僕はなんてバカなんだろう
切ろうとしているのが蒲鉾原だったら大暴れしてでも逃げ出すところなのに
天麩羅崎さんに切られるなら本望とでも言うように身を預けきってしまった
しかもあくまでも対象物が動かないようにというだけの意味であろうとも、彼女の白い手が僕のアレをしっかりと掴んでいるのだ
とはいえ、なるべく気をやらないように頑張った
僕の息子は皮がたくさん先っちょに余っている
ただ、スタンドアップしてしまうと当然のこと、亀さんの頭が切られてしまうことになるのだ