抜いた剣を空中に飛び上がりかわす!
ケン「ヘッポコ!危ない!」
老婆「もらったぁ!」
老婆は空中に飛び上がったヘッポコに下からエクスカリバーを斬り上げた!!!!
【異能遺伝子】
生命の一握りだけが持つ奇跡の遺伝子
どんな攻撃をも勝手にからだがかわす
銃弾すらも曲がっていくと言われる謎に包まれた遺伝子である
ゴギィ!!!
老婆「ぐばっ?!」
エクスカリバーの剣圧で老婆の腕が折れ、軌道が少しずれる!!!
ヘッポコの一ミリ横を剣がすり抜けた!
ヘッポコ「エクスカリバー、破れたり」
老婆「バカな!!!!わしが、わしが負けるかぁー!!!!」
ヘッポコ「ギガ・ボッシュート!!!!!!!」
老婆の足元が割れ広大な大地が崩れ落ちていく!!!
ドドドドド!!!!!!!!!
超重力のなか、老婆は地底の奥底まで潰されながら落ちていく!
ララ「おばあちゃん!」
ケン「ララ、見ておけ、これが、お前のばあちゃんの最期だ」 魔王の城
魔王「終わったか…」
執事「の、ようでございますな」
魔王「しかし、老婆が破れるとはのぅ、あの聖剣エクスカリバーすらをも打ち破るとは大したものだ」
執事「魔王様の魂も転送してありますしな」
天界
ゼウス「地上の戦いが雌雄を決したようだ」
神官「勝ち残りは?」
ゼウス「ヘッポコ一団!ヘッポコ一団の勝ちだ!」
女神「老婆は、消えたのですか??」
ゼウス「女神よ、この世の統一など、不可能、光あれば闇あり、この度の罪は不問に処す」
女神「え?!ゼウス様?!」
ゼウス「良い、女神よ、お主の母性により救われる希望もあるのだ」
冥界
ハデス「いま、戻ったぞ!」
オリンポス「冥王様!!!どこでお戯れを?!」
ハデス「うっ?!バイトじゃ!バイトにいっておったわ!」
オリンポス「冥府での仕事がたまっておりまするぞ!!!」 〜ヴァギナの大穴〜
ヘッポコ「へっへーん、エクスカリバー!ゲットだぜ!」
ヘッポコは空中で剣をクルクルと回してキャッチした。
が、手が滑ってヘッポコの足に刺さった。
ヘッポコ「いってーっ!」
怒ったヘッポコはエクスカリバーを地面に刺した。
邪神ヴァギナ「痛ったぁーーーーーーーーーーい!!」
ヘッポコ「ん?」
ヴァギナの大穴が激しく揺れ出した。
ケン「おい、マズイぞ!」
ララ「天井が崩れるわ」
アナ「みんな、脱出するわよ!リレミト!」
〜地上〜
ケルベロス「キャン!キャン!」
ヘッポコ「うおーっ、何だありゃーー?」
ケン「山が動いて…いや、あれは巨人か!?」
ヴァギナの大穴を中心に大地が盛り上がり、巨大な人のような形を形成していく。
ドゴゴゴゴゴゴ……ゴゴゴゴ
邪神ヴァギナ「小さき虫けらめ……人の身体の中で好き勝手しおって……」
邪神ヴァギナは自分の下半身をさすりながら地響きのような声で言った。
ヴァギナの大穴……それは邪神ヴァギナの一部。
そう、お○○こ。
ヘッポコ達は、今まで邪神ヴァギナの子宮の中で戦っていたのだ!
