リオデジャネイロ五輪柔道男子73キロ級金メダルの大野将平(26=旭化成)が12日、インスタグラムを更新し
「来年度の中学三年生向け道徳の教科書に掲載される事になりました!」と報告した。
教科書は光村図書出版株式会社が編集・発行したもの。リオ五輪の会場で畳に深々と頭を下げる大野の写真とともに、
紳士的な行動をたたえる内容を掲載している。
大野は同五輪で初戦から金メダルを獲得した決勝戦まで派手なガッツポーズを決めることなく、最後まで対戦相手に敬意を
払う姿勢を貫いた。「柔道家の模範」として世界中から喝采を浴びたが、教材としてもふさわしいと判断されたようだ。

リオ五輪柔道金 大野将平が中学校の教科書に
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/1154530/

9月の柔道の世界選手権で初優勝した57キロ級の芳田司らコマツに所属する女子日本代表のメダリスト3人が12日、東京都内で行われた
報告会に参加し、昨年大会の決勝で敗れた悔しさを晴らした芳田は「今年は絶対に金メダルを取ると思い、最後まで全力で闘えた」と語った。
立ち技、寝技ともに隙のない闘いぶりで一皮むけた姿を示した。11月のグランドスラム大阪大会を制すれば全日本柔道連盟の基準を満たし、
東京で開催される来年の世界選手権代表に決まる。「うかうかしていられない。確実に優勝できるよう準備したい」と気を引き締めた。
63キロ級で惜しくも2位だった田代未来は「最後に弱さが出た。課題が明確に分かったので、気持ちはもう前を向いている」と意欲をかき立てた。
70キロ級で3位の大野陽子も「結果は悔しいものだった。次につなげられるようにしたい」と巻き返しを期した。

初Vの芳田司「全力で闘えた」 コマツ勢、世界柔道の報告会
https://www.sanspo.com/sports/news/20181012/jud18101219570001-n1.html