「もう上海は駄目だ。広州に移り住もう」
恋人のシューフェンを抱きながら、ハオは言った。
「広州へ行ってどうするの? 仕事は? あっちに知り合いでもいるの?」
「知っての通り、俺の生まれはド田舎の村だよ。他のどの町へ行ったって知り合いも親戚もいない」
「じゃあ……」
「散打をやる。俺が強いのは知ってるだろう? チャンピオンになってお前に綺麗な服を着せてやる」
「何甘いこと言い出してんの!?」
「これはチャンスだと思うんだよ。神様が俺に散打をやれと告げているんだ」
そう言いながらハオはシューフェンに挿入した。
「バっ……! バカにも程がある……っ! ハオ……! ハオ! ハオっ!」