ケルベロス「キャン!キャン!」
ヘッポコ「デカい…でかすぎるぞ」 邪神ヴァギナ
通常攻撃(踏みつけ)
ギガ・ズガドーン(対主人公爆死呪文)
邪神の鉄槌(周辺範囲、転び)
ヴァギナの月経(範囲)
悠久の放尿(前方範囲、いてつくはどう効果)
滅びの脱糞(後方範囲、速度低下)
巨糞兵を呼ぶ(巨糞兵×3)
乳首砲台(前方範囲) ゼウス「原初の混沌カオスから生まれた邪神ヴァギナ……ワシでも勝てるかどうか……」
ヘッポコ「はい!ふう!はいっ!」シュバババ
ヘッポコはエクスカリバーで邪神ヴァギナの足を切りつけた。 ヘッポコ「はい!ふう!はい!やーっ!」
ケン「おりゃおりゃおりゃ!」
ララ「メラメーラ!」
アナ「ダメっ全然効いてないわ」
猿騎士「こんな奴がいたんじゃ女とも遊べねえ、野郎共かかれ!」
部下「「「エ、エンジョイ&エキサイティング!」」」
猿騎士「そう言うこと!」
ヘッポコ「お前達…」 ケンのリュックからウンコが飛び出した。
ウンコ「チェンジ・アレキサンダー!!」
ウンコは巨大な城の巨人に変身した。
アレキサンダー「ウォオォォォ!」
ドゴッ!
アレキサンダーのパンチが邪神ヴァギナの膝にヒットした。
邪神ヴァギナ「……。」
ヘッポコ「やっぱデカ過ぎるだろ、コイツ」
アナ「アレキサンダーがあんなにも小さく見えるよ」
邪神ヴァギナ「んー?何かしたのかい?」 ヘッポコ「ハデス!!!ハデス!!!聞こえるか?!」
ヘッポコの頭のなかに声が響く
ハデス「呼んだか?ヘッポコよ」
ヘッポコ「お前、負けが知りたいんだろ?こいつと戦ってくれ!めちゃくちゃ強いぞ!」
『魔界』
魔王「ククク…」
執事「いかがなされました」
魔王「ヘッポコのやつ、冥王などに助けを求めておるわ」
執事「冥王殿の性格上、ろくなことにはなりませぬな」
『天界』
ゼウス「いかん!ヘッポコのやつ、冥王に依頼をかけおった!!!」
神官「冥王への依頼は魂との「等価交換」神であるヴァギナを倒すとなると、同じ価値のものを代償にしなくてはいけない!」
ヘッポコ「こ、この聖剣、エクスカリバーをやるから助けてくれ!!!!」
冥王「足りぬ、一割にも満たぬわ」 イオン「我が名はイオン。全ての商店街を消し去り、そして私も消えよう…永遠」
ドゴッ!
ヘッポコ「貴様じゃない!」
プシュー…
イオンは消え去った。 冥王「そこにいる『ロコ』『マオ』の魂二つでヴァギナを消し去ってやろう、ゼウスの孫、魔王の孫娘の魂二つなら天秤に叶うだろう」
ヘッポコ「な、なんだとぅ!?」
ララ「ムリムリ、二人の魂を差し出すなんて魔王もゼウスも許すわけないもん」
ケン「じゃあどうすりゃいいんだ?!」
冥王「どうする!!!マオ、ロコの魂を差し出すか?!」
ロコ「私は差し出します」
ララ「ダメだよ!なにいってんの!」
ロコ「ヴァギナは復活すれば地上も天界も魔界も大戦争に巻き込まれる、僕とマオの魂で手を打てるなら安いものさ、なぁ?マオ」
マオ「やだよっ!!!!」
一同「え?!」 ヘッポコ「……げる」
ハデス「ん?今、何と申した」 ヘッポコ「……しげる」
ハデス「今、なんともうした!聞き取れぬぞ!」
ヘッポコ「ククク、聞こえねぇか」 ヘッポコ「……げる」
ハデス「ええいっ、ハッキリ申さんか!」 CEO「世界の半分を私に売りなさい!」
這い上がってきた。そして即座に奈落に叩き落とされた。 ヘッポコ「………きしげる」
ハデス「聞こえぬ!聞こえぬ!聞こえぬ!」
ケン「おっきい声じゃないと聞こえないって!」 「ストロンガァッッ!」バチバチ!
