https://tenshoku.nikkei.co.jp/contents/article/200124/

「キャリアのはしごを外されてしまった」という状況になってから嘆いても遅すぎて、
実行可能な打ち手はきわめて少なくなってしまうおそれがあります。
新卒入社して以来、同じ会社に勤め続けている場合など、環境が大きく変わらないまま20年以上経過して、
年齢も40歳を超えてくると、思考や行動習慣が固定してしまい、変化することが難しくなります。
「正常化バイアス」が働き、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまうようになります。
「自分だけは大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと思い込むことで問題を先送りすることになるのです。
そうやって自分を守れば守るほど、変化対応が遅れてリスクが増大することになります。
40歳からのキャリア不安に対策案を練るためには、まずは自分の中の固定観念や過去の常識を取っ払う必要があります。