健康で仕事がある人たちは皆働いてるよ。
体力必要ない事務仕事できる人は少数派だし、
持病があって肉体労働ができない人は無職になるしかないじゃないか。
でなきゃ一言「老後も働け」で終わる話。生涯現役で働き続けるなら1000万どころか
当座の生活費と自分らの葬式代だけあれば貯金は限りなくゼロでいいことになる。

まずもって60歳でリタイアしたら、年金がもらえる(はずの)年齢まで5年間、収入がゼロになる。
とても「たかが1000万程度のはした金」と「お互い週2回ずつ」程度のパートじゃやっていけないよ。
65になる前に貯金尽きるわ。

あとはカネモチほど罠にハマるのが現役時代との生活レベルの落差。
もともと貧乏人なら貧乏人相応の生活のままで老後を過ごせる。
だが一方いくら現役時代に年収一億あったって、老後に年金数千万貰えるわけじゃない。
年収数千万〜1億だった人も、突然「年収300万」になるんだからね。

以前は老後資金には最低1億必要とか生命保険会社系が試算していたけど、
これは年金額を含んだもので、かつ余裕のある老後を送った場合を
想定してるんだよね。でも、絶対にそういう条件には触れないで、ただただ不安を煽っている。
なぜなら、人を不安にさせて、意味のない高額の保険に加入させてやろうという意図があるから。
日本には高額医療制度というのがあって、皆保険内であれば、どんな高額の医療を受けても、医療費はたいしてかからない。
だから、本当は民間が提供している保険サービスは
大半が無駄なんだよね。加えて、介護費用も施設の乱立による競争で年々安くなっている。
確か国の統計では60代以上の金融資産の中央値は600万円程度だったと思うけど、大半はつつましいなりにそれなりの生活をしているだろ。

一般論ではあまり意味がない。持ち家か、車を持ってるか、ローンがあるか、酒、煙草、バクチ(パチンコなど)をするか、交際範囲が広いかなどによって
大いに変わるからである。持ち家で残債もなく、酒、タバコ、バクチも一切せず質素を心掛けていけば月に20万円で済み、年金以内に納まりますよ。