それは荒木しげるだ。 荒木しげる「はうっ!」バタッ
ランチをしていた荒木しげるは魂を抜かれた。
ハデス「足りぬ!そんなものでは足りぬ!」
ヘッポコ「……げる」
ハデス「ハッキリ申せ!」 ヘッポコ「……しげる」
ハデス「またしげるか!!!どこのしげるじゃ!」
アナ「大きい声で言わないと聞こえないって!」 しげる「今日〜ですべてが終わ〜るさ〜♪」
ハデス「シュコー…」
しげる「はうっ!」ドタッ
フォークギターを弾いていたしげるは魂を抜かれてしまった。
ハデス「不味い魂じゃ!足りぬ!まったく足りぬ!」
ヘッポコ「調子のるなよハデス!」 ハデス「しげる、しげる、わしがほしいのはロコとマオの魂じゃ!話にならんわ!」
ヘッポコ「…げる」
ハデス「また、しげるか?」
ヘッポコ「ちがう、『あげる』さ、俺の魂を持ってきやがれ!ヘッポコの魂だ!」
ハデス「ほーう、お主の、魂か」 ヘッポコ「と、言うのは冗談で…仲間の命を捧げる!」
ケン「何だってーーーっ!?」 その時だった!
ズドーン!
邪神ヴァギナの頭部に爆発が起こった。
ヌルスケ「わっはっは、待たせたな」
なんと、ヌルスケが魔導船カスタムに乗って現れた。
ヌルスケ「魔導砲……発射10秒前…9…8…7…6…5…4…3…2…」 ヌルスケ「3・4・5・6・7・8…」
え?!
ヘッポコ「カウントダウンじゃないのかよ?!」
ヌルスケ「数字を数えているだけだ」
ヘッポコ「ま、紛らわしいんだよ!早く撃てよ!」
ヌルスケ「魔導砲、準備!」
ギー、ガシャ! !!!
巨大な魔導船が砲台を再びヴァギナに向けた
ヌルスケ「不思議なメダル五千枚でてに入れたこの魔導船の一撃!くらえやーっ!!!!!発射ー!!!!!」 ヌルスケ「10秒前,9,8,7,6,5,4,3…」 ヌルスケ「2、1、発射!!」
ギョーーーーーーーーーーン!!!!
魔導エネルギーが回転しながら邪神ヴァギナに命中した。
ズドドドドドドドドドドドド!!!!
邪神ヴァギナ「グオォォ」 ヌルスケ「ほとんどダメージを受けとらん、これほどとは…」
邪神ヴァギナ「滅びの脱糞…10…9…8…7…6…5…」
ヌルスケ「まずいぞ!腹がいっぱいになったヴァギナが…お前達、魔導船に乗るんじゃ!」
ケン「奴は何をする気なんだ!?」
ヘッポコ「とりあえず魔導船に退避だ!」 ───滅びの脱糞により、世界の半分が糞に埋まった─── 崩壊後〜魔導船内
アナ「ヌルスケさん魚よ、ちゃんと食べて」
ヌルスケ「ゴーホッ ゲホッ!」
アナ「まずい魚しか取れなくてごめんね」
ヌルスケ「ゲホッ ありが ゲーホッ とう ガッホッ……ゲホッ ゲホッ!!」 ケン「脱糞病がますます酷くなってるようだな」
ヘッポコ「ヌルスケ、もっと魚を食べて元気になれよ」グイッ
そう言うとヘッポコはヌルスケに魚を食わせた。
ヌルスケ「ウゲッ、ゲホッ!ゴボッ!」ブリッ 邪神ヴァギナ「糞神兵召喚!!!」
なんと、あの巨大な協力な糞神兵を3体召喚した!
邪神ヴァギナ「あの船を凪ぎ払え!」
ヘッポコ「まそいぞ!糞神兵を召喚した!この魔道船はアンチマジックシェルをはれるか?!」
ヌルスケ「アンチマジックシェル!絶対防御!!!!」
ヌルスケはボタンを押すと、魔道船はバリバリと輝くバリアーに包まれた!
糞神兵は口を開くと糞尿ビームを放つ!!!!
ドドドド!!!!!
