ここにも書いてあるな

https://ascii.jp/elem/000/001/818/1818008/index-2.html
> Linux/Unixで一般的なNFSを使わなかったのは、9Pが
>疑似ファイルシステムなどもサポートできたこと、
>ファイル共有プロトコルとしては軽量だったことが理由と考えられる。

> そのソースコードの由来はともかく、マイクロソフトはWSLで
> 9Pプロトコルを扱えるようにした。また、/initプロセスで
> 9Pファイルサーバーを動作させるように改良した。これにより、
> WSL側は、VolFs(ルートディレクトリ以下)や/proc、/sysなどの
> 特殊ファイルシステムを含めて、Win32側からアクセスを可能にした。


このリンク先に有る図の構成は、おそらくWSL2でも近い形で流用されるのだろう。
この9Pサーバーを実現したことが、WSL2での開発の流れにつながってるのだろう。

> Win32側は、9Pプロトコルのクライアントをリダイレクタードライバーとして実装した。
>これは、C:\windows\system32\driversにある「p9rdr.sys」が対応している。
>このp9rdr.sysは、リダイレクタードライバーとして組み込まれ、ネットワークフォルダーに「wsl$」ホストを見せるようになっている。
>
> p9rdr.sysと/init(9Pサーバー)の間は、AF_UNIXによるプロセス間通信を使う。AF_UNIXは、
>ソケット(バークレーソケット)を使う場合に同一マシン内のプロセス間通信に使う
>「アドレスファミリー(Address Family)」である。これは、Windows 10 Ver.1803(RS4)で
>Windows側とWSLに実装された機能だ。このときには、何に使うのかが見えていなかったが、
>実はこうした用途が想定されていたというわけだ。

いろいろつながってるよね。