柔道のグランドスラム(GS)パリ大会に出場した日本代表が12日、羽田空港に帰国し、世界選手権2連覇中で男子60キロ級を制した高藤直寿(パーク24)は
「勝って当たり前。そのために準備をしっかりしてきた」と強気に言い放った。
昨年11月のGS大阪大会で初戦敗退しただけに「評価を取り戻せた」。世界選手権東京大会(8〜9月)代表最終選考会を兼ねる全日本選抜体重別選手権
(4月、福岡)に向け「しっかり優勝して他の選手を黙らせる」と自信たっぷりだった。
男子73キロ級で元世界王者の橋本壮市(パーク24)は右目の視力が急落した影響が懸念されたが、見事に優勝。「この勢いを止めずに頑張りたい」と充実の
表情で意気込む。2016年リオデジャネイロ五輪3位で女子48キロ級を制した近藤亜美(三井住友海上)は主要国際大会での久しぶりの制覇に「何より金メダルが
欲しかった。自信になった」と笑顔だった。
日本男子は7階級のうち優勝は2人と厳しい闘いだった。井上康生監督は「世界中で強さの格差がなくなっている。全ての選手に競り勝つ技術、体力、精神力が
必要だ」と気を引き締めた。

高藤、全日本選抜体重別選手権に自信「優勝して他の選手黙らせる」/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20190212/jud19021219140005-n1.html

全日本柔道連盟は12日、五輪2連覇を誇る故斉藤仁氏の次男で100キロ超級の斉藤立(東京・国士舘高)、1992年バルセロナ五輪覇者の
古賀稔彦氏の次男で60キロ級の古賀玄暉(日体大)が負傷のため、欧州オープン(16、17日・ローマ)を欠場すると発表した。
斉藤は9日に「右脊柱起立筋損傷」で約2〜3週間の加療を要すると診断。古賀は1月30日に左肩を亜脱臼したという。
女子78キロ超級の秋場麻優(環太平洋大)は体調不良のため、16日の欧州オープン(オーベルバルト=オーストリア)を欠場する。

斉藤立、古賀玄暉が欧州オープン負傷欠場/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20190212/jud19021219460007-n1.html

柔道女子57キロ級の2012年ロンドン五輪金メダリストで7日に現役引退を表明した松本薫さん(31)が商品開発など運営に携わるアイスクリーム店が12日、
東京都内にオープンし、松本さんも白色の制服姿で店頭に立った。
「食材一つ一つにこだわり、(アスリートも)毎日食べられるアイスを目指した」とカロリーなどに配慮したこだわりの商品。2020年東京五輪・パラリンピックの
訪日客も見込み、「世界中の皆さんに笑顔になってもらいたい」とアピールした。

松本薫さんのアイスクリーム店がオープン「世界中の皆さんに笑顔になってほしい」
https://www.sankei.com/sports/news/190212/spo1902120025-n1.html