ヌルスケ「な、なんとか防御出来たな」
ロコ「やつらを倒すには、『ウロタトモカーオ』を使うしかありません、最強破壊呪文を使いましょう!」
ララ「『ウロタトモカーオ』誰も唱えれないよ!」
ロコ「大丈夫!!!僕が唱え方を知っています!僕だけの力では呪文を完成させれない!みんなは全力の魔力を僕にあつめて!」
全員はロコにすべての魔力を注ぎ込んだ
ロコは足で魔方陣を書くと手を素早く組み、魔法を唱え始めた
ウロタトモカーオの準備が始まるだけで、地面は揺れ、空は曇天に変わる
ヴァギナ「まさか?!『ウロタトモカーオ』?!まさか?!そんなはずは?!」 ヘッポコ「キツナトモカーオ!」
ロコ「ウロタトモカーオ!」
プシュー……
ララ「へ!?」
邪神ヴァギナ「……お、驚かせおって」
ケン「ヘッポコ!何やってんだよ」
アナ「何で変な呪文なんか唱えるのよ!」
ヘッポコ「だ、だってさぁ…主人公は俺だぜ?」
ロコ「だから何だと言うのだ」
ヘッポコ「世界を救う勇者は俺だ!邪神ヴァギナも倒すのは俺なんだ!」 ロコ「気持ちはわかりますが、今は僕に力を貸してください」
ヘッポコ「嫌だ!ヴァギナは俺がたおすんだーっ!!!!」
ケン「こ、このやろう!なんて自分勝手な野郎だ!!!」
ヌルスケ「ギガボッシュートではあいつは倒せんぞ?」
ヘッポコ「『テラ・ボッシュート』だ!!!!」
ララ「あー、あんなの言い伝えだけで現実にはない呪文だよ?!」
アナ「聞いたことはあるけど、伝説だよねぇ」
【テラ・ボッシュート】
神をも脅かす三大最強呪文のひとつ
威力は『ウロタトモカーオ』に匹敵する
しかし、呪文を唱えたものが存在しないため、太古の伝説とだけ言われている ハッケヨイ(息子、ヘッポコノコッタよ、テラ・ボッシュートは神との契約がいる呪文、トロールの神、『ショッキリ』様に力を借りねばならぬぞ?!)
ヘッポコ「へん!!!ショッキリかなんかしらねえが使わせやがれ!!!」 ヌルスケ「ヴァギナが暴れとるし時間がない、全速力で行くぞ。」
ヘッポコ「オッケー」
ヌルスケ「いざ、ショッキリ神社へ!」 ヘッポコ「ショッキリ神社なんてどこにあんだよ」
ケン「もう世界のほとんどが糞に飲まれちまったんだ。そんな神社なんかもう無いんじゃないか?」
ヌルスケ「いや、ある…。かつてジパングと言われた島国に!」 ヘッポコ達はジパングヘ向かい、ショッキリ神社にて奥義テラボッシュートを覚えた。 ヘッポコ「食らえ、テラボッシュート!」
ドドーン!
ヴァギナ「ぎゃー、死んだ」 こうして邪神ヴァギナはヘッポコの手により倒され世界に平和が訪れた。
ヘッポコは伝説となって後世へ語り継がれていくのでした。
めでたしめでたし 【リレー小説】勇者ヘッポコと冒険者ヌルスケ -完- 来週からは新番組牛丼屋のこぶとりにーちゃんがはじまります 妖婆「もうちょっとだけ続くんじゃよ?」
魔物「よ、妖婆様、生きておられたのですか!!」
妖婆「貧弱!貧弱ゥ!そんな簡単にはわしは倒せんよ」
魔物「(この人、まさか不老不死を持ってるのか?)」
魔物「しかし、ヘッポコ一行が邪神ヴァギナを倒し、天界冥界魔界を再び平和にしてしまいました、妖婆様の右腕、リコール様も倒され、打つ手がありませぬ」
妖婆「シャッシャッシャッ!ヴァギナがなんだい、いつかワシがしめてやろうと思ってたわ!しかし三つの世界が手を組むのはしゃくにさわるねぇ」
妖婆は朱色のソファに腰かけるとゆっくりと銀色のパイプをくわえると不思議な香りのする煙を燻らせはじめた
妖婆「そういやぁ、あいつは元気にしとるかの?!パズスは!」
魔物は顔色が変わった
魔物「『パズス』様でございますか!?天界魔界冥界最上位牢獄に封印されておりまするが」
妖婆「暴帝パズス、この世の『暴力』の皇帝だよぉ!あいつを脱獄させるんだよぉ!」
魔物「妖婆様!正気でございますか?!魔王様、冥王様、ゼウス様で封印した最上位牢獄を開けると言うのですか?!」 牢番「大変だー!」
老婆「なんじゃ騒々しい」
牢番「パズス様が脱獄しました!」
老婆「なんじゃとー!」
牢番「巡回中にイナゴの群れが鍵穴から飛び出し、牢の中はもぬけの殻に」
魔物「これは大変な事になりましたな」
老婆「いや、牢を開ける手間が省けて、かえって好都合じゃ」 魔物の肩にイナゴが一匹とまっている
老婆「おい、肩に虫がとまっとるぞい」
魔物「あ!ほんとだ!」
魔物はイナゴを叩き落とすと、叩いた手のひらから大量のイナゴが舞い上がった!!
