>>76
FW11Bの時に試験導入してたやつがライドハイト制御だけだったから
ほぼそのままか発展型というレベルじゃない?

FW11Bでは一定の成果はあったことを考えたら、システム自体に問題があったというよりは
駆動のためにエンジンパワーを食うので(ロータスのフルアクティブはそれで結構パワーロスしてたという)、
ターボ/ノンターボ混走だった88年に、決してパワフルな方ではないジャッドCVでは
デメリットしか無いってことで止めたんじゃないの。

で、おそらくは完全に止めたわけじゃなく水面下では研究は続けてたから、
システム駆動のパワーより空力を攻められるアドバンテージの方が効くという状況になった
FW14で満を持しての再登場が出来た。

初期トラブルに悩まされまくったセミオートマの方と比べると第二期アクティブは意外と壊れなかったでしょ。

知られてる限りだとプレシーズンテストでパトレーゼ車のが1回壊れて
底打ち状態で制御不能になった(パトレーゼのアクティブ不信はそのせいもあるといわれる)ってのと、
モントリオールでマンセルがセナに突っ込まれた疑惑が、
アクティブの故障で突然リアが落ちたせいっていう、確かその2回。

曖昧な記憶だともう1回くらい、パトレーゼ車が後ろが下がって変な状態で走ってたことがあったような覚えもあるが。