安倍さんは歴代最長政権を維持されたわけですが。それでも8年未満。
例えばアメリカ大統領を例に挙げると、三選禁止が憲法で定められているとはいえ、
多くの大統領が2期8年務めるので、任期8年は珍しくないわけです。
安倍さんが長期すぎるとか言うのは、本来おかしくて、他が短すぎるのではないでしょうか。

安倍内閣対しては外交面など評価できるところはあれど、
肝心のアベノミクスと称された経済政策の後遺症に今後は対処していく必要が出てこよう。
大胆な日銀の異次元緩和は円安株高を加速させた、
しかし、それがなくても円高調整と米国株式市場の回復もあって日本の株式市場はタイムラグはあっても回復していたはずである。
しかし、無理矢理なリフレ策は日銀の独立性に疑問を投げかけた。
さらに大量の国債買い入れは結果として財政ファイナンスのような格好となり、財政拡大のリスクを見えなくさせた。
その結果、コロナ禍もあって債務の急激な悪化は避けられなくなっている。
このリスクを抱えたまま、新内閣はスタートすることになる。