魔物「うぉ!これは!」
老婆「来てたのかい、パズス」
イナゴが輪を書いて飛び回りやがて炎のように燃え上がるとその中から翼のはえた美女が現れた
パズス「やっと、脱獄できましたわ」
魔物「パズス様!ご無沙汰であります!」
老婆「シャッシャッシャッ、よくあの神と魔の牢獄から出れたものよのぅ、さすがは『魔神』『暴帝』と呼ばれた女よ」
パズス「おばあ様、お久しぶり、牢獄の兵士は全員燃やしてやったわよ?私を取り押さえようとしたからね?」
魔物「あ、あそこの兵士たちは一人一人が神官クラスの強者!さすがでございます」 魔物は見逃さなかった。
飛び交うパズスの股関に揺れる金玉を
魔物「あーっ!男だぞ!」
パズス「ギロッ!」 魔物「こいつ!男だぶぶっ!モガッ!」
ブゥ〜ん
パズスは耳障りな羽音をたてながら魔物にまたがった。
ピとっ
魔物「ひぼほっ、ぶほっ!」
パズスの股間から垂れたシワシワの皮膚に口を塞がれた魔物は
ダンスをしているかのように暴れ、そして動かなくなった。 ヘッポコが使用したテラボッシュートの代償として
外の世界と中の世界の境が薄くなってしまった。 みんな外の世界での姿に近いものになってしまった。
パズスは中の世界では魔法が使える美女だが、外の世界ではただの女装趣味のおっさんである 滅びの技テラボッシュート、それは忘れられた禁断の呪文。
魔王も冥王も神もみな弱体化してしまった。 ヘッポコは禁術を使った罪で共犯扱いのロコもろもとも
力を奪われ外の世界に追放された。 ヘッポコはネカフェでドラゴンボール一を気読みしていた。
ヘッポコ「いやあ面白かった、鳥山明って天才だろ」
そう言いながらブルマのページを見ながら金玉を弄くった
ヘッポコ「オレも、あんな世界で冒険してみたいもんだな…」
ピューン
ヘッポコ「あ、流れ星だ!」
キラッ
ヘッポコ「ドラゴンボールになりたい! ドラゴンボールになりたい! ドラゴンボールになりたい!」
スッ…
ヘッポコ「ふう、なんてな」
『願いは叶えてやった
ではさらばだ』
ヘッポコ「えっ?」 念願の魔神ブーになれたぞー!
と思いきや
魔神プーというパチモンだった。 ピッコロ「キサマ、そこで何をしている?」
魔神プー「うわっ、ナメック星人!」
ピッコロ「何をしていると聞いている」
魔神プー「俺はヘッポ…いや、魔神プー。世界を救う者だ!」
ピッコロ「嘘をつくな、その禍々しい姿…キサマは魔族だな」
魔神プール「うるせー!くらえっ」
ブォーッ!
魔神プーの強烈な放屁によって巨大なクレーターが出来た
ピッコロ「ぐっ、なんて破壊力の屁をしやがる」
魔神プー「へっへーん」 魔神プーさん「おれは、魔神プーさん!最強の魔神であるぞ!」
ピッコロ「このやろう!」
その瞬間!地面が割れ、また新たな世界との境目が現れた!!!
魔神プーさんはその穴に落ちていった!!!
