競輪に関係する自治体職員が車券を購入することを禁じた自転車競技法に違反したとして、大分県警別府署が愛知県豊橋市の職員2人を大分地検に同法違反容疑で書類送検していたことがわかった。4日付。

 関係者によると、2人は豊橋競輪場の事務所で勤務していた2019年7月、視察で訪れた別府競輪場であった大会で車券を購入した疑い。おおいた市民オンブズマンが昨年、別府署に告発状を提出していた。

 自転車競技法は、競輪に関係する自治体職員は車券を購入することを禁止している。違反した場合は100万円以下の罰金が科せられる。

 豊橋市人事課は「事実関係を確認し、検察の対応を踏まえて処分するかを決める」としている。