0008創る名無しに見る名無し垢版 | 大砲2018/11/09(金) 01:31:30.85ID:Wy/L+TTt 「ここに立ってな」 崩れそうな無縁仏の前で僕にそう命じると、ママは森の奥へと一人で歩き出した。 樹の上でカラスどもがうるさく鳴いていた。寒い風が一層僕を心細くさせた。 ママはそれきり戻って来ないと思わせといて直ぐに戻って来た。手に誰かの骨を持って。