●ラオウは「天狼の星が赤く」と言っているが、これは興味深い現象だ。
少なくとも紀元前11世紀〜後2世紀の間、青白いシリウス(天狼星)が赤く見えた事がある。
原因として考えられる可能性は3つ。 ラオウが見たものも下記3つの内のいずれかだろう。
@星間分子雲(宇宙空間に漂うガスと塵の雲)がシリウスと地球の間を通過した為に赤く見えた。
A双子星シリウスは実は三重連星で、シリウスCがシリウスAに近付いたら重力の影響でガスが噴き出し、
星間分子雲がかかった様にある時期だけ赤く見えた。
BシリウスBが赤色巨星となって、地球から見ると赤い色が遥かに強く、1つの赤い星の様に見えた。
●「リュウオウの子孫がカイオウ、ラオウ、トキ。シュケンの子孫がヒョウ、ケンシロウ。ケンシロウに子供が居ないから、
ラオウの子リュウが北斗神拳正当継承者扱いだが、リュウオウの子孫だからダメだ」という北斗ファンがいたんだけど、
拳志郎も「リュウオウ系の証である痣」あるけど北斗神拳伝承者になってるから大丈夫だよ。
シュケン系とリュウオウ系はいわば「二大北斗宗家」で、一時はトキに伝承者が決まりかけた事もあったし。