プーさん「おれはまた転生されてしまうのか?!」 気が付くとそこは飼育場だった。
プーさんはパンダとして新たな道を歩むのだ。 プーさんはパンダに転生したことで知能も自我もなくなった プーさんは笹にハチミツを塗って食べていた。
しかし、ボスパンダがそれを奪った。
ボスパンダ「おう、それ旨そうだな。オレによこせや」
プーさん「わっ、ハチミツ泥棒!」 ロビンはイチモツでプーさんの頭を叩いた。
すると、プーさんの頭が割れて中からヘッポコが出てきた。
ヘッポコ「はー、びっくりした」
ロビン「プー!?」
ピグレット「ど、どど、どうしよう」 ピグレットは更にヘッポコの頭を石でかちわった!
ヘッポコは吹き飛び転げ回る!
ロビンも石を持ち、ヘッポコの頭を滅多うちにする!
ティガーはこん棒でヘッポコの頭を滅多うちにした! ヘッポコ「ギガボッシュート!」
しかしヘッポコの声は虚しくこだまするだけで何も起こらなかった・・・。 ヘッポコ「け、ケンやないかい!」
イーヨーはこん棒でヘッポコの顔面をフルスイングで強打した!
ゴギッ!
ヘッポコ「ぶべ!!!!」
ヘッポコの頭は陥没した
イーヨー「こいつの中身はプーさんのはずだよ!中身を取り出すんだよ!」
ティガー「どうすれば中身を出せるんだい?」
ヘッポコはプーさんの仲間たちに引きずられケンの横に吊り下げられた ヘッポコ「何だこの世界は…オレの知ってるプーさんの世界じゃない」
オウル「こいつは悪魔じゃ!」
ピグレット「プ、プ、プーを返せ!」
ズドッ
ヘッポコはピグレットにドロップキックを食らった。
ヘッポコ「ぐげっ、このままじゃ殺される」 ユズル君はネットで攻略サイトを見た。
「えーと、勇者ヘッポコと」カタカタ
ピッ
1 :屁吹けば名無し@\(^o^)/:2005/11/22(火) 02:53:41.03 ID:Vupvbd8V0.net[1/17]
攻略キボンヌ
2 :屁吹けば名無し@\(^o^)/:2005/11/22(火) 02:53:50.28 ID:SX3wgMVu0.net
2ゲットズザーーーー
3 :屁吹けば名無し@\(^o^)/:2005/11/22(火) 02:54:00.16 ID:r48pLFd6E.net
ガイシュツだろ
4 :屁吹けば名無し@\(^o^)/:2005/11/22(火) 02:54:01.53 ID:/ykHyByw0.net[1/3]
ヌルポ
5 :屁吹けば名無し@\(^o^)/:2005/11/22(火) 02:54:04.31 ID:cfExbtL40.net
ガッ
6 :屁吹けば名無し@\(^o^)/:2005/11/22(火) 02:54:25.09 ID:4m/cOcQ10.net
今北産業
「何もない…ダメだこれ」パタン
ユズル君はノートパソコンを閉じた。 ユズル君「やったーついに見つけたぞ!
これを、こうして…どうだ!?」
ヘッポコ「今ここにwwwwwwwwwww最強のwwwwwwwww俺w様w光w臨wwwwwwwww
食らえwwwwwwwww必殺wwwwwwwwwww
グwラwンwドwクwロwスwwwwwwwwwwwwwwwww」
う
は
w
w
w
お kw w w w w w w
w
w
w
w
w
ピグレット「ぎゃーーーーーっ!」
ティガー「おほほーーーーっ!」
オウル「ウボァーーーッ!」
イーヨー「あばばばばばばば」
ロビン「死ーーーーーん」
邪悪な絵本の住人たちは消え去った。 しかし騒ぎを聞き付けたやきうのお兄ちゃん達にリンチを受け殺された。
やきう「ヘッポコなんて頼りにならん、世界を救う勇者はユズル…お前や!」
ユズル君「ふぁっ!?」 ピグレットはなんとか虫の息でユズルの足元にすがり付いた
ピグレットの顔はぐちゃぐちゃである
ユズル「ひ、ひい!!!」
やきう「このバットでこいつを打ち砕け!絵本の住民を消し去るのだぁ!」
ユズルはバットでピグレットを滅多うちにした!
