なかなか新章が始まらないので俺が勝手に始める事にしましょうw

西暦20XX年。
愛知県岩倉市東町。
平和なこの街を突如次元振動が襲った事からこの物語は始まる。

巨大な揺れは徐々に強さを増し、地面は割れ、耐震強度の高い建物も簡単に倒壊し、いつまでもやまない揺れに、人々はパニックになって逃げ惑う。
一際大きな揺れの後に、岩倉市の上空に巨大な城が現れた。

驚いて空を見上げる人々に、空から今まで聞いた事もないような不快な音楽が鳴り響いた。

「かーんjyO−せんおーみーおろSIてー、どーはんそーはんなんのそのー、KIっとーさいごはだいだんえー」

あまりの深い音に人々は頭を抱えて苦しみもがき、倒れ伏して発狂ししてしまう。
30秒ほどその不快音が響いた後、空に浮かぶ城の後ろに、巨大なサングラス姿の男が姿を現した。

「日本の諸君、私は日本人殲滅次元組織死ね死ね団の団長、ネオ・ミスターKだ。私はこれから諸君ら日本人を一人残らず、この地球上から消し去ろうと思う。
諸君らが如何に抵抗しようとも、それは無駄にすぎない。苦しみ、もがき、死んでいってくれたまえ。
我々の力を示すために、諸君らには多少準備する時間を与えてあげよう。存分に準備し、そして恐怖を味わってくれ。」

男は一方的にそう宣言すると、その姿を消した。


この事態を受け、日本政府は非常事態宣言を発令。
岩倉市一帯の住民を緊急避難させ、警察に死ね死ね団の城への対処を命じると共に、自衛隊の出動を検討し始めた。
だが、現行の日本の法律では、死ね死ね団の城に対し、自衛隊を出撃させる事の出来る法律は存在せず、自衛隊にはただ手をこまねいている事しかできない。
一応戦闘ヘリ等の一部の兵器が自衛隊から警察へ貸与されたが、巨大な死ね死ね団の城に対しては、あまりにもそれは非力に見えた。

そして日本が話の包囲が終わったのを見越して、死ね死ね団の城から恐るべき殺しの僕が投下されてくる。