http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1202/17/news04.html

 米Microsoftは「Windows 8」β版の公式リリースに向けた準備を進めているが、Windows 8で対応するハードウェアの仕様から
Linuxが除外されるという情報をめぐり、非難の矢面に立たされている。

 「Secure Boot」は、OSの最もベーシックな要素が立ち上がるよりも早く、最初に読み込まれるマルウェアを食い止めるための
機能だ(関連記事:IT管理者が知っておくべきWindows 8のブート、仮想化、管理機能)。これは、OSから身を隠してしまうため
検出や削除が最も難しい種類のマルウェアであるrootkit対策で特に役立つだろう。

 米Red Hatと米Canonicalは2011年10月、Windows 8向けのハードウェアスペックに対して懸念を表明するホワイトペーパーを
まとめた。Linuxコミュニティーはこの要件を問題にし続けており、Microsoftが競争相手を締め出す狙いで再びかつての不当な
やり口に出たと主張する。

 Microsoftはコメントを避けている。UEFIファームウェアの開発を率いる米Intelも同様だった。仕様を策定した業界団体のUEFI
Forumにもコメントを求めたが返答はなかった。