高考は1952年に初めて実施された。
その後、毛沢東が主導する文化大革命の方針により1966年から1976年まで中止されていたが、毛沢東が死去した翌年の1977年に再開された。

受験生は志望校や専攻を優先順位をつけて複数申し込むことができるが、大学や専攻ごとの試験は原則行われず、この高考の試験結果のみで合否が判断される。

試験期間中、親は受験生を送迎するのが通例となっており、会場となる高校は親をはじめ多くの人でごった返す。会場周辺は交通整理され、一般人は交通機関の利用を自粛する雰囲気もある。
テレビでも、受験前の願掛けをする親や、試験後の受験生のインタビューなどをこぞって取り上げる。
インターネットで各校の合格点を発表したり、どこに出願すべきかをアドバイスする受験産業も盛んである。