強迫的性行動症の診断基準には、次のような6つの項目があります。

(1)強烈かつ反復的な性的衝動または渇望の抑制の失敗
(2)反復的な性行動が生活の中心となり、他の関心、活動、責任がおろそかになる
(3)性行動の反復を減らす努力がたびたび失敗に終わっている
(4)望ましくない結果が生じているにもかかわらず、またそこから満足が得られていないにもかかわらず、性行動を継続している
(5)この状態が、少なくとも6カ月以上の期間にわたって継続している
(6)重大な苦悩、および個人、家族、社会、教育、職業、および他の重要な領域での機能に重大な問題が生じている