全日本柔道連盟会長で国際柔道連盟(IJF)の山下泰裕理事(60)が14日、来年1月から採用される新ルールを歓迎した。
合わせ技一本の復活などの変更を4日にIJFが発表。「日本が勝ちすぎ、という風潮があったので、マイナス方向の動きがあるかと心配したが、全
くなかった」という。今年から「有効」廃止などを導入し一本の価値を高める流れにあり、20年東京五輪まで続く見通し。「投げ技一本の価値、
ハッキリした勝敗を重視する流れは予想以上だった」と感想を述べた。

全柔連・山下泰裕会長、新ルール歓迎「マイナス方向の動きがあるかと心配したが全くなかった」
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20171115-OHT1T50041.html

全日本柔道連盟の山下泰裕会長が、無差別の世界選手権(マラケシュ)視察を終えて羽田空港に帰国し、今月初旬に国際柔道連盟(IJF)が発表した20年東京五輪で
採用される新ルールについて「日本にマイナスになる動きを心配していたが、全くなかった。はっきりした勝敗を大事にしている(ルール)」との見方を示した。
今年の試験導入では廃止された技あり2つによる合わせ技一本が復活するなどの変更点があった。世界選手権については、初優勝した女子の
朝比奈沙羅(東海大)について「頑張った。気力も充実していた」と称えた。

山下会長、20年柔道新ルールに見解「マイナスはなかった」
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/11/15/kiji/20171114s00006000295000c.html