『ア・イ・シ・テ・ル』

…奴は確かにそう書いていた。
俺たちの間を木の葉がゆらゆらと落ちてゆく、
俺は、その文字をまじまじと眺めながら
相棒に尋ねた。

『こりゃ何の暗号だ?ん?』

気づいてしまったのだ、これは日本という
小さな島国や四千年の歴史を持つ中国の漢字
それの部首に似ていると言うことに。

ガサッ!!

>>37『誰だ!?』