ドストエフスキーのギャンブル理論は以下のようなものである

「僕は運はあるけど我慢できなくなって絶対確実な数字をつい変えてしまう」
「だから運が続かないし金がないりで不運なラウンドをしのげない」
「でも勝ち方は分かっているから、お金があれば勝てるんだ」

アンナなドストエフスキーの謎理論に納得して金を送り続けた

ドストエフスキー、いやドストで十分だ、ドストは負けを取り戻そうと必死になり、ついに無一文となった。質屋へ向かってわずかな貴重品を金に換えて粗末なアパートに帰った

ドストは自分のギャンブル理論に絶対の自信を持っていた

ドストエフスキーはルーレットで勝つことはついに出来なかったが
名作、罪と罰と、ギャンブラーなら知らぬ者はいないギャンブル小説の傑作
「賭博者」を世に送り出したのである