ピグレット「ばべ!ぶべら!はべ!」 名前:ユズル
性別:おんな
称号:ま〜ん(笑)
レベル:1
HP:15/15
MP:0/0
持ち物:くたびれたTシャツ、パジャマのズボン、下着一式、ウィスキー
お金:0G 【ピグレット】
豚
ピンク色
戦闘力1
持ち物こん棒
仲間を呼ぶ ピグレットは仲間を呼んだ。
ドブネズミが現れた!
イタズラもぐらが現れた!
ユズル「あわわわ…」 あなたは 死にました。
─────────────────────
ユズル「ちぇーっ、せっかく転生したと思ったのに…。あんなに弱くちゃ話にならないな」
そういうとユズル君はヘッポコのデータをロードした。
─────────────────────
絵本の住人を退治したヘッポコ君は、モンスターを退治してさらなるレベル上げに励みました。
ヘッポコ「何があるか分からないからな、レベル上げだけはしておこう」 名前:ヘッポコ
性別:男
レベル:2
称号:自称勇者
職業:無し
HP:15/19
MP:103/153
もちもの:ブリーフパンツ、タンクトップ、勇者なりきりセット、ヒロポン、大麻
お金:20G ゲリーマシン2号「ガガガ、ピー…」プシュー
ヘッポコ「よし、今日はこんくらいにして飯にするか」
ララ「お疲れ〜ちょうど夕飯の仕度ができたよ」
ヘッポコ「お〜いい匂いだな、今日はなんだい?」
ララ「トロールの煮込みだよ」 ヘッポコ「ぬわーーーっ!」
ヘッポコは目を覚ました。そこは檻の中だった。目の前にはケンの死体がぶら下がり、周りには邪悪な絵本の住人達だったものが散乱していた。 ヘッポコ「ケン!!!ケン!!!ちくしょう!誰がこんな目に遭わせたんだ!」
虫の息でイーヨーがいい放つ「邪神……邪神……ゲリーゴッド………」
ヘッポコ「ゲリーゴッドだとぉ!!!!???」
ティガー「ぼくたちも…操られていた…」
ピグレット「絵本の住人の魂を…勝手に塗り替え邪悪にする…」 そこへ糞だらけのぬいぐるみが現れた。
プー「こんにちは、どこかの誰かさん」
ヘッポコ「オマエはプーさん!?」
プー「ボクの友達にこんな酷いことをしたのは君かい?」
ヘッポコ「い、いや、仕方なかったんだよ」
プー「大丈夫、君が忘れてもボクは覚えてるから」
ヘッポコ「へ!?」
プー「はい、ゲリー様。こいつを排除します」 「邪悪なぬいぐるみめ!」
ヘッポコはプーさんに火をつけた
「暖かい炎こんにちは」
プーさんはあっという間に火が燃え広がって消えた
「早く元の世界に帰りたいなぁ」
そしてヘッポコは100エーカーの森を歩き出した ゲリーゴッド「ヘッポコよ…貴様か??テラボッシュートなる奥義でこの世の境目をあやふやにしたのは?」
ヘッポコ「いかにも!ここはどこなんだ?!俺たちのすむ、魔法の国はどうなった?!トロールのむらはどこだ?!」
ゲリーゴッド「お前の存在は『有る』と『無い』のはざまにいるのだ、お前のいる世界はここであり、ここでない」
ヘッポコ「どうゆうことだ?」
ゲリーゴッド「つまり、この星にはいくつかのパラレルワールドが存在している、その狭間をお前の魔術でぐちゃぐちゃにしてしまった」
ゲリーゴッド「ゲームで言うならばバグった世界に落ち込んでしまったのだ」 ヘッポコ「うるせー、俺を元の世界に戻せ!くらえ、テラ・ボッシュート!!」シューーーー
プスン…
ゲリーゴッド「無駄だ…本来、魔法とは五大元素…火・水・雷・風・土の精霊たちの加護によって発動されるものじゃ。
この世界の理もしらぬオマエの呪文、この地の精霊にはオマエの言葉など届かぬわ。
