ライバルはジムニー!? タフト・ クロスフィールドVer.の詳細

1/13(水) 21:13配信
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GQ JAPAN

16インチのタイヤは、横浜ゴムのオフロード用。

新型コロナウィルス感染拡大に伴いカスタマイズカーの祭典「東京オートサロン2021」(千葉県・幕張メッセ)は中止されたものの、出展予定だったダイハツは、4台のカスタマイズカーをメディア向けに同社東京支社(東京都中央区)で披露した。軽クロスオーバーの「タフト」をもとに、オフロード性能を高めた「クロスフィールドVer.」を紹介する。

【写真を見る】タフト・ クロスフィールドVer.の詳細(34枚)標準車との違いもチェック
悪路走破性が向上

ダイハツは、昨年の東京オートサロンの会場で、「タフト」のコセンプトモデルを発表した(当時の名称はTAFTコンセプトだった)。その後、夏から正式に販売が始まった。

今回発表された「クロスフィールドVer.」は、タフトの“タフ”なイメージを、さらに高めているのが特徴だ。

足まわりは車高調整式サスペンションに換装され、最低地上高をアップ。タイヤは165/65R15から175/80R16にインチアップするとともに、オフロードタイプに変更された。

ボディカラーは鮮やかなレモンスカッシュクリスタルメタリックだ。開発を手がけたダイハツ工業デザイン部第1デザイン室の米山知良氏は「タフトは、『フォレストカーキメタリック』などのアースカラーを押し出していますが、レモンスカッシュクリスタルメタリックのような鮮やかなボディカラーが設定されているのもアピールしたくて選びました」と述べる。

外装には、ルーフ前端のライトバーやフロントのグリルガード、ルーフラックなどを装備する。これらの専用装備は、市販品のほかに、ワンオフで製作されたものもあるという。たとえば、リアライトの破損を防ぐ、樹脂製パーツがそれだ。

「反響があれば、(各パーツの)市販化も検討します」と、米山氏は話す。

以前にも、東京オートサロンでの反響が大きかったので市販化されたアフターパーツがあったという。「すでに『トール』などに設定されているホワイトのシートカヴァーは、東京オートサロンでの評判がいいので市販化されました。当初『白は汚れが目立つから敬遠されるのでは?』と、思っていましたが、想像以上に高評価をいただきました」。

欲しいパーツがあれば、声を大にしてダイハツに要求すべし!