9月の世界選手権で初出場優勝を果たした52キロ級の18歳、阿部詩(兵庫・夙川学院高)は「調子はいい。いいパフォーマンスを見せたい」
と元気に意気込んだ。
阿部は、男子66キロ級世界王者で兄の一二三(日体大)とともに23日の第1日に登場。この日は約2時間、鋭い目つきで体を動かし、
得意の袖釣り込み腰や接近戦での足技などを確認した。兄とのきょうだい優勝へ「お互いに刺激し合って頑張りたい」と必勝を期した。
70キロ級で2年連続世界一の新井千鶴(三井住友海上)や57キロ級で初の世界女王となった芳田司(コマツ)らも好調ぶりを示した。
世界選手権覇者は今大会で優勝すれば来年の世界選手権(東京)代表に決まり、新井は「チャンスをものにする。やってきたことを目の前
の相手にぶつけたい」と闘志をたぎらせた。

阿部詩、連覇へ意気込み「調子いい」 GS大阪大会23日開幕/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20181122/jud18112215460003-n1.html

世界選手権女子52キロ級優勝の阿部詩(兵庫・夙川学院高)ら日本女子代表が会場内の道場で練習を公開した。阿部は男子を相手に激しい打ち込みや
投げ込みを重ね、「強い覚悟と絶対に勝つという執念を持ってやっていきたい」と抱負を語った。
世界選手権覇者が今大会でも優勝すれば、来年8月開幕の世界選手権代表に決まる。阿部は東京五輪選考レースを思い描き、
「ここで勝って、やっとリードできる」と闘志を燃やした。 
女子52キロ級は世界選手権銀メダルの志々目愛、ジャカルタ・アジア大会優勝の角田夏実(ともに了徳寺学園職)と実力者がそろう。4月
の国内大会で阿部と志々目を破って優勝した角田は「思い切りやれば、結果は後からついてくる」と意気込みを語った。

阿部詩「絶対に勝つ」=23日、GS大阪開幕−柔道女子
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018112200982

国際柔道連盟(IJF)が、2019年に日本で行うグランドスラム(GS)大会をことしに引き続き、大阪市の丸善インテックアリーナ大阪で開催する方針で
あることが22日、分かった。例年会場としていた東京体育館が20年東京五輪に向けて改修中で、来年も使用できないため。
GS大会はIJFが主催する「ワールドツアー」の一つで、世界選手権、マスターズ大会に次ぐ3番目の格付け。ことしの大会は「GS大阪大会」
として23〜25日に実施される。

GS大会は19年も大阪で開催の方針 東京体育館改修で2年連続/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20181122/jud18112219050004-n1.html

2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は22日、各競技の会場や設備、運営体制などを確認するテスト大会の日程のうち
20大会について公表し、柔道は19年8〜9月に行われる世界選手権(日本武道館)となった。
バドミントンは19年7月のダイハツ・ヨネックス・ジャパン・オープン(武蔵野の森総合スポーツプラザ)、トランポリンは同年11〜12月の
世界選手権(有明体操競技場)。陸上は20年5月に海外選手も参加して新国立競技場で行われる「東京チャレンジ陸上2020(仮称)」。
テスト大会は20年5月までに56大会が予定されている。

19年世界柔道などテスト大会=東京五輪
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018112200794