むしろオマエを異物と判断し、排除しようとしておるくらいじゃ」
ヘッポコ「なんだってー!?って、難しい話はやめてくれよ」
ゲリーゴッド「……。」
ヘッポコ「こうなったら魔法なんかに頼らずに、コブシでわからせてやるぜ。
この世界に来てだいぶレベルも上がったからな!」
ゲリーゴッド「愚か者め」 「デブ's ダイエット!ビフォーアフタ!ビフォー!」
ゲリーゴッドが呪文を唱えた
「ぐわぁ!お、重いっ何だこりゃ!」
ヘッポコは急に地面に倒れこんだ
「フフフフフ、重力魔法を使えるのが貴様だけだと思ったか?」
「うあぁ、まるでデブ女が上に乗っているみたいだ」 「うるせーっこのクソカスポンコツ野郎がぁーッ」
グワシャァッ
ゲリーゴットは突然現れたユズルに斧で頭をかち割られて死んだ。 ヘッポコはゲリーゴッドの屍の中から奇妙なカギを見つけた。
ヘッポコ「ややっ! これは元の世界に帰るカギに違いない」
そうしてヘッポコは100エーカーの森を探索することにした。 エーカーの森のなかの川にかかる橋からへっぽこはうなだれて川の流れを見ていた
ヘッポコ「もうだめだ、疲れたよ」
すると、川のなかに黄色い熊の影が現れた
黄色い熊「なにもしないことは最高の幸せを運んでくるんだよ」
ヘッポコ「な、なにもしないことがか?!」
黄色い熊「うん、ぼくもなにもしないから幸せだよ」
ヘッポコはなにもすることをやめてハチミツをなめながらのんびり空を眺めることにした 「さっさと動け肉饅頭がッ!」
ドボォーン!
ユズルはヘッポコを川に蹴り落とした。 ヘッポコ「熊さん、君は何をしているんだい?」
黄色い熊「僕は、何もしていないをしているのさ」
ヘッポコ「熊のおバカさん」
黄色い熊「フフフフ」
ヘッポコと黄色い熊は、幸せそうな表情を浮かべながら川を流されていった。
ヘッポコ「LOVEって、どうやって書くんだっけ?」
黄色い熊「書くものじゃないよ。愛は感じるものだよ」
ヘッポコ「ははは、君は素敵な事を言うんだね」
すると突然、二人の前方に大きな滝が現れた。 ヘッポコ「とう!」
ヘッポコは黄色い熊を滝の方へ蹴りつけた!その反動でなんとか川のはしにある茂みをつかんだ!
黄色い熊「な、何をするんだい?!」
ヘッポコ「弱肉強食じゃあ!!!俺はお前より強く、賢かった!それだけのこと!愛はな、感じるんじゃねえ!つかみとるんだ!」
黄色い熊「あああ!!!!」
黄色い熊は滝にのみこまれていった 黄色い熊は風船をもって滝から浮き上がってきた!
黄色い熊「風船は持っているだけで幸せになれるんだ」
ヘッポコ「貴様ぁ!!!所詮、絵本のなかの住人の癖に!偉そうに!」
ヘッポコはつたを引っ張り陸地にかけのぼると『弓と矢』で黄色い熊を狙う
ヘッポコ「なにもしないがしあわせだとぅ?!」
ヘッポコの頭の中は昔を思い出していた
学校では勉強をなにもせず零点だらけ
運動も怠けてやらず体育も落第点
もちろんそんなやつがモテるわけもなく女とキスもしたこともないのだ
体はダルダルに太り、まさになにもやって来なかったことが目で見てわかるほどだ!
ヘッポコ「てめぇ、なにもしない俺が幸せに見えるか??」 黄色い熊「うん、幸せそうだよ」
その言葉を聞いたヘッポコの怒りは頂点に達した。 ヘッポコは黄色い熊の鼻にカギを差した。
カチャッ
なんと、黄色い熊の腹が割れて扉が現れた。
「こんなと所にあんたんかい」
そういうとヘッポコは熊の腹に現れた扉に入った。 レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。